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Make a Wish! 願いを形に!(’22/11/18)

「Make a Wish」

英語で「ねがいごとをする」という意味。
3歳から18歳未満の難病と闘っている子どもたちの夢をかなえ、生きるちからや病気と闘う勇気を応援する、というボランティア団体だ。

https://www.mawj.org/donate/monthly-donation/

この団体が主催した、ゴルフのコンペが、オリンピックが開催された事で有名になった霞が関カントリー倶楽部で開催された。たまたま、知人の知人がこの団体の理事だったのでその紹介があったのと、そんな名門コースでプレーできるのは一生に一度だろうとも思い、有り難く参加させて頂いた。

プレーフィーの一部が寄付されること以外にも、有名プロがサインしたキャップとかボールとかいろいろなグッズのオークション企画で、楽しく盛り上がった。
こういう機会を紹介してもらって、ちょっとでも何かのお役に立てたのであればと思い、ホカホカした気持ちになれた。

日本では、「寄付」という行為が、文化として欧米ほど定着していない。
今や、国立大学でも、大学運営において、卒業生の寄付が大きな運営資金になっている。
ただ、その寄付の額は、欧米の有名大学には遠く及ばないのが現状だ。
例えば、ハーバード大学では、年間の卒業生等からの寄付金額が約2000億円超で、
この寄付金をベースにしたファンドが数兆円の規模になっていて、年間の運用収益だけでも100億以上の収益がある。
日本の大学で、寄付金額だけでも年間100億集めている大学がいくつあるのか、という状況と比べると、
 「お金を集めてお金に働いてもらう」
ということに関しては、日本は相当な後進国である。

この原因は、日本人が寄付を嫌がっているのではないと思う。
どちらかというと、機会があれば、寄付をしたいと思っている人は多いはず。
ただ、どこでどんな寄付ができるのか、どんな風に使われるのか、がよくわからない。
だから、寄付するきっかけさえ増えれば、寄付の文化は日本に十分根付く文化なのではないだろうか。

それにしても、数日前の報道で、
アマゾンの創業者のジェフ・べゾス氏が、生前に資産の大半の約17兆円を慈善事業に寄付すると発表した。
17兆円って、想像もつかない金額。
アントレプレナーが起業で成功して、その結果大きな富を得た時に、そのお金をどう使うのか。
お金儲けをするというその先に、
 「お金をどう使うのか」
ということに、その人の人としての在り方が見えてくる。

「Make a Wish」

この団体は、子どもの夢をかなえて「あげる」のではなく、夢をかなえるのに必要な、さまざまな手配や配慮をしてそのお手伝いをする。
そのために、集めたお金を使っている。

お金を稼いで、殖やして、貯めることも大切だけれど、
使うところも、真剣に考えて使いたい。
大富豪でなくても、普通の生活の中でのちょっとした積み重ねで、ホカホカした心の安らぎをもたらしてくれる。
小さな一歩、でもそれも積み重なれば大きな力になる。
(よろしければ、 こちらのアンケートに参加お願い致します!)


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