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シロップで舌が真っ赤になるくらいが楽しい!(’22/9/23)

先週末に散歩していたところ、家の近くの氏神神社のお祭りに遭遇した。
台風の影響で、おみこしには透明シートがかけられていたが、
はっぴを来た大人と子供で、なかなかに盛り上がっていた。
聞けば、コロナの影響で3年ぶりの開催だそうだ。

せっかくなので、境内に入ってみると、パラパラと屋台もある。
焼きそばが600円、かき氷が300円。
ここにも、原材料値上げの影響が出ているのだろうか・・・
心ナシか、屋台のお店の人も元気いっぱい、という感じでもないのが少し残念。

私が子供のころ、〇十年も前のことだが、
お祭りの日は特別に500円くらいお小遣いをもらって、
まずは、あんず飴を100円で買ってぺろぺろしながら、
金魚すくいか、あるいは的当てを200円。
最後に、綿菓子を友達と半分ずつ分けて200円。
って感じで、十分に祭りを堪能できたものだった。
運よく親が一緒の時は、べっ甲飴とかカルメ焼きなんかも買ってもらえた。
焼きそばやたこ焼きも魅力的だったけれど、なんとなく親が良い顔をしないので、食べたかったけれども我慢していた。

コロナの影響もまだ多少はあるのか、屋台も昔よりグッと減っていたし、
子どもの数も少なかった。
お祭りって、そこに居るいろいろな人の顔、声、空気、匂い、などなど、
ちょっと日常と違う特別な雰囲気がステキだった。
こういうのって、やっぱり、バーチャルな世界では引き継げないですよね。

スモモ飴で真っ赤になった舌を友達同士で見せ合った日。
そんな事が出来ることこそ、子供の特権だったような気がするなあ。

先日、青山付近を歩いていたら、「〇能研」のお馴染みのリュックを背負った小学生が、塾帰りなのか、スタバのフラペチーノを飲みながら道を歩いていた。
小学生が、フラペチーノを飲んでいけないということはないんだが、なんか、大人になった時に楽しみがなくなるよ、今からそんなの飲んでいると、ともフト思った。
でも、余計なお世話だよね。
フラペチーノ、美味しいものね、勉強頑張ってね! と去っていく背中に応援。
今の子どもたちは、それはそれでいろいろ大変なんだろう。
将来はぜひ、ステキな大人になってね! ファイト!

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