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概要 Vol.0 - SIOS Technology FRAMEWORK

はじめに

 私たちのチームは、「Financial & Unique SI Service Line」と呼ばれており、金融系を中心に様々なシステムインテグレーションを行っています。お客様のご要望をお聞きし、実現していくのがお仕事ですので同じシステムを構築することはありません。ですが、多くのシステムで似たような処理を行っていたり、似たような構造のソフトウエアを作っていたりします。このような部分を共通フレームとして保持することによって、生産性と品質の向上を図っています。

 本記事はその概要編で、各フレームワークの内容は、今後、徐々に記事化してきます。

FRAMEWORKとは

ソフトウェアフレームワーク(英: software framework)とは、プログラミングにおいて、アプリケーションソフトウェア等の実装に必要となる一般的な機能や定型コードを、ライブラリとしてあらかじめ用意したものである。

Wikipedia

 メインループがフレームワーク側にあり、各自実装部分はコールされる場合をフレームワークとする例もありますが、私たちはWikipediaと同じ定義で使っています。

SI事業における大きなリスク

 パッケージソフトやサブスクリプション化されたサービスで利用されるシステムも、定型のアプリケーションソフト・システムですが、我々の手掛けるシステムはお客様のご要望を可能とする手作りシステムです。前者を、建売の住宅に例えると、我々が手掛けるのは注文建築住宅と言えます。

 品質が高度に担保されている既存商品を売るのではなく、ご注文をいただいてから作るわけですから、引き渡すまでに製造・テストという工程が存在するわけです。その工程において、不具合が発生したり、想定以上のコストがかかるなどの問題が発生するリスクが存在します。

リスク低減、生産性・品質の向上

 上記のように、SI事業は大きなリスクを含んでいます。このリスクを低減するために、我々はFRAMEWORKを有効活用しています。図式化すると、下記のようになります。

最後に

 現在、使っている FRAMEWORK を順次紹介していこうと思いますので、ご期待いただけると幸いです。

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今後、追記していきます。





 

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