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彼は、バファリン的存在。


風が冷たくて、空気もひんやり。
冬の季節を徐々に感じさせる頃になりました。

わたしはその季節の変化にいけず、気分が上がりもしない。下がりもしない。ただただ無気力な時期が来ていました。
まだそれは感じているし、もう少し続きそうな気もしている。


仕事も普通の仕事をしているだけなのに、なんだか疲れてしまい、休憩の時間に寝ていて、目を覚ます。
顔を上げると、ほっとレモンのペットボトルと目が合った。


わたしは買ってないな…


周りを見渡すと、うさのすけ.がいた。
わざわざ買って置いてくれたらしい。

たまにうさのすけ.がしてくれることが少女漫画の1ページみたいで、嬉しくもあり、照れたりもする。こんなドラマみたいな漫画みたいな甘いベタな感じがとてつもなく好きだったりする。


こういうときの人のやさしさというものは染みてくる。


じんわり心を温めてくれるのだ。
まるで、目の前にいるまだ温かいほっとレモンのように。


後輩が最近言っていた言葉。
「彼氏がバファリンなんですよ」と。

その言葉がうさのすけ.にもぴったり当てはまるんじゃないかなと思う。


一緒にいると落ち着けて、自分もなんだか優しくなれる気がする。
そんな存在。胃に優しそう。

苦しいとき、痛いとき助けてくれるのは彼で。
「なにか自分にできることある?」と聞いてくれる。
それだけでも十分嬉しいの。


生理痛や頭の痛いときに助けてくれるバファリンは、ヒーローで。
わたしの彼もバファリン的存在だから、きっとヒーロー。

でも、バファリンはみんなのものなので、うさのすけ.はわたしだけのヒーローでいてほしいとかちょっとわがままを言ってみる。

わたしもそんな存在になれたらな、とちょっと思ったりする。



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