週刊少年シチュー3__792x285_

第38号『固定概念の外し方』

あー、皆まで言うな。「固定概念」が固定観念の誤用だっていうのは知っています。

ただ中二的には「概念」って言葉が好きなだけです。概念礼装とかね。

意味が伝わればOKのスタンスです。この記事では固定概念でいきます。

本来の意味はこちら

【固定観念】
他人の意見や周りの状況によって変化せず、行動を規定するような観念。

仕事が切羽詰ってる時、疲労が溜まって入る時、「とにかくやらなくては」の意識だけが先行してしまいこの状態に陥りがちです。

身に覚えのある人、はい!(´▽`)ノ

社会人は誰もが一度は通る”通過儀礼”みたいなものです。

ファミ通.comで連載中のWEB漫画『チェイサーゲーム』「デザイナーの正体」でも取り上げあられてました。うん、タイムリー。この漫画はフィクションとリアルの溶接技術が職人芸だなと。そんな漫画が9月に単行本化します。

ゲーム好き、ゲーム業界が気になる人、漫画好き、社会人経験ある人は思わず頷いてしまう内容もあったりでこの機に読む事をお薦めしておきます、夜長の秋読書に是非。『チェイサーゲーム』記事も過去記事にあるのでよろしければ。

おっと、話し始めるとまた脱線しそうなのでこの辺で本題に戻ります。

知識や経験が役に立つ事は多いですが、時にその”思い込み”が見えない壁になり阻む事もあります。

自分は大丈夫、間違えない。本当にそう言いきれますか?

ゲーム感覚でやれるテストがあります。ちょっとやってみましょうか?

固定概念テスト「開かないドア」

下記の文章を読んだら、目を閉じてイメージしてやってみて下さい。

目の前にドアがあります。
扉を開けようとドアノブを掴んで回してみても右にも左にも回せません。
当然、押しても引いても扉は開きません。
どうやってドアを開けますか?


どうでしたか?開けれるイメージはありますか?「ぶっ壊して進む」は無しでお願いします。

鍵が掛かっていると思った方。半分正解半分ハズレ。確かに鍵は掛かっていますよ「固定概念」という名の鍵が。

ちなみに物理的な鍵は掛かっていません。10人に試したら2人くらいは開けれます。

『HUNTER×HUNTER』のキルアの実家の試しの門か!と思った方。違います!けど親近感が沸くので機会があればハンター話を肴に飲みませんか?w

冗談はさておき、答え合わせをしましょうか

「このドアはドアノブが着いているだけの”引き込み戸”なんです」

たったそれだけで鍵が掛かってなくても開けられなくなってしまう。ドアノブを掴んで真横にスライドすれば開いた扉なのに、思い込みが鍵を掛けるわけです。突破出来た方お見事。ブラボー!おお、ブラボー!

殆どの人が自身の経験から「ドアノブ」が着いているだけでノブを回して手前に引くか、奥へ押すかで開くタイプの”開き戸”だと思ってしまう。

ドアには”開き戸”、”引き戸”、”片引き戸”、”引き分け戸”、”引き違い戸”と開け方に違いがあるのに”開き戸だ”と思い込んでいる内は開けられないわけです。

一度この思考になってしまうと仕事だったり色々進まなくなるので、この「固定概念」思考を抜け出す方法というか自分式の発想法を書きます。

週刊少年シチューではそれらをまとめて「術式」と呼びます。なんとなく格好良いから。

それではいつものやりますか。

シチュー・ザ・ワールド『思考迷宮編 第一部』始まります

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