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フリーライターに文章力ってあるの?

私はそれほど記事を書いていませんし、いい記事を持っているわけでもありませんが、無料と有料で「熱量の違い」ってあるなぁと思って無料記事です。

最近、1人のフリーライターがじわじわと燃えているのを目にします。

そこで割と普通に言われているのが、「この文章力でフリーライター名乗るってマジ?」みたいな罵りです。

うーん…フリーライター名乗ってるからといって文章力があるとは限りませんし、そもそも大事なのは文章力ではなく内容なんですよね…

そんなわけでフリーライターの文章力について記事を書かせていただきます。

フリーライターに文章力は身に付くのか

結論から言ってしまえば、身に付きません。

身に付くのは「爆速で記事を仕上げる」スキルくらいです。

というのも、フリーライターに文章力なんて求められちゃいないからです。

実際に求められるのは、

「短い納期・決まった報酬に対する時間効率を最大限高めるための筆の速さ」

です。

フリーライターの主な活動場所はクラウドワークスなどのフリーランス向けサイトです。

そこでは案件を奪い合う、血で血を洗うような争いが日々繰り広げられています。

そこで重要になるのが「筆の速さ」です。

誰よりも早く案件を受けて記事を仕上げるほど多くの案件に納品できるため、多くの報酬を得られます。

日銭を稼ぐ為にフリーライターをやっている人々は、生活費の為に多数の案件を受けなければいけません。

そのため、推敲も無くざっくりと記事を作成してきます。

あなたはキュレーションサイトに多数上がっている記事を見たことがありますか?
あれらの記事には独特の文法や記事の構成(流れ)があることに気付くかもしれません。
実はあれ、
「爆速で記事を仕上げるための冴えたやり方」
なんです!いかがでしたか?

…とまあ、こんな感じの記事が量産されるのは脳みそ使って綺麗な記事を書いていては間に合わないからです。

文字に対する単価も問題の一つです。

クラウドソーシングでは1文字に対して金額を決めている案件や、1記事いくらで買い取っている案件があります。

しかし、どちらも大抵は相場がクソ安いのです。

「1記事500円、5000字」

「1文字0.01円」

そんな世界で食っていくには、やはり真面目に文章を考えていては割に合いません。

よって先程のような文章が量産されるのです。

つまるところ、フリーライターの多くは文章力に必要な推敲を行う機会も時間も動機もありません。

一部のライターは取材などで高単価の記事を丁寧に書いています。

しかし、クソ安い単価に見合う記事を量産するのが殆どの「フリーライター」です。

文章力が無いというよりは、そんなもの大事にしてたら死んでしまうのです…というのが今回のお話でした。

※勿論、低単価で丁寧な仕事をする方もいらっしゃいます。そういった方は報われて欲しいな…と思います

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