情報として知っていることと経験したことは全く別のもの


25歳の時に初めてニューヨークに行きました。
海外へ出るのは初めての経験だったので、そりゃあ〜もう大騒ぎ。
搭乗した飛行機は日本の航空会社ではなかったので日本語が通じず、隣に居合わせたサラリーマンに話しかけてみたけど、これまたコミュニケーションが取れず敗退。
まぁでも全ての経験が新鮮だったので充実していましたよ。

その時期は自分のやりたいこととか進む方向がイマイチ見えない時期だったので、何かしら自分にカルチャーショックを与えたいというのもあって、ニューヨークに住む友人を頼って行くことを決めたのでした。
そのために一度実家に引越しをして、約半年間アルバイトで旅費を作ったんですけどね、あと1時間残業すればニューヨークでピザが食べれるな〜なんて想像しながら働くのは楽しかったですね。

でね、音楽仲間にニューヨークに行くことにしたんだよって話をしたら、「最近の流行りはニューヨークじゃなくてロンドンだから、ニューヨーク行く意味あんの?」とか言うわけです。
正直え??って思いましたよ。
だってそいつはニューヨークもロンドンも行ったことがないんだもの。
でもこういうタイプの人って意外と多いってその後に気付くんですけど。

人づてに聞いたことや雑誌で読んだことを言ってるんだろうけど、それは情報として「知ってる」だけで、経験したことではありません。
やはり行動を起こしたて経験したことは、「情報として知っている」ということとは全く別のものです。

だってニューヨークに行く前の僕は、街が川の中洲にあるということも知らないくらい予備知識がなかったのですが、中洲の上の方にオフィスや上流階級の人たちが住むアップタウンがあり、それに対して下の方に庶民的なダウンタウンがあるってのも、実際に行ってみてわかったことです。

まぁ中洲といっても小さい島みたいなもので、イーストサイドに対してウエストサイドがあって、なるほど!ウエストサイドストーリーってのはここが舞台なのねみたいなね。
碁盤の目のような道路の中にブロードウェイという碁盤の目に関係なく通る道が昔からあって、先住民が作ったものだということも、この時に教えてもらいました。
今は劇場が集まる場所という意味で使われてますけどね。

友人はSOHO(ソーホー)に住んでいて、 Houston Streetの南にあるからSouth of Houston Streetを略してそう呼ぶのですが、もちろん行く前にはSOHOなんて言葉すら知りませんでしたよ。
アップタウンにあるメトロポリタン美術館からSOHOまで歩いた日もありますが、でもまぁともかくよく歩きました。
そうやって経験したことで、街のにおいや流れている音楽、人々の生活などなどこの目で見ることができました。
これはもう情報として知っているというレベルのことではありません。

メディアがよく「いま全米で○○が大流行〜」みたいなことを情報として伝えることがありますが、それは嘘なんだということも知りました。
雑誌で伝えていたその大流行しているはずのおもちゃは、実際に見ることは一度もありませんでした。

だから行動を起こすことって大事だと思うんですよね。
食べ物だって、友達が美味しい!と勧めてくれたものが、それほどでもなかったな〜って経験は誰しもあるはずです。
自分のセンサーでキャッチしたものが自分にとっての真実となりますから、行きたいとこには行きましょう。
そして会いたい人には会いましょう。
やりたいことはやりましょう。
行動を起こしてどう感じたのか、何を得たのかということが自分にとって財産になりますからね。


Mail  quont1994@gmail.com





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小山隆信

ブログ 2016年12月

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