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開くな!!

小学一年生の時に体験した体験です

初めて体験した恐ろしい体験であの時になにがあったのか大人になった今でも鮮明に覚えています

その日は朝からとても寒い日で凍えながら小学校から帰宅しました

ちょうど父親が買い物に出掛けようとしていて母親と家で待っているのも退屈だったので買い物について行くことにしました

ですが期待していたゲーセンがあるようなデパートとかではなく、立体駐車場が隣接された歯医者などが併設されたスーパーでした

なんだー家で待ってればよかったなー

そー思った私は車で待ってると父親に言いました

しかしエンジンをつけっぱなしで行くわけにもいかないって言われたので

太陽の光が届く屋上に止めてもらうことにしました

辺りには2.3台くらい車があったような覚えがあります

父親「じゃあすぐ戻るから車から出ないで待っててね」

そー言うと父親はスーパーへ買い物に行きました

15分か20分か車で待ってると、することもなく退屈で車の外にでて車止めをピョンピョン飛んで遊んでぃした

すると白い車がゆっくりと通り過ぎました

すごくゆっくりした速度で中の運転手と目が合ったので今でもすごく覚えています

運転手は50代くらいの男性、助手席も同じくらいの男性でした

1人が頭が真っ白だったので鮮明に覚えています

数分するとまたゆっくりゆっくり私の前を同じ車が通り少し過ぎた所で停車して俺の方を見ながら2人でなにかを話していました

なんかあの2人変だ

直感なのか小学校の教えなのか、そー思った私はすぐに車に乗り急いで鍵を閉めてシートの下に体を埋めてじっと隠れていました

けれど外の様子が気になりそっと覗いてみると

その車は横にピッタリとくっつけて駐車してこちらを伺いながら2人が車から降りてきました

ヤバいヤバいヤバいヤバい

逃げ出したかったけれどすぐに追いつかれる!!!!

そー思った私は何度も全てのドアの鍵を確認して周りに誰かいないか確認しました

けれど辺りに人の気配はなく、体の震えが止まりませんでした

その男達はゆっくりゆっくりこちらに近づきドアノブに手を手を近づけてドアを開けようとしてきました

全てのドアのロックがかかっているのを確認した2人はなにかを話して1人が靴下を脱ぎ、財布を取り出して財布の中身の小銭を靴下に全て入れだしたんです

次の瞬間その靴下を運転席の窓に振りかざしました

ヤバい破られる!!!殺される!!!!

涙が止まらなくなり、私は何度も何度もそいつらに

やめてくださいやめてください!!

と叫んでいました

あと二回か三回かで窓が破そうになった時に異変に気付いた父親がなにか叫びながら走ってきました

その二人は急いで車に乗り猛スピードで逃げて行きました

父親が涙目でもう大丈夫だもい大丈夫だと私に言い聞かせた所で私はなぜか深い眠りにつきました

これが自分の体験した一番怖かった体験です、今でもたまにあの時窓を破られていたらと思うと怖くなる時があります

この経験をしたので自分は絶対に子供を車に残しておくことはしません

皆さんもお子様を車に残して離れる事は絶対にやめてくださいね




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