セルフプロデュースの本質を理解するには


セルフプロデュースという言葉は浸透してきましたが、実際何をどうすることなのかわからない人も多いと思うので噛み砕いて書いてみます。
今までは音楽のプロ=メジャーと契約するという方法しかなかったし、またその歴史も長かったので今だにメジャーでCDを出すことを目指す人も多いのですが、まずはメジャーのレコード会社と契約できたとしても食べていけないことは過去記事に書きましたので参考にしてください。

今までのやり方ではプロとしてやっていくことができないということが理解できたら、では今後はどうやっていけばいいのかを考えなくてはなりません。
で、まず前提として今まではこうだったけど、これからはこうだみたいに短絡的に考えてるとしたら本質を掴んでいないことになります。
それはなぜかと言うと、アーティストごとに考え方や環境や目的が違うので、それぞれの事情にあった活動方法が必要になるからです。

昔なら音楽でプロとしてやっていくなら、まず東京に出てこなければならなかったし、他の仕事を掛け持ちしながらやっていくことは難しかしく、何かを犠牲にしなければ成立しにくい環境でした。

でも今はどこに住もうが関係ないし、複数の仕事を持っていて優先順位の一番が音楽でなくても構わないのです。
例えばネットでアクセサリーを販売しながらカメラマンとしても仕事をしていて、たまにライブをやりつつCDやグッズを売っているというスタイルでもいいのです。
収入全体の20%くらいが音楽での売り上げでもプロはプロです。

もし音楽での収入を50%くらいまで上げたいと考えるなら、やり方やペース配分が変わってきますから、時間の使い方やバランスが変わってきます。
でもそれを決めるのは他でもない自分で、誰かに指図されるわけではありません。
全てにおいて決定権を持っているのは自分ということなんです。
だから、もし収入の100%を音楽でと思うのならそういうやり方にシフトすればいいだけのことです。

ですから一言でセルフプロデュースと言っても、あなたに合ったやり方を自分で編み出していくということなので、そのやり方が他の人に当てはまる場合もあれば全く合わないということもあり得ます。
逆に他人のやり方をそのまま真似してやってみることもできますが、微調整しながら少しずつ自分に合わせてアレンジしていくということもできます。
つまり100人いたら100とおりのセルフプロデュースがあるということですね。

そのためにはいつも中心にいるのが自分で、ハンドルを他人に渡さないことです。
「誰々さんに任せておけばなんとかしてくれる」とか、「事務所に所属すれば仕事を取ってきてくれる」という考え方をしているようでは全く理解していないことになります。

まず自分がどうしたいのか、どうなりたいのかというイメージがあって、それを形にしていくための方法を自分自身で考えていくんです。
もちろん他人に相談したりアドバイスを受けたりはいいと思いますが、任せきったり依存してるようではダメってことです。
そこを理解した上で自分に合った活動方法を考え、行動を起こしていくことがセルフプロデュースの基本だと考えてください。



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【 LESSON 】  セルフプロデュースレッスンの詳細はこちらhttps://note.mu/stevekoyama/n/n1a118edd17a6 


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