自宅療養してました

まだ隔離期間中だけど、大分元気になってきたので、誰かの何かの役に立つかもしれないnoteを。

発症は突然に

まず前提。
仕事がフルリモートなので、普段から用がないと外に出ない生活を送っている。
2月~3月頭にかけてがかなり忙しく、普段残業しないわたしが毎日遅くまで残業連発していたのもあり、やや体力が削られ気味だった。
また、少しストレスが掛かるだけですぐ寝付きが悪くなるので、寝不足状態でもあった。ただ、寝不足に陥るのは自分の中ではいつものことなのでさほど気にしてなかった(これがあんまりよくなかった)

その条件下で、仕事の忙しさが落ち着いたタイミングで運良く平日休みがとれたので、楽しみにしてた催事にひとりで買い物に行くことに。

土日に行ったら凄まじい混雑だろうと予測して平日に行ったものの、人気の催事なので平日でも結構な混雑で、一つのショップで買い物をするのに30分待ちはザラみたいな感じだった。
目的のショップだけに絞っても、すべてを買い回るのに3時間くらい掛かった。

目的を果たしてすぐに帰宅。
異変を感じたのは、その日の夜18時ごろのこと。

1日目~2日目

部屋でゴロゴロしていたら、突然大きな咳がひとつ出た。
一回で声がかすれて喉が痛くなるほどの咳。あわてて水を飲んで鏡で扁桃腺を確認する。
扁桃炎持ちなので、寝不足が数日続くとすぐに扁桃腺が腫れる。
今回もそのパターンだと思ったが、扁桃炎の時は白い膿ができる扁桃腺に膿は見当たらず、かわりに発赤しているような状態。
さっきの咳と合わせて、なんだかいつもと様子が違うなと思いつつ、すぐ寝ようと入浴し、少し悪寒を感じたので熱を測ると37度2分。

まさかコロナか・・・?とは思ったものの、普段から外出なし、直近の外出は1週間前の眼科通院と当日の買い物のみで、眼科通院の日に感染したとするとオミクロン株の潜伏期間から考えて日にちが経ちすぎに思えるし、だとするとこの半日の間に感染→発症か・・・?という驚きが大きかった。
もしこの予想が合っているとすれば、潜伏期間の中央値は3日らしいけど、あまりにも発症のスピードが速い。

いずれにしても、まだそうと決まったわけでもなし、早めに布団に入ることにした。
寝不足だったしすぐ眠れるだろうと踏んでいたが、寝苦しさでなかなか寝付くことができない。夜中の4時頃になっても目がさえているのでおかしいと熱を測ったら38度5分。
この熱の上がり方と、身体の表面が熱くなる感覚と、全身の関節痛にものすごく既視感があるなぁと思っていたら、コロナワクチンの副反応で発熱したときと同じ状況だった。
これはかなりコロナの確率が上がってきたぞ・・・と発熱外来を受け付けている病院を調べた。病院に行く前に抗原検査キットとかで調べた方がいいのかと思い、念のため抗原検査とPCR検査を行っている薬局のホームページを見ると、症状が出ている方は病院で診察を受けるようにとの記載があったので、おとなしく発熱外来の予約を取ることに。

運良く近くの病院の予約が取れたので、翌朝すぐに向かった。
予約の時間に病院のメインエントランス・・・ではなく、「発熱外来」という記載のあるドアの前に。すぐに電話をかけて来院した旨を伝える。少し待つと、看護師さんが出迎えてくれた。
案内されるままに進みながら、入ってきた扉のすぐ近くの個室に患者さんらしき人がひとり座っていたので、あの人もコロナの診察に来たのかな・・・と思いつつ、わたしも半個室の診察室に通される。

看護師さんに渡された問診票を書く。
この時点でわたしが感じていた症状は、発熱・関節痛・倦怠感・咳・痰・下痢・1週間前に眼科に掛かってた結膜炎。。みたいな感じだった。問診票に胸痛の項目があって、少し息苦しいというか胸のあたりが痛い気がするけど、これは胸痛なのか・・・?と迷って結局丸を付けなかった気がする。

問診票を渡して少し待つと、さっきの看護師さんとは別の看護師さんが、よくテレビで見る防護服姿で現れた。抗原検査を行ってくれるとのことで、鼻の穴に綿棒突っ込まれるやつじゃなくて唾液がいいなぁ~と祈っていたが、無情にも看護師さんが取り出したるは長い綿棒だった。鼻だけマスクから出すように指示される。口は出しちゃダメらしい。咳防止かな。

抗原検査後しばらく待たされる。
スマホで「抗原検査 結果 時間」とかで調べながら虚無の時間を待った。検査結果を待ってる時間って一番不安だ。看護師さんが横を通るたびそわそわした。

30分後くらいにマスク姿のお医者さんがやってきて、「コロナ陽性ですね」とあっさり伝えてくれた。解熱鎮痛剤の有無を聞かれたので、「ロキソニンが家にあります」「いいですね」みたいな会話を経て、「だるさを取る薬だけ出しておきますね」と漢方薬を出してもらった。看護師さんに「じゃ、お大事に」と促されるので「お金は・・・・・?」と恐る恐る尋ねたが、公費負担になるので支払いはありませんとのこと。(※これは病院によるのかもしれない)

だれもおれに近寄るな・・・・!!!!!!と願いながら帰宅。

我が家は夫と二人暮らしなので、夫に検査結果を伝えてご飯食べてロキソニン飲んで寝た。
オミクロン株は喉が痛くなると聞いていたけど、この時点では喉が痛いと言うよりは喉がガサガサするなぁという感じだった。

3日目

熱が37度~38度をいったりきたりする。ロキソニンを飲むと37度台まで下がる。
喉がガサガサして仰向けに寝てると咳も出るし痰も絡むし息できなくて死ぬかと思う瞬間があってちょっと怖かった。
ただロキソニンで熱が下がってる間は元気でスマホゲームとかしてた。

4日目

朝起きてやや喉痛いか・・・・?と思ったが、ロキソニン飲めばおさまるのでまだ耐えられるな・・・と感じていた。
このあたりから鼻炎が出始めて、水みたいな鼻水が一生出続けるようになる。くしゃみもでるし目も充血するし頭痛も出てくるので感冒症状オールスターだな・・・と呑気に思っていた。
ロキソニンの残弾数が心許なかったので、試しに昼食後のロキソニンを省いてみたら夕方に39度まで熱が上がってびびって結局すぐ飲んだ。人体は熱上がりすぎると脳みそのタンパク質が固まり始めてたいへんなことになるので、高熱はよくない・・・・・・
知らない番号から何回か電話が掛かってくるから何だろうと思って出たら、配達業者からだった。千葉県からの封筒を届けに行きますとのこと。届いたのはパルスオキシメーターだった。

5日目

このあたりから、ロキソニンを飲まなくても平気なくらい微熱におさまってきた。でも前日に一回39度まで熱が上がったのが怖くてこの日はギリロキソニン飲んでた気がする。
相変わらずせきもくしゃみも出るし喉も少し痛いし鼻水も止まらなかった。でも熱が下がってきたせいか、やっとまとまった時間眠れるようになってきた。

6日目

鼻炎が少し楽になってきたので一日中寝てた。透明の水みたいな鼻水から、ウィルス感染してるときに出る粘性の鼻水に変わってきた。快方に向かってることが感じられて安心。

7日目~現在

熱はほぼ下がって咳や鼻水などの感冒症状も大分落ち着いてきた。
ただ、咳がずっと出ていたからか肺の息苦しさがまだ残っていて、息をするたびマックスで息を吸えていないような感覚があって不安。絶対肺活量が落ちてる。パルスオキシメーターは99で正常値だけど、99でこの感じなら異常値の95以下の人はかなり苦しいだろうなと思う。

まとめ

結局、恐れていた喉の痛みはわたしはそんなに感じなかったので、かなり人によって症状のばらつきがあるんだろうなと思う。
扁桃炎の一番きついときはロキソニンも効かず水を飲むのもつらく、唯一無理なく嚥下できたのが口の中で溶かしたバニラアイスだけだったので、そのレベルの痛みを覚悟していた・・・・。けど、実際はロキソニンで痛みが緩和されたし、喉の痛みよりは喉がガサついて声が出しにくくなったり、ずっと喉が渇き続けたり、痰が絡んで息ができなくなる瞬間があったことのほうが怖かった。それに、肺の息苦しさ! これはしばらく運動できないなと思う。大分元気になった今の状態でも、外を出歩ける気が全然しないもんな。

あと、やっぱり38度以上の高熱が出てるときが関節痛もあるし寝付けないし動けないししんどかった。ずっと2つの英単語を思い浮かべてこっちは青、こっちはオレンジ、って確認をしてた。意味がわからないだろうけどほんとにずっと、もうろうとした意識の中で、オレンジだ、青だ、って確認してた。なんなんだこの虚無の時間。

ただ、食べられる量は減ったけどずっと食欲があったのは良かった。
高熱つらいときだけロキソニン飲むためにゼリーだけで済ませたりしたけど、薬が効いてる間は普通にラーメンとかカレーとか食べてた。
自宅療養で痩せるかと思ったけど多分太った。催事で買ったおいしいお菓子も、食べられなくなるかもしれないから冷蔵庫で保管してたんだけど、結局数日で食べきった。おいしかった。

あと、ちょうど発症直前にプロセカにはまったところだったので、薬が効いてて元気なときはプロセカのストーリーを読んで、感動して号泣してた。(病気になって気が弱ってたのもあってかなり涙腺が緩んでた)

おいしいとかわいいに生かされてるな・・・・と実感した。

(おまけ)あってよかったもの

  • 解熱鎮痛剤(ロキソニンさま)

  • 体温計

  • 冷えピタ(熱が下がってからも頭痛いから貼ってた。楽になる!)

  • ゼリー(薬飲む用に・・・熱があるときのフルーツゼリーこの世で一番おいしい)

  • レトルト・インスタント食品(もりもり食べた)

  • ポカリと麦茶(マウスピース矯正中なので、マウスピース着用中の水分補給に砂糖・カフェインなしでミネラルが含まれる麦茶を水筒に入れて部屋に持ち込んで飲んでた。ポカリは食事のお供に飲んだり、寒いときの水分補給に暖めて飲んだりした)

  • 水筒(理由は↑)

  • リップクリーム(鼻が詰まって口呼吸になるので唇ガサガサになる、鼻水出すぎて鼻の皮むけるので鼻にも塗る)

  • ゆたんぽ(寒いときに)

  • 半纏(寒いときに)

  • おいしいお菓子(元気が出てくると食べたくなる)

  • ネットスーパー(ゼリーとかレトルト食品とか爆買いした。助かった。。。)

  • 推しのライブのマフラータオル(手洗い時のタオルを夫と分けるために、トイレや洗面所に行くたび首にかけて使ってた。鏡で見た自分の姿が具合悪そうなのに浮かれててちょっと面白いのでおすすめ)

  • 推しのアクリルパネル(大分前に注文してたのが偶然届いた。見ると元気が出るのでベッドの脇に置いてた)

  • プロセカ(めちゃくちゃ面白い)

  • 電子書籍(プロセカと同じく元気があるときに寝ながら暇つぶしできるから)

結局、催事の会場が人が多かったしそこでもらった確率は一番高いかな・・・?と思うものの、電車や駅の可能性もあるし、夫は通勤のある仕事なので夫から経由して感染した可能性もあるし、眼科で感染して長いこと潜伏してた可能性もゼロじゃないし、本当に誰でも感染する可能性があるんだろうなと思う。通勤のある職種の人ならなおさら。

発症しないに超したことないので、これを見た人もムリせず健やかに生きてください。

おわり。

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