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イツモ…ボクハ…ココニ…イルヨ(’22/8/5)

週末に、高原で一泊した。

高原も、昼間はやはり相当暑いが、
夜になると都会とは一変する。
空気の密度が都会よりも薄いし、
爽やかで涼やか。

そんな高原の夜に、虫や蛙の声を聞きながら、
澄み切った夜空を見上げてみた。
そこは、飲み込まれそうな深い暗闇の中に、
キラキラ輝く宝石のかけらが散らばるまばゆい世界。

138億年前に、宇宙は生まれた。

昨年末に打ち上げられた、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡では、
この宇宙が生まれた直後の135億光年先にある銀河の姿を見ることができる。
※詳細記事はこちらから

135億光年先の星の光は、135億年かけて、今ここに届いた光。
本当の「今」、その星がどういう姿になっているのかは、
少なくともあと135億年待たないと見る事ができない。
そんな壮大な宇宙の中の、この地球という星に生まれることができた私達は、
奇跡の中の奇跡、なのだとあらためて感じる。

物事を見る時に、どんなスケールで見るのか。
自分の周りだけの視点なのか、地球という視点なのか、宇宙という視点なのか。
その視点のありかによって、下される判断も違ってくる。

そんな思いにふけっていると、なんとなく横に地球外生命体の存在を感じたりする。
できれば、エイリアンみたいなのではなくて、E.T.みたいなかわいい感じの生命体だったら、
友達にもなれるかもしれない。
妄想は果てしなく暗闇の空に広がって行く。

宇宙規模で考えれば、私達の知っていることなんか、ほんとちっぽけな事なのさ。
でもだからこそ、ワクワクすることも多いのさ!
知らないことがたくさんあるって、幸せだね。ホント!

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