受け仕事を極力減らしてお金を生む仕事に切り替える


フリーランスで食べていくために、複数の仕事を掛け持ちしている人も多いと思いますが、今後は自分主導で利益を上げている仕事があるかどうかが課題になってきます。

実際僕もレコード会社を辞めて、1994年に法人を登記して独立した時は、元々いたレコード会社との業務提携から始まりました。
そしてその後も複数の会社から原盤制作や新人開発の仕事を請け負いながらやっていたのですが、ある時ふと気付いたのは、確かに会社を辞めて経営者としてスタートはしましたが、自ら利益を生むことができる仕事はしていないということです。

つまり、他社との提携や請け負う仕事も仕事としては確かにありがたいのですが、何時どんな理由で提携が終了するかはわからないし、請け負う仕事も他の会社や個人にいってしまう可能性は大いににあります。
よく考えたらめっちゃ不安定です。
だから自分が作ったプロジェクトなり仕事でお金を生み出すような仕組みを作らなければマズイと考え始めました。

ましてや音楽ビジネスは完全に壁にぶち当たり、大きく変わらざるを得ない状況に直面していましたから、環境の中で生き残っていく策を自らが考えるしかなかったのです。
そういう流れから、セルフプロデュース型でアーティストが活動していける方法を作ろうとし始めたのです。
それは前例がなかったために、誰かを参考にすることはできないし、今までの音楽ビジネスに関わっていた人はなかなかそういう発想にはならないので、ある意味自分オリジナルなやり方になるだろうと予測はしていました。

来年あたりからは新しいやり方で頭角を現してくるアーティストもいるかもしれません。
まだ混沌とした時期は続くかもしれませんが、立ち止まったり足踏みすることはできませんから、何かしら実験的なことも含めてやっていくことです。

どのビジネスでも同じですが、今までと同じやり方や考え方ではダメだし、他の人たちと差別化もしなければなりません。
売るためのシステムがしっかりできていた頃は、そのシステムに乗っかっていればなんとかなったものですが、ここから先は生き残りをかけて考え、行動しなくてはなりません。

引っ越す時に、空き家を探して入居すればよかったのに、今は焼け野原の土地を自分で整備して基礎工事をし、さらに家も建てなければならないような状況です。
だから、本当にそこまでしてやりたいことかどうかが問われます。
ポーズで音楽で食っていけるほど生やさしい世界ではなくなったからです。

厳しい印象があるかもしれませんが、その中にももちろんやったことに対しての達成感や応援してくれる人の暖かい声もあります。
表向きは派手な世界ですが、地道に少しずつ積み重ねていくことで重みがでてきますから、焦らないで前に進んで行きましょう。


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