見出し画像

エンタメ批評〜終わらない週末〜

どうも!
エンタメなんでもおじさんです!!

連続投稿25日目の今日は…
エンタメ批評
〜終わらない週末〜です!

この作品は一言で言うと…

たらればのリアルと予言

(二言やん 笑)

※以下ネタバレ含みます



多忙な生活、仕事の中で人間嫌いになっている
アマエダ(ジュリア・ロバーツ)が
夫のクレイ(イーサン・ホーク)
息子のアーチー(チャーリー・エヴァンス)
娘のローズ(ファラ・マッケンジー)
を連れて田舎の豪華な別荘をレンタルして
週末を優雅に暮らそうとするところから
物語は始まる、、

別荘に向かう道中から何故か
電波やインターネットに繋がらなったり
巨大なタンカー船がビーチに突っ込んできたり
別荘のそばの森から大群の鹿が集まってきたり
不穏な出来事が次々に起こり始める。
そこに別荘の家主G.H(マハーラシャ・アリ)が
娘のルース(マイハラ・ヘロルド)を連れて
深夜に訪れる。

様々な出来事はサイバー攻撃によるものだと
分かってくるが、、
何処からの攻撃なのかも、どんな目的なのかも
はっきりしたことはわからないまま
途中、登場人物が聞いた話や、憶測が入るが
どれもはっきりしたものではない
そんな中、人間不信になり
近い人同士がギスギスし、争い始めたりする
逆に有事の中、人間の美しさ、逞しさも垣間見えたりもする…

あらすじっぽく書きましたが、
これが全てです。
いやぁー
これまた賛否分かれてるみたいですねー
因みに僕は好きです❗️
以前記事にした
「梅切らぬバカ」も
「湯を沸かすほどの熱い愛」も
賛否分かれてるみたいですが、、
この3作品は特に
作り手の意図を感じられず
与えられた情報だけで楽しもうとする人は
「否」なんだと思います。

僕はこの作品で考えさせられましたし、
共感も沢山しました。
便利になっていく世の中
今や僕含めスマホやPCが無いと
生活できない人が多い世界で、、
それらはインターネットが
繋がらないとほぼゴミです
現代人がテクノロジーを奪われた時、
どんなリアルが待っているか
どんな立ち振る舞いができるかを
問われている様な作品に感じました。
起こりえないとは言い切れない世界観が
僕には「予言」にも感じました

また作り手のメッセージ、思想は
別荘に来るキッカケを作った
4人家族の母「アマエダ」と
別荘の家主の娘「ルース」が
有事により極限状態になった時のシーンに
凝縮されていた気がしています、
(以下、字幕を抜粋)

アマエダ
人は傷つけあうもの
いつの時でも
気付かぬままに
地球のすべての生き物を
ぞんざいに扱い
紙ストローと無農薬チキンで
ごまかそうとする
そんなのなんの役にもたたないのを
知ってるくせに
わざと偽りの生活をする
合意の上、妄想を押し通す
私たちがいかに酷くないかを
認めたくないから

ルース
あなたの態度や言葉には抵抗があるけど
私たちには共通点があるし
今の意見には同意する
でも人がいくら酷くても…
私たちの仲間だわ

アマエダ
こんな自分がイヤ
酷い自分が大嫌い
人が大嫌いって言ったけど…
戻ってくるならなんでもする


矛盾と闘う本音
失って気付く尊さ
有事だからこそ気付かされた本性は
共感100%でした

最近、観る映画のヒット率が高くて嬉しい
僕、基本は相当に辛口なので…笑
こんなに賛を多く書ける作品に出会えて幸せです

この作品を観るキッカケになったのは
僕が1番好きな映画
「グリーンブック」で助演男優賞を取った
「マハーラシャ・アリ」が出ていることでした
この役者さんは
僕の最強の推しです!
兎に角、お芝居が上手い!
繊細な心の機微が手に取る様に分かる表情が凄い
居様が凄い
この方です‼️

いやこれ、鈴木愛理さんのヒット曲「最近の推し」のPVのワンシーンですやん‼️

すみません。
僕の最近のリアル推しを出してしまいました 笑

「間違い様ないだろ💢」

写真で一言的に登場させてしまいましたが
「グリーンブック」でのワンシーンからペタ!
このグリーンブックも
どこかで記事にすると思います。
本当に素晴らしい映画なので、、

では今日はこんな感じで!
ではまた!
「本気の遊びを!!」

ひらかわつかさ@ひげぽよ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?