中学に進学して洋楽に目覚める

この歳になるとさすがに中学生はカワイイなと思いますが、小学校から中学校に上がった頃は、上級生がとても大人に見えましたよね。
初めて制服なるものに袖を通し、学生カバンに教科書を詰め込んで、給食ではなく弁当持参で学校へ通うという、新しいことづくめで、文字どおり緊張と期待に胸を膨らませていました。

で、昼食時には放送部が当時流行っていた洋楽のヒット曲をセレクトして毎日放送するわけです。
そりゃあ影響受けないわけがないですって。

中学に入学した年に映画「小さな恋のメロディ」が封切りになり、ビー・ジーズが歌って大ヒットした「メロディ・フェア」は今でも大好きな曲なのですが、放送部が繰り返し流していた曲で特に印象に残っているのは、ポップ・トップスの「マミー・ブルー」とニール・ダイアモンドの「スイート・キャロライン」。
ちなみに「スイート・キャロライン」はエルビス・プレスリーのバージョンも大好きなんですけど、今日はオリジナル版を取り上げました。

わざわざ「stereo!」と表記されてるので、なんでそんなに強調するかなと思ったのですが、改めて聴くと歌とベースは真ん中にいますが、ドラム、ストリングス、コーラスなどは左で、ホーンセクションは右というなかなか面白い振り分け方でした(笑)

実験的に左右に振り分けたのか、遊び感覚で面白がってやったのかは定かではありませんが、この時代はビートルズの音源でも不思議な振り分け方をしたバージョンもあります。
スタジオでいろんなことを試しながら楽しんでいた姿が眼に浮かびますね。




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