週刊少年シチュー3__792x285_

第43号『原作の実写化について思うこと』

『約束のネバーランド』実写映画化について、どう思ったか?

ツイッターのタイムライン上に悲鳴が上がっていたので今日はこの話でもしましょうか。

確かに過去の邦画は実写版『デビルマン』をはじめとする、原作実写化爆死作品が多々ある。だから好きな人はこう思ったんじゃないでしょうか?

なんでだよ!!設定弄りすぎだろ?!外国人キャスト使えよ!原作のイメージ壊すのは止めてくれ!なんで爆死するの判ってるのに実写化するの?


そんな人達に一言だけ言わせて欲しい。


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おっと、「なんだァ?てめェ......」と愚地独歩みたくキレないで下さい。

確かに言いたい事は解るし、10代の頃は自分もそういう考えでした。

けれど年齢を重ねるにつれ、世の中を知るにつれ、上記のバキのような考えにシフトしていきました。(自分で描いた刃牙だからセーフのはず)

なぜか?それをこれから説明します。

奇しくもタイミング的にとても良い記事が投稿されてますので、こちらもご一読下さい。ここに「アニメ化」と「実写化」の違いはあれど内容的にはこういう事なんです。

はぁ?何言ってんだ?アニメ化は解った。けれど実写化は全然違うだろ?って思いますか

答えはノー。どちらも新規を増やすための戦略としては同じなんです。

一体どういうことか?

原作が最高!なんてことは知っています。エンタメ好きな人は自分も含め皆そうなんだと思います。

けれど、どれだけ人気があろうと原作媒体によっては手に取ってもらえない事もあります。なぜか?

好きな人には解らない敷居の高さが原作媒体に存在するからです。

動画(ドラマ、アニメ、映画) → 漫画 → 活字(ラノベ、小説)

右へ行くほど実は見えない壁的なものを感じます。原作を薦めても媒体を知ったとたんいいやって人もいます。

動画や漫画はみるけど活字はノーだったり、動画や活字はみるけど、漫画は読まないとか、実写はみるけどアニメはみないとか、色んな人がいるんです。

そういう層にも作品が届くように媒体を変えていかないと作品はどこかで売れなくなって打ち止めになってしまいます。

エンターテイメントもビジネスですから売り続けて数字を伸ばして結果を出さなくてはいけないわけです。そして万人が納得できる実写映画は現段階では無理かもしれません。けれど実写映画化を原作の販売促進のためのメディアミックス、クロスメディアと捉えるなら寧ろ良い事なんです。好きな作品を知ってくれる人が増えるって嬉しくないですか?

そりゃあね、欲を言えばですよ!キリがないけれども個人的には、『ヴィレッジ』(The Village)の 監督M・ナイト・シャマランに『約束のネバーランド』の監督やって貰って作って欲しいですよ!でも無理でしょ、どう考えても。

それに邦画だって爆死は多いかもしれないけれど、実写化を作りつづけていけばいつかは文句のつけようのない作品だって生まれるかもしれない。日本が世界に誇れる原作実写化とかロマンじゃないですか?そういう馬鹿な夢みる監督が居るならなら邦画で実写化だろうと是非応援したいんです。

ちなみにこの『ヴィレッジ』は15年前の映画ですが『約束のネバーランド』と設定が似ていたりして、連載当初はこの作品にインスパイヤされたのかなと思ったぐらいです。なので約ネバ好きにはお奨めしておきます。

『約束のネバーランド』がアレな出来だった場合

この漫画でネタとして拾ってくれそうなのでまぁ、ウィンウィンじゃないですか?え?駄目?

まぁその時はその時で、一緒に飲んで酒の肴にでもしましょう(´▽`)

このお店、こういう話するのに最適です。

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