歌謡曲に多大なる影響を受けた幼少の頃



ユースケ・サンタマリアさんが在籍していた「BINGO BONGO」のデビューに直接関わったわけではないのですが、当時は新人開発担当としていろいろとお手伝いをしていました。
このバンドのリーダーは「江川ゲンタ」さんで、日本の音楽シーンを代表するドラマーでありパーカッショニストでもある人です。
その「江川ゲンタ」さんが、8月3日にFacebookに素敵な記事を上げていたので一部紹介したいと思います。

以下転載です。


歌謡曲とは、架空の物語を作家が、歌う歌手をイメージして作り、歌手はその物語を歌うことで成立してきた。

芸能界とゆう、あちら側への距離が、スターを生んだ。

シンガーソングライターは、自ら作った物語を自ら歌うことで、聴衆との距離が縮まったわけだ。

テーマがより身近に、聴衆は感じたわけだ。

そのシンガーソングライターに、若手のミュージシャンが当時の一番トンガったサウンドで味付けをして、シーンが生まれたのだ。

ただ、やはり当時は、シンガーソングライターは歌がいまいち!と歌謡曲好きな年輩者が言ってたもんだ。

シンガーソングライターも、フォークからもっと新しいサウンドに変わってゆく。

それがニューミュージック。

物語は聴衆の等身大にある様々なことを題材にし、洋楽に負けないくらいの最新のサウンドで作り上げたのだ。

そして、時代と共に歌謡界は極端に弱くなる。

シンガーソングライターが、新しい作家として歌謡界に進出し、今までの芸能界のシステムが崩れたのだろう。

そこまではまだ、日本に名曲は残せた。

今や、そのシンガーソングライターのシステムだけが残り、作品を作る上での歌謡界の時のような優秀なディレクターやプロデューサーが存在していないのだ。

歌とは、なんぞや?

をボーカリストに問い合わせていないのだ。

だから、そこそこは歌えるのだが、歌謡曲の時代のような、こちらに息をも吸わせる時間を与えないくらいのボーカリストがなかなか出てこないのだな。

日本語はロックになるか?

なんて論争が過去にあった。

日本語じゃロックにならない!と言うミュージシャンもいたのだな。

しかし、歌謡曲とはロックじゃないが、日本語で音楽する素晴らしさを追究した形であった。

物語を成立させるために、どんな発音をすべきか?を徹底して追究しているのが歌謡曲だ。

そして、シンガーソングライターは歌謡曲に反発して出来たのに、最近のシンガーソングライターの作品は、昔の歌謡曲よりもトンガっていないじゃないか?

だから今一度、歌謡曲を聴く必要がある。

すごいから。

その、歌の表現力と作品力。

そして、酔っ払った時、風呂に浸かっているとき、いろんな瞬間に思わず口ずさんでみたくなるのが大衆歌である。

ダウンロードの数が多くとも、人が口ずさんでくれなきゃ大衆歌ではない。

ジャンル構わず、オイラはいつの時代も大衆歌を求めているのだ。



とてもわかりやすい記事ですね〜。
そうなんです。
昔はプロの作詞家や作曲家が歌手に曲を提供し、歌手がその表現力で曲の魅力を最大限に引き出すという世界でした。
当時は作詞家や作曲家の先生がディレクターやプロデューサーの役割を担っていて、有名なところでは阿久悠さんと都倉俊一さんのコンビで「山本リンダ」や「ピンクレディー」を大ヒットさせました。

その後はフォークやニューミュージックといったジャンルで自作した曲を歌うことが主流になり、だんだん作品を作ることに重きを置くようになり、以前のように「歌」にこだわる感覚が薄れていったように思います。


世代的には私も歌謡曲の洗礼を受けました。
「ザ・ピーナッツ」をはじめ「奥村チヨ」や「いしだあゆみ」「小川知子」「平山みき」といった超個性的な歌手の歌を聴いて育ちました。
その頃は歌の上手いお姉さんという印象でテレビを観ていましたが、調べてみるとみなさん20代でブレイクしていますね。
現代で言うと、アイドルグループのメンバーと年齢的には変わりません。


その中でも特に印象に残っている歌手の動画を貼っておきます。
あらためて聴いてみると、歌詞がズドーンと伝わってきますが、この伝わるってことが本当に大事なことなんですね。

まずは「黛ジュン」の「天使の誘惑」
テレビ番組に出演した時の動画だと思われますが、おそらく20歳の頃でしょう。
ピアノの側面にTBSのロゴが入っているのはちょっとウケました(笑)
でもね、発声がしっかりできているので、ちゃんと歌が鳴っています。
ちなみに下北沢に住んでいた頃、家の近くの飲食店に行った時に隣の席で食事をされていてビックリしたことがありましたね。
そりゃあ嬉しかったですよ(笑)




もう一人は「園まり」の「逢いたくて逢いたくて」。
最後にちらっと宮田輝さんが映るので、おそらくNHKの紅白歌合戦出演時のものと思われますが、だとしたら21歳頃ですね。
21歳にしてこの表現力かよ〜〜っとシビれますね。
実はダニー飯田とパラダイスキングにいた頃に一度だけお仕事でご一緒させていただいたことがあります。
マジで興奮しましたね(笑)
しかしフルバンドでこの手の曲を生で聴けた時代は贅沢だな〜。。





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小山隆信

音楽ビジネスの現場で多くのことを学んできました。その経験から得た「時代が変わっても変わらない大事なこと」を書いていこうと思います。

ブログ 2016年8月

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