僕には才能がある

ここにはいない起業家の、インタビューされたときの話。


自分でいうのもなんなんですけど、僕には才能があると思っています。

どんな才能かと言われれば、たぶん絵画なんじゃないかと思います。

先日、自分が3歳のときの絵と5歳のときの絵を見比べてみたら、とんでもないほど上達してましてね。
感動しちゃうくらい。これ、毎日、絵を描いたらどうなるんだろう!と思わず自分でびっくりしちゃったわけですよ

まぁでも今は34歳で起業家。当たり前ですけど、絵なんか描いちゃいませんよ笑

でもこの才能、僕は過去の話じゃないと思ってます。

こう思ってるんですよ、自分の絵の才能は70歳で開花するんじゃないかって。

たぶん、僕がもし5歳から毎日絵を描いていたら、ダメな人間になっていたと思うんです。うち、両親は普通の会社員だし、画家になるなんて絶対反対するだろうし、よしんば絵を描かせてくれたとしても、変な期待ばかりの押し付け教育になって嫌になってやめてたでしょう。

だって、普通の人が他人の「才能」を評価するときって、一定の短い期間で開花する前提で、才能のあるなしを測るんですよ。

ならば70年かけて開花する才能へ投資できる人間なんていないんですよ。親だって無理。
できるのは"僕自身"だけなんですよね。だから僕、今になって、これからが自分の絵の才能に対して、自らが投資する期間なんだってことに気づいて、毎日、絵を描きだしました

絵って人生がにじみ出るものでしょう?
たぶん5歳からいやいや絵を描いて、絵がとんでもなく上達をした"だけ"の僕は、生き方は下手くそで、つまんないやつになった可能性もあるんですけど、今からなら多少なりとも人生ってものを噛み締めていける。
絵にも奥行きが出てくると思うんです。

決めてからは、毎日描くようになりました。1時間なら1時間、必ず描きます。もう今の僕の絵は笑っちゃうくらいつまんないですよ!笑 5歳のときから描いてればなぁーってすぐ考えます笑

もう描くたびに悔しくて情けなくて。。でもだから毎日描くんです。これ70歳になったらどうなるんだろーなーって。ワクワクするんですよ。ちょっとでもうまくなったら「やった!1段階才能が開花した!」って大騒ぎしてます!

...。

筆者感想:やはり彼には「起業家」の才能があるように思う。

end.

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