写真を撮っている人は多かれ少なかれSNSを使って、全世界へ自分の作品をアップしていると思う。でも同じ写真でもプラットフォームによって全く違う反応がされることはよくあることだし、同じ写真でもアップの仕方によってリアクションに大きな変化が出ることもある。

『「いい写真」ってなんだろう』はSNSでよく話題になるけど、ボク自身は「ボクが好きな写真」がもっともいい写真だと思うし、そんな写真を撮り続けたいとも思ってる。
ただSNSでいい反応があるとうれしいと思うのも事実。できるならボクが好きな写真がたくさん反応もらえるようになりたいなと思ってる。（必要以上にSNSにすり寄ることなく）

SNSと写真

かなりぶっちゃけてしまうと、SNSの世界は写真の良し悪しなんてほとんどの人は見ていないんじゃないかと思ってる。構図やピント、露出にこだわって撮った写真も、みんなそこまで見てくれるわけじゃないし流れ作業でいいねボタンを押してくれているのかもしれない。

だからボクは一つの仮説を立ててSNS（今回はX）に写真をアップしてみた。

例えば上のポストはパッとみた時にピンクが目を引くし、線の細い繊細な写真があるようにも見える。そして普通とちょっと違うかわいいカメラも見える。そんな一瞬で色んな情報が目に入る写真を組み合わせてアップしてみた。ボクにしてはかなり多い400を超えるいいねを貰えたのは、ボクの仮説が合っていたのかなとも思ったり。
そしてそれは写真一枚でアップするよりも圧倒的に見られていることがわかる。

さっきの4枚組の右上の写真を一枚でアップすると1/10の反応しかもらえなかったことからも、目を引く色んな要素を組み合わせることで、ボクが好きな写真であることを変えることなく、SNSで反応がもらえるのかもしれない。

写真と撮ったストーリー

もう一つは写真だけをSNSにアップするんじゃなくて、その写真を撮ったストーリーも一緒にアップすること。きれいな写真は絶景ポイントに行けば誰でも（いい意味で）撮れるし、SNSはそんな写真に溢れているからそんな写真をあえてアップしなくてもいいのかなと思うし。
ストーリはキャプチャを添えるのもありなんだけど、ボクはどのカメラで撮ったのかを合わせて載せることにしてみた。