群れるのをやめよう


例えば集団登校。
これは採用している学校としていない学校があると思いますが、指定された場所に集合して一緒に行くことの意味って何なのでしょう?
私の小学校では集団登校が採用されていて、毎朝同じ場所に行って同じ町内の生徒が揃うのを待って、揃ったら出発という流れでした。
小学校の頃はそれがルールだったので、何の疑いもなく従ってましたが、今考えると不思議なルールですね。
時々ニュースで自動車が生徒の列に突っ込んだというような事故の話を聞くたびに、集団登校でなければもっと被害が少なくて済んだのでは?と思います。


20代の中頃にトラックの運転手をしていて、その会社では配送が終わってから一旦倉庫に戻り、次の日の荷物を積むというシステムでした。
本来は積み終わった人間から帰ってもいいのですが、何故かみんな帰らずに他の人のにを積むのも手伝うんです。
まぁそれは美しいことのようでもあるのですが、その作業が1時間以上かかることもあるので当然帰る時間が遅くなります。
ぶっちゃけ積み込みの作業よりも無駄話が多くて時間がかかるんですよ。
もし助手と二人でやってもそんなに時間がかからない作業なのに、毎日なんだかんだ無駄話をしながら誰も帰らないという時間は本当に苦痛でした。
さらに日によってはそれからカラオケやボーリングに誘われる(笑)
や〜〜〜もう勘弁してくだせ〜って感じで、人間的にはみんないい人達だったのですが、仕事が終わったら好きにさせて欲しいと願う毎日でしたね。


それからこれは最近の話です。
ニューヨーク・ヤンキースのマー君こと田中将大選手が言ってたそうですが、メジャーリーグの1年目にブルペンでのウォーミングアップの球数が日本と比べて極端に少ないのに驚いたらしいです。
そのことを友人に話したら、その友人はメジャーリーグでも活躍した大家友和氏が知り合いで、彼から聞いたところによるとメジャーリーグでは試合の日に球場に来る前に、それぞれの選手がある程度ウォーミングアップしてから来るそうです。
それなりの報酬を取っているわけだし。
ところが日本の球界では、球場に来てからみんなでウォーミングアップですね。

日本においては学校でも会社でも「個」というものが重視されない傾向にあります。
出る杭は打たれる的な環境ですね。
個性的な人がいても「変わった人だね」という評価になります。
今までは会社のルールに従って言うことを聞くのが優秀な社員でありそんな人材が尊重されましたが、これからは大きく変わるでしょうね。
ストレートに言うと代替がきく人間よりも、個性がはっきりした人が重宝されます。

ともかく日本の社会は横並びやみんな一緒ということが多いのですが、それ自体はいいとか悪いということではなくて、「個」が尊重されなかったり埋没してしまうのは良くないと思っています。
昔から島国根性という言葉でも表現されますが、日本固有のムラ社会的な環境ではなかなか個性も人も育たないので、ここから上手に脱出して影響を受けないようにすることが大事ですね。
自分の環境は自分で作るしかありません。
全てにおいて自分が主役であり責任者であるという自覚を持つことです。
今年の9月以降は加速してるというレベルではない変化が始まっているので、もうゆっくり考えてる暇はないということは知っておいたほうがいいでしょう。



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