謹んで新春の祝詞を申し上げます。
ステップ四日市は1月4日より通常通り業務を開始しています。
本年もよろしくお願いいたします。

年末のことになりますが、12月に四日市市認知症本人ミーティング「ステップⅠ」の振り返り会を開催しました。

ステップⅠで出た意見をたくさんの人に知ってもらい、本人の声を聞き流すのではなく、具体的な活動に反映させていくために皆さんで共有します。

今回は急遽の開催とあって広く告知はできませんでしたが、認知症当事者、認知症フレンズ、認知症地域支援推進員、行政担当者など13名が参加して開催することができました。

振り返り会はアットホームな雰囲気で、様々な意見交換をすることができました。

認知症と診断されたことについて、「納得できない」、「診断されても何も変わらない」という気持ちを話してくれた当事者。
家族についても、「よく怒られるけど、怒る気持ちもわかる」といった思いも聞くことができました。

認知症当事者の困りごとについて、「慣れている道なのにいつの間にか迷ってしまう」、「しょっちゅうではないけど、たまに迷うことがある」といった道迷いの症状についての話題では、認知症フレンズから「一人で行って迷うなら、このメンバーで皆で行けばいいんじゃないか。」という声があがりました。

昨年11月から開始したステップⅠですが、私たちにとって非常に学びの多い取り組みとなっています。
今年も月に1回、ステップⅠとステップⅠ振り返り会を開催する予定です。
ご興味のある方は、ステップ四日市にご連絡ください。