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軟派な奴って実は硬派?

男の色気は綻びにある⁉️

僕が大好きなドラマ
「プライド」
もう何度観たかなぁ??
台詞も殆ど記憶している位、
繰り返し繰り返し観た僕のバイブル的ドラマ。

このドラマは2004年1月クールの月9
天才作家 野島伸司先生脚本の作品なのですが、
このドラマの素晴らしいところは、やはり、、

ちゃんと人間を描けていること

様々なキャラクターがいますが、
どのキャラクターも一片ではなく、
多角的に描かれています!!
その中でも僕が特に好きなキャラクターが
(現)松本幸四郎、当時市川染五郎さんが演じた

池上友則

この役は本当に色んな顔を魅せてくれました。
ざっくりとキャラ説明、、
主人公 木村拓哉演じる里中ハルの同期のアイスホッケー選手。
金持ちの息子。だけど愛人との間にできた子。
金銭面では何不自由ない生活を
送らせてもらったが、お金に人が付いてきて
本当の愛を知らない男。
人間としての熱さは人一倍あるが
それはひけらかさず、いつもチャラチャラと
女の尻を追っかける様なおちゃらけた存在。
こんな一言で言い表せない
奥行きのある役どころを(現)松本幸四郎さんは
見事に演じ切っていました‼️
その人間的厚みがある役を顕著に感じるシーン…
それは第8話。

失恋をしてもカッコ付けて
素直にならない主人公に
自分の意見を主張をする池上友則。
大人の男同士がリアルに語り合う中、
ボソっと…

「プライド捨てるのも
    案外プライドいるんだよね」



痺れるー‼️
これが男の色気でしょう!
色々な想い、傷を負ってきたから出る哀愁。
この脆さに女性は母性本能をくすぐられるのではないですか??
敢えて書きませんが
上記の台詞の前後に
ふだけた台詞を挟んでいます。
これも効果的であり、
大人の男のリアルを感じます…

大人の男って照れ症な人が多いんです、、
真っ直ぐ真面目になんて
恥ずかしくてしょうがないんです。
だからふざけるんです。
でもちゃんと相手に伝えたい!
伝えなきゃいけない時もあるんです。
そのなんとも真っ直ぐではない空気感を
野島伸司先生の脚本のもと
木村拓哉さん、(現)松本幸四郎さんが
(毎回(現)って面倒いな、、笑)
寸分の狂いもなく作ってらっしゃる、、
一流達の仕事ですね、、天晴れ‼️

「プライドを捨てるプライド」
これは歳を重ねる度に大切さと難しさを感じます
大事なものを守る為に、
捨てるべき拘り、誇り、自尊心があるなぁ…って
頑固なおじさんになりたくないと思っていても
なまじ賢くなったり、経験を積んで
強固になっていく思想。
素直さと柔軟性が欠けていってるなぁ…
そんなマインドになった時、このドラマを観て
ほぐしてもらっている感覚です。
このシーン以外にも沢山沢山
名シーン、名台詞があるので是非観てみて下さい

ではまた!!
「本気の遊びを!!」

ひらかわつかさ@ひげぽよ

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