17 MUSIC FESTIVAL vol.5に行ってみた

ライブを配信するサイトは数多くありますが、その中で人気があるアプリの一つが「17 Live」です。
このサイトで音楽活動を行うアーチストを「ライバー」と呼んでいて、ユーザーは全世界で4,000万を超えているようです。
その「17 Live」が主催する「17 MUSIC FESTIVAL vol.5」が、8月14日(水)に渋谷駅前のストリームホールで行われました。

このイベントの出演者は、「17 Live」内で実施されるアプリ内イベントを勝ち抜いた10組で、すでにファンがたくさんいるのですが、アプリ内での「投げ銭」というシステムによって、数百万円の月収を得ている人たちもいます。


今回はBroooveの大西氏がプロデュースする、沖縄在住のシンガーソングライター「uuna」(ゆうな)のスタッフとしてサポートをすることが目的でしたので、会場入りから終演&物販、そして撤収までお付き合いしたので、全体の流れが見えてとても勉強になりました。

当日の出演者の皆さん。

ボードにサインをする「uuna」


そしてステージ。


彼女がこのアプリで配信を始めたのが今年の3月なので、約半年でこのステージに上がることになり、しかも当日の人気投票で堂々一位!
複数のカメラが入った公式の配信が約50万アクセスなのに対して、本人のスマホ配信(出演者のみ配信が許可されています)はその約3倍のアクセス数という、面白い現象が起こっていました。
明らかに公式の方が画像も音もいいはずなのに、やはり本人のスマホの方がリアルなんでしょう。
本人は控え室にいるときも、物販ですら生配信しますから、視聴者はまるで会場にいるような感覚になるでしょうし。

会場に集まるファン層は若く、普段から配信しているライバーも多数足を運んでいるので、会場内やエントランスはライバーと視聴者の交流の場と化していて、一般の視聴者がお気に入りのライバーに対して、なぜ投げ銭したり応援しているのかを力説してる姿もあって、その会話の内容には熱がこもっていてなかなか興味深い話が聞けましたよ。


自宅や簡易的なスタジオで、毎日のようにトークやライブを配信するのは大変だとは思いますが、これも時代を象徴する一つの活動方法です。
こういうふうに自分に合った活動方法の選択肢が広がったことは素晴らしいことです。
選択肢が増えたぶんだけ迷うこともあると思いますが、ともかくやってみて感触を探ることなのかなと思いますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?