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夢はつまり、思い出のあとさき。ハ月は夢花火。(’22/8/26)

夏休みも終盤。
みなさん、今年の夏は、どんな思い出を作られましたか?

高原へ避暑に行った時のこと。
高原と言っても、日中は、日差しが照り付けて暑いですが、
さすがに、朝晩は過ごしやすく、ゆっくり時間が過ぎていく感じでした。

昼間は、眩しい日差しの中で、ドライブ。
両脇が一面田んぼの一本道を、ドライブ。
正面には、真っ青な空に入道雲、
そして地平線のかなたには緑の稜線がくっきりと浮かび、
太陽が照り付ける山肌の緑は鮮やかに輝いていました。

こんな素敵で、なんだかちょっと懐かしい景色。
そろそろ宿題が気になりだして、残りの日数を数えてため息ついたあの頃。
おばあちゃんの家の縁側で、冷やしたスイカにかぶりついた日。
そういえば、おばあちゃんは「塩」をふって食べていたけれども、
どうしてもそれが美味しいとは思えなかったあの日。

こういう普通のステキな日が、
これからもずっとずっと続くように。
私達の子どもも、そしてそのまた子どもも、
ずっとずっと同じステキを、共有できる未来であってほしい。
そんなステキをちゃんとバトンタッチできるように
今生きている私達の果たすべき役割は意識しなくては、と。

高原から戻って、いつもの日常に戻ったけれども、
なぜか頭の中に、ずっと、井上陽水の「少年時代」が流れている。
ウタの「新時代」もカッコいいけれど、井上陽水も味わい深い。
今なら、スイカに「塩」をふるのも美味しいと思える。
時代を超えて受け継がれるもの、ちゃんと次の世代にも手渡ししたい。

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