声の魅力について

声について普段はあまり意識することがないかもしれませんが、本人が思っている以上に「声」って影響力が大きいものです。
自分の声は、頭蓋骨に響いて鼓膜から伝わってくる音を聞いているわけですから、相手にとっては当然聞こえ方が違うわけです。
自分の声を録音して聞いたら、「こんな声してんだ」と違和感を感じた経験は誰もがあるはずです。

仕事柄「声」に関しては人一倍敏感なとこがあって、電車の車内放送やデパートの館内放送、販売業の接客やイベントの司会、あちこちで聞かれる日常会話などなど、知らずのうちに「声」を聞いてしまうんですが、間とかタイミングも含めて、こんな風に話したらもっと伝わるのにな〜とか、声の魅力を生かしきれてなくてもったいないな〜とかよく思うんですよ。

レコーディングで歌を録る時にはヘッドフォンを通して声を聞きますが、第一声目でその日のコンディションがわかるくらい、声にはいろんな情報が含まれています。
聞いているだけで癒される声もあるし、勢いがあって響きも良くて元気をもらえる声もあります。

面白いもので、シンガーとして活動しているのに、自分の声に対してコンプレックスを持っている人は意外と多いです。
きっとそれは、自分の声との付き合いが長いために客観的に聞けないとこがあるのと、憧れのシンガーの声の素晴らしさと比較して、「あ〜。あんな声を持っていたら人生変わったかもなぁ。」なんていう思い込みでしょうね。
はっきり言っておきますが、「ダメな声」なんて存在しません。
その声の魅力を生かしきれてないということはありますが。

声にも個性があるし、同じ声を持った人は存在しません。
自信があるときは声にエネルギーが乗るし、逆に自信がないときはボソボソした話し方になります。
それは歌うときも同じです。

声の魅力を最大限に引き出せるのは自分しかいないので、まずその個性や魅力を知ることです。
発声や滑舌を意識するだけで、その魅力は倍増します。
エネルギーが乗れば説得力が増すし、それだけで感動を生むんです。

話すことも歌うことも相手に伝わらなければ意味がありません。
自分の声についてもっと深く知り、その魅力を引き出しましょう。
それができるのは他人ではなく、自分なのですから。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

23

小山隆信

音楽ビジネスの現場で多くのことを学んできました。その経験から得た「時代が変わっても変わらない大事なこと」を書いていこうと思います。

音楽note

音楽に関わってきて知ったことや感じたことを記録するnoteです。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。