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素晴らしき歌詞の世界〜木綿のハンカチーフ〜

どうも。
エンタメなんでもおじさんです。

連続投稿8日目の今日は…
▫️素晴らしき歌詞の世界
〜木綿のハンカチーフ〜です!

2日連続で「えんとつ町のプペル」の感想を
熱く語ってしまった為…
(語ってはないね、記載してるから)

そのままのノリで、熱く語れるもの
(語ってはないよね、記載してるから)

それが今日は元、弱小音楽家の目線から…

語りたいと思います!!
(だからぁ!!!)

まず歌詞を記載します

  恋人よ ぼくは旅立つ
  東へと向かう 列車で
  はなやいだ街で 君への贈りもの
  探す 探すつもりだ
  いいえ あなた 私は
  欲しいものは ないのよ
  ただ都会の絵の具に
  染まらないで 帰って
  染まらないで 帰って

  恋人よ 半年が過ぎ
  逢えないが 泣かないでくれ
  都会で流行(ハヤリ)の 指輪を送るよ
  君に 君に似合うはずだ
  いいえ 星のダイヤも
  海に眠る 真珠も
  きっと あなたのキスほど
  きらめくはずないもの
  きらめくはずないもの

  恋人よ いまも素顔で
  くち紅も つけないままか
  見間違うような スーツ着たぼくの
  写真 写真を見てくれ
  いいえ 草にねころぶ
  あなたが好きだったの
  でも 木枯らしのビル街
  からだに気をつけてね
  からだに気をつけてね

  恋人よ 君を忘れて
  変わってく ぼくを許して
  毎日愉快に 過ごす街角
  ぼくは ぼくは帰れない
  あなた 最後のわがまま
  贈りものをねだるわ
  ねえ 涙拭く木綿(モメン)の
  ハンカチーフください
  ハンカチーフください

はい。
勿論、大ヒット曲ですし、
今も変わらず愛され続けている名曲で
様々なアーティストに
カヴァーされている楽曲なので
知ってる方が多いと思いますが…

何が凄いか、僕見解で書かせて!
(やっと「書く」って言ったな)

まずイントロ、アウトロ含めて
3分47秒の曲なのですが
この短い時間で描けている
男女のストーリー。

本当に無駄がなく細やかに
描けているのですが、
さらに想像させる余白も残せている
完璧ですね…

「時代、時代」と言いたくはないのですが
最近は人が想像したり、
考えたりしなくても
生きていける利便性、環境にあると思うんです

でも、僕は想像したり、
考えたりすることの
喜び、楽しみこそが大事だと思ってます。

例えば…
残された女性の田舎はどこなのか
男性の都会の暮らしは
どんな風に変化をしていったのか
ハンカチーフは送ったのか否か…

想像し、正解、不正解の無いものの中で
どれだけ想像して遊べるか、
想いを馳せられるか…

どれだけ合理的に
正解を追い求め止めることができるか
を試させてる時代だからこそ

自由に、
正解とか不正解とか、
そんな人や状況、環境によって
変わってしまう定義の中じゃなく
発想をすることが凄く大事だと思うんです
(思想が強くなってきたので、路線変更しよー笑)

それと譜割りですね
譜割り(音符に対して歌詞をはめる作業)
が素晴らしい!
僕も曲を作ってる時
メロディに対して、
ハマる言葉、ハマらない言葉ってあるんですよね
これは言語化し難いけど…

しっくりこない?
無理矢理感がある?
うーん…

一回、作詞してみて下さい!
本当に難しいことだって分かると思います!
作詞家の松本隆さんが
いかに凄いか分かると思います。

作詞って言ってしまえば
小学生位の国語能力があれば
誰でもできることで、
アマチュアとプロの境界線を引くのが難しい
この作業を、職業にできる人というのは
本当に凄いことです!

当たり前ですが筒美京平氏の
作曲も素晴らしいの一言です!
(一言にしたのは今日は作詞の時間だからです)

あ、作詞じゃないけど
アレンジの話もちょっとさせてー
萩田光雄さん仕掛け方好きですねー

失恋ソングなのにアレンジが
終始曲調は爽やか、テンポもスローではなく
ミディアム。
この逆アプローチというか
重くなく、軽やかなアレンジが背景にあるから
余計にせつなさが増幅するというか、
なんというか…

それに太田裕美さんの声質、
歌い上げない歌唱法が
すっと心の中に浸透していく

本当に三位一体。
いや四位一体なこの曲は
奇跡の出会いの中で生まれながら
計算され尽くした
渾身の作品。
だからこそ、長く愛されるんでしょうねー

素晴らしき昭和歌謡の世界
また何か、昭和歌謡じゃなくとも
歌詞の世界観、書きたいと思いますー!

ではまた!!
「本気の遊びを!!」

ひらかわつかさ@ひげぽよ

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