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反ってしまったチューンOマチックブリッジを直してみる

こんにちは佐藤です!
いきなりですがチューンOマチック(以下TOM)の反りって気にしたことありますか?
弦の張力に負けて経年変化でTOMが反ってしまう事があります。

写真は僕のOrvilleのレスポールのTOMです。真ん中らへんに隙間がありますよね。
こうなると外側の1.6弦より中側の3.4弦が低くなってしまってセッティングが取りづらかったり普通に弾きにくいなと感じると思います。
例えば6.1弦を1.5mmにセッティングしたとしても3.4弦が1.25mmになったりもっと低くなってバズが出たりします。
サドルの溝を削って高さを調整することもありますが、あんまり削って弦とサドルの接点が多くなって面で接するようになってしまうと「ミョーん」という鳴り方になってしまうこともあります。

肝心の反りを直す事についてですが、TOMが壊れてしまうこともあるので自己責任でお願いします。

叩いて直したりと色々やり方はありますが、僕はバイスを使ってやっています。
写真ではストラップピンを使ってやっていますが、こうゆう原理でできるのならなんでもいいと思います(できそうなのが手元にストラップピンしかなかったので笑)

ポイントはいきなり真ん中から力をかけない事です。端の方から少しずつ力をかけて反りを確認しながらやります
いきなり真ん中から強い力をかけると割れる事があります。特に古めの国産のものは割れる事が多いみたいです。
修理するブリッジごとに反りを直すのがいいのか、サドルの溝を削るのがいいのか、新品に交換するのがいいのか決めるといいと思います!繰り返しになりますが自己責任でお願いします

写真は作業後のTOMです。
スケールとTOMとの隙間がなくなったのが分かると思います。
これできっちりセッティングができます!

ということでTOMの反りを直してみました!

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