「SPEED」のプロデューサー伊秩弘将さん

そして今日も昨日に引き続き再会シリーズです。
先週「SPEED」のプロデューサーとして一世を風靡した、伊秩弘将さんから久しぶりに電話があって、銀座 Miiya Cafeにて開催された『リビドア10周年記念!! IJICHI’s Living Door VOL.373 』に行ってきました。



彼とは付き合いが長くて、僕がライブハウス新宿RUIDOでブッキングのアシスタントをしていた頃に、突然飛び込みで「出演させて欲しいんだけど」とやってきたのが最初の出会いです。
それは彼曰く1985年の9月5日か6日だったそうで、とにかくそういう記念日的な日をよく覚えてる変わった人なんですわ(笑)
で、いろいろと話しているうちに意気投合し、僕から「もし今夜暇なら飲みに行こうよ」と誘って、近くの居酒屋で語り合ったのでした。

もちろんRUIDOにも出演してもらい、付き合いが始まったのですが、その後は自分からレコード会社に積極的に売り込みに回って、森高千里さんのデビュー曲「NEW SEASON」の作詞(HIRO名義)と、渡辺美里さんの「IT'S TOUGH」の作曲を、ほぼ同時期に決めてきたのです。
渡辺美里さんの「IT'S TOUGH」が決まった時には、「小山さん!渡辺美里さんの曲が決まったよ!」と喜びの電話がかかってきたことをよく覚えています。

出会いから34年、そして昨日は約15年ぶりの再会でしたが、相変わらずエネルギー全開のライブで、写真を見れば矢沢永吉さんの影響を受けていることがよくわかりますよね(笑)



MCで印象的だったのは、「デビューして30年という節目を迎え、これから新たな30年をどう描くか」がテーマだと。
30年後には80歳を超えるんですけど、そうなんですよね、今まで何をやってきたかってことより、これから何ができるのかということが重要で、結局限界って自分が設定してしまうものだよなって、彼のライブを観ていて心からそう思いました。

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