週刊少年シチュー3__792x285_

第31号『新しいことに挑戦する精神』

失敗というのは・・・・・・・・・
いいかよく聞けッ!
真の『失敗』とはッ!
開拓の心を忘れ!
困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事を言うのだッ!

ジョジョの奇妙な冒険7部「スティール・ボール・ラン」よりレースの主催者スティール氏の台詞の引用です。心に刻んでおきたい名台詞が満載の漫画なので知らない方はこの機会に是非。

人は加齢とともに新しい事へ挑戦しなくなっている事が多くなっている気がします。それを実感したので今日はその話でもしましょうか。

事の始まりは一通のLINEから

「ミニ四駆の大会にトライしてみないか?」

ミニ四駆か・・・

小学生高学年~中学生位の時に、漫画雑誌『月刊コロコロコミック』に『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』が掲載され友達の間でミニ四駆がブームになり、誰かの家に集まってはミニ四駆組み立ててました。

あの頃は組み立てる楽しさとかバーツを交換したり、先輩の家にミニ四駆コースがあったので友達で押しかけてミニ四駆走らせてたりしました、うん懐かしい。

LINEを送ってきた相手は、小学生の時に転校してきた幼馴染で中学の頃にまた兵庫へ転校していきました。ただ何故だか彼とは気が合い、転校後も連絡を取り合いかれこれ20年以上付き合いのある腐れ縁でもあります。

漫画も読まないし、ゲームもやらないんだけど不思議と馬が合うという。多分自分に無いものを持っている相手だから新しい発見や経験が出来るからかもしれない。だから基本的にその提案には乗っていくスタイル。

ただ周りで一緒に馬鹿やってくれた兄弟や友達にも声を掛けたんですが、仕事が忙しく時間が無かったり、金欠だったり、出てもガチ勢には勝てないから恥をかくんじゃないか?等、実に保守的意見が多かったので冒頭の台詞になった訳です。一緒に馬鹿やりたいだけなんです。

という流れで、ミニ四駆の大会「ジャパンカップ2019」に出場することになりました。ただ出るからには勝ちに行く。飢えなきゃ勝てない。気高く飢えなくては・・・と気分は『スティール・ボール・ラン』です。

ならミニ四駆復帰組なのか?と問われれば違います。中学の頃は素組みで、改造もモーター変えたりローラー変えたりギア比変えたりして遊んでただけなので正確には復帰組みではなくほぼ素人。けれど今の情報に溢れた世の中、探せば情報はいくらでもあります。問題はやるかやなないかそれだけなのです。

そして個人的には『こち亀』の両さん目指しているので、両さんの様にゲームも漫画もミニ四駆も全方位に遊びの達人になる。これはその一歩。

以下の動画チャンネルを改造の参考にしました。



今回は既製品による組み合わせではなく、パーツを加工しギミックを作って取付ける改造を目標にしたので工具を買いました。ドリルやヤスリ類は100均で購入。

動画を参考にパーツ加工開始。

ちなみにミニ四駆製作時のBGMは『アイアンマン』のアイアンマンスーツ作成時に掛かっていた曲です。個人的にテンション上がるので( ´ ▽ ` )

そして出来たミニ四駆がこちら。やっぱり黒は格好良い、ベネ。そこ厨二カラーとか言わないように。これも今回初めてポリカボディをスプレー塗装して塗装してみたという、初めて尽くし。リアローラー上部はゴム管で覆います。

いざミニ四駆ジャパンカップ大会へ。左が例の友達のマシン、左が自分のマシン。

トライアルクラスという、初心者、復帰組のクラスが新設されたのでそちらへ参加。結果は2人共、コースアウトによる失格。全体的に完走率2割切ってる・・・難しいなこのコース。

この1ヶ月の努力の成果がわずか20秒足らずで終わってしまった・・・が!そこに費やした時間や努力は消して無駄ではない、ハズ。試行錯誤したりするトライアンドエラーは何だかんだで楽しかった。

いいかよく聞け『真の失敗』とはッ!(冒頭へ戻る)

そしてミニ四駆づくりの楽しさのきっかけを与えてくれた友達には「また来年挑もう」と約束するのでした。

オレはこのレースでいつも最短の近道を試みたが『一番の近道は遠回りだった』
『遠回りこそが俺の最短の道だった』

ジャイロのように、きっと遠回りこそ最短の近道だと信じて・・・

なにか新しいことに挑戦するきっかけがあれば試しにやってみませんか?^^



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