昔の音楽はアイデアの宝庫

最近昔の音楽をコピーしては自分の解釈で録音したりして遊んでいます。
これがまた楽しいんです。
なんでかっていうと、コード進行や構成、コーラスの重ね方や歌詞の世界観やアレンジなどなど、「うわぁ〜こんなことやってたんだ!」という発見だらけ。

温故知新とはよく言ったもので、時間の経過とともに表現の方法はどんどん変わっていくので、30年前とか40年前の音楽となると、さすがに現代のそれとは大きく変わっていて、分解してみると面白いです。
分解というのはコピーしてみることなのですが、サンプリング音源なんてない時代だから生の楽器を使うしかなかったし、その使い方が意外だったり、こんな楽器を使っていたのかなんてこともあります。

最近の音楽を聴いていて、それをベースに作曲やアレンジをするとなかなか殻を破ることが難しい時もありますから、うんと時代を遡ってその当時のヒット曲を聴いてみることは大事だし、自分の引き出しを増やすという意味においても必要なことだと思いますね。


今日は久しぶりに江利チエミさんを聴きました。
1952年1月23日(66年前)に発売されたデビューシングル「テネシーワルツ」のB面「家へおいでよ」ですが、レコーディングは前年だったので、レコーディング時には14歳だったことになります。
14歳にして恐ろしい貫禄と実力ですね。
おそらくですが、歌も演奏も一緒に一発録りだったでしょうし。

SP盤レコードなのでモノラルだし音としては古臭いですが、日本語に訳された歌詞やアレンジなど、今聴いても新鮮ですね。




Mail  quont1994@gmail.com

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