去年聴いて良かった曲羅列するか

あけましておめでとうございます。Stlenです。今年は新年度から専門学生になるのでわりかし激動の年になりそうですが、自分のペースでNote更新できたらなと思っています。

ということで去年聞いて良かった曲です。去年の曲だけじゃないのであしからず。


ノックブーツ/Chevon


このバンドはマジでヤバイ。Vo谷絹茉優さんのカリスマ性とそれを支える楽器隊のレベルが高い。薄明光線もBanquetもクローンもめちゃくちゃいいけど初めて知ったこの曲をオススメしたい。イカれたサムネから放たれるミドルテンポの心地よいワウギター、大きく動くのにしっかり全体を支えているベース、そして心地よい高音のボーカル。あと歌詞がすごい。(語彙消失)サビの一番盛り上がるところをスキャットを「自己規制」と表現するのもオシャレだし、二番目のサビ、「対して事情とかはなくて」と「感性²で跨って」でオシャレに韻を踏むのはうますぎる。性交渉を感性²で跨ってって表現するのがあまりにも官能的。他の曲も韻の踏み方がめちゃくちゃ心地いい。インタビューを見た感じ詩先的な作り方をしているみたいですげえと思った。

おどる ひかり/Cody・Lee(李)

アニメ「江戸前エルフ」のED。Codyの歌、Codyの世界観!って感じがしてすごく好きなんだけど、その中でもやさしい部分をじっくり煮詰めてジャムにしたみたいな優しい曲調なのに歌詞が重め(「江戸前エルフのED」としては完璧に近い)で感情がめちゃくちゃですわ。あと「日々」の描写がCodyはうますぎる。「空を横切る電線の影絵で綱渡りした」なんて歌詞、ふとした日常すぎるだろ。続く歌詞が「なんてことない生活の端々で生まれたぬくもりを忘れたくはない」なのもオシャレ。シティーポップのCodyも、バラードのCodyもめちゃくちゃ好きだからみんなも聞いて。

「トーキョー・コーリング」ゲキヤク/平田義久

MV点滅注意

2024はゲキヤクの時代がくる。と思う。あまりにも激しい曲調に一切負けていないゲキヤクというUTAUの声。歌声、がなり、巻き舌。すべてが「激しい」。ボカロックとの相性が良すぎる。もしかしたらFlower以上に。この曲がゲキヤクブームの火付け役になってくれればいいなと思っている。
それにしてもこの曲はカッコ良すぎる。しょっぱなからアクセル全開のギターリフ、若者の衝動性をうまく落とし込んだ歌詞、上昇していくコード進行。すべてがアガる要素で作られている。脱帽。

収穫(りゃくだつ)のシーズン/Helsinki Lambda Club

浮遊感のあるSEとエコーのかかった歌声がクセになる。ふと鼻歌で歌いたくなるメロディーだが、曲全体はどこか悲しげな雰囲気がまとわりついている。緩めの横揺れのリズムが心地よく、小休憩で軽く寝るときの子守唄になっている。Helsinkiらしい曲ってわけじゃないけど、好き。Helsinkiっぽい曲もかっこいいので聞いてほしい。引っ越しはめちゃくちゃメンタルにキたときに聴くと救われるのでおすすめ。

ふぁうんどふってーじ/■37 shikakuzakana

上四曲はバンドサウンドって感じだったけど最後はEDM調。今までアングラ系EDMはあまり聞いてこなかったので衝撃が走った。BackroomsモチーフのMVとゴリゴリのシンセベース、DNAに素早く届く重低音の心地よさ。何より密度が濃いのでニ分足らずの曲とは思えないほどの満足感がある。ニ回目のサビ前、左右で違う歌詞を鳴らすというのも面白い試みだなと思った。破壊的な情報量が脳みそを震わせて心地よかった。

もっと紹介したいものもあるけど長くなりそうなのでここまで。改めて今年もよろしくお願いします。

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