知らない人とのコミュニケーションや距離感について思うこと

クルマを手放してからは電車移動が多いので、車中ではいろんな人に遭遇するのですが、「ごめんなさい」とか「ありがとう」が言えない人が多いことに驚きます。

最近あったのは、ちょっとやんちゃそうな若いお兄ちゃんが乗ってきて、彼の膝が僕の足に当たったというか、軽く膝蹴りを食らったのですよ。
そこそこ痛かったのですが、全く無視されました。
そして30代くらいの女性がブレーキがかかった時にぐらついて、足の甲を思いっきり踏まれました。
この時はさすがに無視はされませんでしたが、軽く会釈されただけ。
その後も小さいお子さん連れのおかぁさんに席を譲ったのですが、挨拶も何もなく「ラッキー!」みたいな感じでした。

謝って欲しいとか、ありがとうと言って欲しいから言うわけじゃないんですけど、やはり人として一言あっていいんじゃないかな〜って思うのです。
たまたま続いただけのことかもしれませんが、なんかこう人間関係が希薄になってきているなぁ〜と。

もちろんそういう人たちばかりではないです。
こちらが照れるほど丁重に挨拶をしてくれることもありますし、お互いを思いやるような微笑ましい光景を目にすることもあります。

それともう1つは終点で折り返す電車に乗ると、降りないでそのまま寝てる人っているじゃないですか。
先日も女子高生がカバンに顔を埋めたまま爆睡していたので、肩をトントンと叩いて起こしてあげました。
恥ずかしそうに走って降りて行きましたけど、みなさん見て見ぬ振りだったので、僕が起こさなければそのまま逆の終点まで行ってたかもですね(笑)

こういう行為は決しておせっかいだとは思わないし、知らない相手に対しても自然にできればいいと思うのですが、なんでしょう、他人と関わるのが面倒とか、スマホを眺めて自分の世界に入り込んでいたいのだとしたら、ちょっと寂しい気がします。

最近は想定外の自然災害が起こることもあるし、お互いが気遣いながら声を掛け合うことができるような環境があって欲しいですね。

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