そもそもやり方に正解はないし、そのやり方でいいのかどうなのかなんて誰にもわかりませんから、自分でやってみて検証し、修正を加えていくということの繰り返しをしていくしかありあません。
その答えを誰かが持っているんじゃないかと探し回ったり、誰かの許可がないと動けない人が多いのだけれど、もうそういう行動パターンはそろそろ終わりにしましょう。

他人のやり方が参考になることはあっても、それが100％自分に当てはまるとは限らないし、やり方や方法論なんていく通りでもあります。
要は自分がどうしたいのか。
どういうふうになりたいのか。
もし正解を求めるなら、自分がイメージしたビジョンが正解です。
それ以外にありません。

だからそこへ向けて行動を起こしていくのです。
図書館や書店に行って本を探すところから始まるかもしれません。
ネットで情報を探しまくることなのかもしれません。
会いたいと思っていた人に会うことかもしれないし、場所なら実際に行ってみることかもしれません。
ともかく動いてみることです。

今まで多くのアーティストの指導に関わってきて、よく聞かれる質問の一つに「○○○ってやったほうがいいんですかね？」ということがあります。
その答えは、「人に聞く前にやってみようよ」です。
他の人が上手くいかなかったからダメなのかな？とか、みんながやめとけというからやらないほうがいいのかな？ということで判断に迷うのもわかりますが、それは自分がやってみて感じたリアルな情報ではありません。
結局やってみなければ誰にもわからないのです。
そしてどうしてもどうしてもやりたいことなら、周りから反対されてもやり遂げるくらいの覚悟は必要です。

今までのやり方が通じなくなった世の中で、頼れるのは自分だけです。
その自分の感覚を信じてやるしかないのです。
音楽に限って言うと、CDが売れてた頃のやり方は通用しなくなりました。
そしてこれからはこうやっていけばいいのだということでもなくて、それぞれに合ったやり方を見つけていくしかありません。
だから行動なんです。
いくら頭で考えていても、前に進んでいかないのです。
自分流のやり方でやっていって、軌道修正をしながらイメージしたことを形にしていくのです。

みなさん全員が自分の人生の主役ですから、そのストーリーに対して責任を持たねばなりません。
足りないものや出来ないことを嘆くより、今できることをまずやってみて、次ぎにどうすればいいのかが見えるところまで歩いて行ってみましょう。
自分の足で歩いて、空気感を肌でリアルに感じていれば見えてくるものがあります。
その自分の感覚が何よりも大事なことですから、他人の感覚に頼らず、依存することなく進んでいきましょう。

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