マガジンのカバー画像

週刊少年シチュー(無料版)

52
日々面白いと思ったことを書いていきます。よろしければお付き合いください。
運営しているクリエイター

#映画レビュー

第70号『バック・トゥ・ザ・フューチャーの話をしよう』

SF映画の到達点、タイムマシン。 未来や過去へ行けるとしたらそれはもうロマンです そして「タイムマシンがあったら何をしますか?」という問いには「来週号の少年ジャンプを買いに行きます。」と答えます。 そんな「たら」「れば」の話をしたらキリがないけれど、そんな夢をありったけ詰め込めるのがタイムトラベルもの(タイムリープ含む)の面白さだと思っています。 さて突然ですが皆さんは好きなタイムトラベル作品はありますか? なぜこのタイミングで聞かれるかと問われれば、勘の良い人はお

第54号『本当の夜明けは来たのか?STAR WARSの話をしよう』

年も押し迫り12月20日に、長きに渡る壮大なスペースオペラ『STAR WARS』のエピソード9が公開になりました。 公開初日に行ってきましたよ!EP7~9は別映画だと離れてしまったファンも居るけれど、自分は最後まで見届ける派です。そしてアンチになってしまった人も文句を言いつつ結局観るわけだwファンもライトサイドとダークサイドを行ったり来たりする映画です。途中から監督代わったり色々あったからね。 そして記事を上げるのが遅くなってすまない、何せこの映画は思い入れが深すぎていろ

第50号『ターミネーター:ニュー・フェイトの話をしよう』

デデンデンデデン デデンデンデデン デデンデンデデン パララーパーパーパー↑ パララーパーパーパー↓ 『ターミネーター2』はメインBGMが染み付くぐらい聞いたし、繰り返し観てる映画のひとつでもあります。 そしてネタバレ禁止と言っている人に 「○○(映画名)は感動した。特にラストシーンで○○(キャラ名)が親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかった」など嘘ネタバレに使われるぐらいには有名な映画です。 「う、腕の骨が折れた」「人間には215本も

第46号『空の青さを知る人よの話をしよう』

高校2年生になる相生あおいは姉であるあかねとともに暮らしており、音楽漬けの毎日を過ごしていた。一方、あおいを心配するあかねは13年前に両親を失くしたことが原因で、高校卒業後に恋人の金室慎之介とともに上京することを断念せざるを得なくなり、現在は地元の市役所で働いている。妹のあおいは自分を育てるために自分の好きなことを犠牲にしている姉のことをとても気にかけていた。そんな慎之介は高校卒業後にミュージシャンとなるべく上京してデビューしたのだが、全く売れずに鳴かず飛ばすの状態が続いてい

第37号『ワンピース スタンピードの話をしよう』

久々に気持ち良いくらいのジャンプ作品らしい王道展開だった。笑いあり涙ありの爽快感たっぷりの映画でした。 今日はそんな映画の話をしましょうか。 海賊の、海賊による、海賊のための世界一の祭典、海賊万博。 「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にしたルフィら麦わらの一味。 導かれるまま会場に着くと、華やかなパビリオンが所狭しと並び、世界中から海賊たちが群がる、大きな盛り上がりを見せていた。 全員の目的はただ一つ、万博の目玉「海賊王(ロジャー)の

第36号『ユア・ストーリーは誰の為の物語か?』

ドラゴンクエストⅤは歴代ドラクエの中でも人気が高く、それを題材にした『ドラゴンクエスト YOUR STOЯY』が映画化と聞いたときは不安と期待が入り混じるものの、なんだかんだでその期待値は大きいものだったのではないでしょうか。 そして”永遠に尽きない課題ともいえる、嫁はビアンカか?フローラか?問題”。学校でもどっちの嫁派かで意見が割れました。デボラ?そんな新参者は知らん。あと映画でベビーパンサーの名前もどうなるのか?とか これだけでも嫁2択、ベビーパンサー名前4択なのでプ

第27号『スパイダーダーマン ファーフロムホームの話をしよう』

エンドゲームより8ヶ月後の世界を描いた今作。感覚的にはフェーズ4へ移るまでの幕間の3.5といった感じでしょうか。消えた人達は戻ってきた、その代償として失ったものも余りに多い。数年たっても消えない爪痕は、時にピーターの心を苛み、影を落とします。なら映画は暗い話なの?と問われれば断じてノープログレム!とりあえず予告だけでも見てほしい。そして本編見た人はそのまま読んでもらえれば嬉しいです。 思春期真っ盛りの高校生をスパイダースーツで包んだら"ファーフロムホーム"になりました!って

第22号『熱く語らずにはいられないプロメアの話をしよう』

自分のツボ(好きな要素)をこれでもかと全部詰め込んだ作品があったとして、そうなると当然重量過多でキャラクターたちは動けず、まともな話になる筈がない、普通なら。それでもこの作品は、終始加速度はメーターを振り切り、たとえ転んでも決して止まらず、常にアクセルはベタ踏み状態。そんな勢いで最後まで突き抜けてしまう映画の話を、しよぉーかぁーー!!だから読んでいきやがれってぇんだぁーー!! ゴホン、少々口汚くなってしまいましたが、映画の後は思わず前口上のノリをやってみたくなりませんか?^

第19号『アベンジャーズ エンドゲームの話をしよう』

ありがとうマーベル・シネマティック・ユニバース。 アベンジャーズの始まりが『アイアンマン』のED後からからだとするなら11年間か・・・長いようで短かった、その集大成が今作です。 今日はそんな映画の話をしましょうか。ネタバレを含みますので映画観てない方は映画後にでもまた読んでもらえればと思います。 上映時間181分。3時間ですよ3時間!久々の長編映画なので事前にトイレとか済ませておかないと大変です。何人か途中席を立ってトイレ行ってましたからね。映画に集中出来る人は体感では