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解決策を考えてくれるプロンプト

どうも、こんにちは!Stepon(@m2e70259765・ステポン)です!!

アイデア出しをするさいに大事なのが、制約条件を守ることです。予算が10万円なのに100万円の予算を要するアイデアを思いついても使えません。時間が限られているのに時間を多く要するアイデアを提案されても使えません。

今回は、こうした制約条件を加味したうえで有益なアイデアを提案してくれるプロンプトを紹介します!!

もちろん、アイデアを提案するだけでなく、なぜそのアイデアが優れているのか、利点や欠点、実行可能性などについても考えてくれるプロンプトです!

使うAIは最近何かと話題のChatGPT。無料版・有料版どっちでもOKです。

ではさっそく、肝心のプロンプトの実行例3つをさきにお見せします。


解決策を考えてくれるプロンプトの実行例3つ

ここから解決策を考えてくれるプロンプトの実行例を3つお見せします。
冒頭の課題と制約条件は、プロンプトを実行する際に打ち込んだ入力内容のことです。課題は"解決したいこと"と考えてもらって結構です。

--//実行例1ここから//--------------------
課題: 手軽に気分転換したい
制約条件: お金はかけたくない、1日10分ですませたい

  1. 5つのベストなアイデア提案:

    1. a. 休憩時間の明確化(3点): カレンダーに10分の休憩時間を明確に設定することで、日々の忙しさの中でも気分転換を図ることができる。

    2. b. モバイルアプリの活用(4点): 10分間の気分転換をサポートするモバイルアプリを活用することで、気軽に利用できる手段を提供する。

    3. c. 社内文化の改善(3点): 企業や組織が、従業員に10分間の気分転換を推奨し、サポートする社内文化を構築することで、従業員の健康と生産性の向上につなげる。

    4. d. オンラインコミュニティの活用(4点): 10分間の気分転換を共有し合うオンラインコミュニティを活用することで、モチベーションを高める。

    5. e. 家族や友人との連携(3点): 家族や友人と共に10分間の活動を行うことで、気分転換を促進し、コミュニケーションを深める。

  2. アイデアの評価:

    1. a. 休憩時間の明確化(3点): アイデアは実行可能であり、簡単に導入できるが、個々の適用可能性には制限がある。

    2. b. モバイルアプリの活用(4点): 実行可能性が高く、幅広い利用者にアプローチできるが、アプリの有用性には個人差がある可能性がある。

    3. c. 社内文化の改善(3点): 実行可能性が高いが、文化変革には時間がかかる可能性があり、一部の組織では受け入れられないかもしれない。

    4. d. オンラインコミュニティの活用(4点): 実行可能性が高く、利用者のモチベーション向上に効果的であるが、オンラインコミュニティの質によっては成果が異なる可能性がある。

    5. e. 家族や友人との連携(3点): 実行可能性は高いが、個々の状況によっては適用できない場合もある。

  3. ベストなアイデアの利点と欠点、実行可能性:

    • モバイルアプリの活用: 利点は実行可能性が高く、広範な利用者にアプローチできることです。欠点は個人差があり、すべての利用者に同じ効果が期待できないことです。

--//実行例1ここまで//--------------------

--//実行例2ここから//--------------------
課題: 休日を有効活用し、仕事のパフォーマンスをあげたい
制約条件: 体力の必要なことはしたくない、在宅で簡単にできるものが望ましい

  1. ベストなアイデアの提案:

    1. ミニプロジェクトを設定する(4点): 休日の効果的な活用と仕事のパフォーマンス向上につながる可能性が高い。

    2. オンラインコースを利用する(3点): 新しいスキルの獲得や知識の拡充が期待できるが、直接的なストレス軽減やリフレッシュには限界がある。

    3. マインドフルネスとストレッチングセッション(3点): リラックス効果はあるが、仕事のパフォーマンス向上には直接的な効果が少ない。

  2. ベストなアイデアの説明: ミニプロジェクトを設定するアイデアは、休日を有意義に活用するだけでなく、仕事のパフォーマンスにも直接的なプラスの影響を与える可能性があります。それに対し、オンラインコースは新しいスキルの獲得や知識の拡充には効果的ですが、直接的な仕事のパフォーマンス向上には限界があります。また、マインドフルネスとストレッチングセッションはリラックス効果があるものの、仕事のパフォーマンス向上には直接的な効果が少ないと考えられます。

  3. ベストなアイデアの利点と欠点、実行可能性について:

  • 利点:

    • ミニプロジェクトを設定する: 休日の有効活用と仕事のパフォーマンス向上の両方を促進する。

    • オンラインコースを利用する: 新しいスキルの獲得や知識の拡充が可能で、自己成長につながる。

    • マインドフルネスとストレッチングセッション: ストレス軽減とリラックスに効果的。

  • 欠点:

    • ミニプロジェクトを設定する: 実行に時間がかかる場合があり、ストレスを増やす可能性がある。

    • オンラインコースを利用する: 実行に費用がかかる場合があり、時間管理が必要。

    • マインドフルネスとストレッチングセッション: 直接的な仕事のパフォーマンス向上には限界がある。

  • 実行可能性:

    • ミニプロジェクトを設定する: 4/5

    • オンラインコースを利用する: 3/5

    • マインドフルネスとストレッチングセッション: 4/5

--//実行例2ここまで//--------------------

--//実行例3ここから//--------------------
課題: AIについて効率的に情報収集したい
制約条件: 課金額は月々1万円まで、平日は30分しか時間がとれない、テキスト中心で情報収集したい

  1. ベストなアイデアの提案:
    a. ニュースアグリゲーターを使用したカスタマイズされた情報収集サービス
    b. 自動要約ツールの統合
    c. 人工知能による情報フィルタリングシステムの開発
    d. 30分の制限内での情報収集の効率化
    e. 月額1万円の予算内での情報収集サービスの提供

  2. アイデアの評価:
    a. ニュースアグリゲーターを使用したカスタマイズされた情報収集サービス(4点): 効率的な情報収集を実現するが、予算内での提供が難しい。
    b. 自動要約ツールの統合(3点): 時間を節約できるが、要約の精度に課題があるかもしれない。
    c. 人工知能による情報フィルタリングシステムの開発(5点): 効率的かつカスタマイズされた情報提供が可能であり、予算内での実現も見込める。
    d. 30分の制限内での情報収集の効率化(4点): 時間内に十分な情報を収集できる可能性があるが、完全な解決策ではない。
    e. 月額1万円の予算内での情報収集サービスの提供(4点): 予算内での実現が難しいが、クラウドソーシングなどの手法を活用することで可能性がある。

  3. アイデアの説明:
    人工知能による情報フィルタリングシステムは、効率的かつカスタマイズされた情報提供を可能にし、予算内での実現も見込める。しかし、その精度や適用範囲については検討が必要である。自動要約ツールの統合は時間を節約できるが、要約の精度が問題となる可能性がある。ニュースアグリゲーターを使用したカスタマイズされた情報収集サービスは、効率的な情報収集を実現できるが、予算内での提供が難しい。30分の制限内での情報収集の効率化や、予算内での情報収集サービスの提供も有効なアプローチであるが、完全な解決策ではない。

--//実行例3ここまで//--------------------

3つめの実行例がいい感じじゃないですか?
1つめや2つめのように、課題の内容が簡単だと「でしょーね!」って解決策を提示されがちです。が、3つめは「そういう方法もあったのか!」って私自身も参考になりました。

プロンプトの使い方

このプロンプトの使い方を簡単に解説すると、課題が解決したい問題、やりたいことです。制約条件は但し書きみたいなものです。

"こういうことをやりたい。ただし、✕✕✕という条件を守って解決策を教えて!"のただし以下のことです。課題と制約条件を入力すると、解決策を5つ提案してくれます。

さらに、解決策を提案するだけでなく、なぜそれがベストなアイデアなのか、利点と欠点、実行可能性についても解説してくれます。

しかも、ただ解決策を提案するだけでなく、制約条件に則った解決策を提案してくれるのが今回のプロンプトのすぐれた点です。

無理難題すぎる制約条件を設定すると回答が渋くなることがありますが、できる限り制約条件に即した解決策を提案してくれます。

では、肝心のプロンプトは以下よりどうぞ♬

解決策を考えてくれるプロンプト

ではさっそく解決策を考えてくれるプロンプトを紹介します!

--//プロンプトここから//----------------
依頼内容: {課題}を解決するアイデアを考えてください。
制作者: あなた、ChatGPTはプロのアイデアマンです。
作業手順:
1. {課題}を解決するためのアイデアを3つ提案してください。
2. {課題}を解決する際についでに解決できたら嬉しいことを3個考えてください。
3. {課題}と{制約条件}を両立させる上で問題点があれば教えてください。
4. その問題点に疑問を投げかけてください。
5. その疑問とは何ですか?具体的に説明してください。
6. その疑問の背後にある原因やメカニズムを考え、教えてください。
7. 疑問を解決するアイデアを1つ提案してください。
8. 作業手順全体を振り返り、弁証法を活用し考え、ベストなアイデアを5つ提案してください。
9. 5つのアイデアには、実行可能性に基づいて5点満点で点数をつけてください。(例: "アイデアの内容(3点)")
10. 5つのアイデアがなぜベストなアイデアなのか、利点と欠点、実行可能性について説明してください。
課題:
//ここに課題を入力// -入力例:手軽に気分転換したい
制約条件:
//ここに制約条件を入力// -入力例:お金はかけたくない、1日10分ですませたい
--//プロンプトここまで//----------------

プロンプトの使い方

  1. プロンプト最下部の太字部分をすべて[Delete]する。

  2. [Delete]した箇所に入力例を参考に、課題と制約条件を入力する。

  3. プロンプト全体をコピーする。

  4. ChatGPT(https://chat.openai.com/)のテキストボックスにプロンプト全体をペーストする。※ChatGPTは無料版・有料版どっちでも可。

  5. 生成ボタンをクリック、ないしタップする。

ChatGPT

※ChatGPTの仕様上うまく生成されない場合がたまにあります。その場合にはNew Chatを開き、再生成を行なってください。

さいごに

最後まで本noteを読んでいただき、ありがとうございます!!
今回は、解決策を考えてくれるプロンプトを紹介しました。

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なにかご縁があったらまたよろしくお願いします!!

ではまた!!

文: Stepon(ステポン)


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