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自分が好きな音楽をとことん聴けばいい

僕らの世代の若い頃は、流行というのは作られるものでしたから、音楽でもファッションでも、仕掛ける側がこれを売りたいという意図があって、メディアを通じてプロモーションしてたんです。
このバンドがイギリスで大ヒット中!とか、この曲やジャンルを知らないなんて遅れてるとか、みんながそういう情報に敏感になっていて、新しいものを知らないのはダサいみたいな風潮がありました。

僕はロックが嫌いだったので、周りからは「この曲を知らないの?」とか、「え!?このバンド聴いたことないの?」とか、しょっちゅう言われてたんですけど、映画「ボヘミアン・ラプソディ」がヒットしましたが、「ボヘミアン・ラプソディ」がクイーンの曲のタイトルだと知ったのは最近なんですですよ(笑)
いや、これは本当のことです。
それくらいロックを聴いていないんです。

だからね、当時はこれを聴けよみたいなことで、レコードやカセットテープを貸してくれる友人がいましたが、興味のない音楽はやっぱり聴く気にならないし、聴いたところで印象に残らないんですよね。

やはり自分の感覚でいい!と思えるものをとことん聴くのがいいですよ。
知らない曲をふと耳にした時に、「あれ?これは誰の曲だ?」と反応するのは自分が好きだからなんです。
気になるというのは、自分のセンサーが発動しているということ。
そして今はすぐに調べることができるし、なんならその場ですぐにネットで注文して買うこともできる。
そういう意味では本当に便利な世の中になりました。

みんながいいって言うからとか、売れてるからとか、そんなことはどうでもよくって、自分がいいと思うかどうか。
いいじゃないですか、変わってると言われても。
それが自分なんだから、世の中の風潮や周りの友人に合わせなくてもいいんです。



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