【ポケカ】アルファベットレギュレーション 【A~G】2023

 


Ⅰ.挨拶

 こんにちは!そろそろ年末も近くなり、レギュレーション変更の時期が近づいてきました。まだ発表はないですが、例年通りであれば「E」マークのカードがスタンダードで使用不可となります。

 『レギュレーション変更後も「E」マーク以前のカードを使いたい!でも、エクストラのカードを新しくそろえるのはハードルが高いな・・・』という人に向けた記事です。相手に了承を取ったうえで遊んでみてください。

Ⅱ.レギュレーションについて

 本レギュレーションでは「A」以降のレギュレーションマークのカードが使えます。現在の範囲は「A」~「G」です。
 
エクストラほどではないですが、使えるカードが増えますし、何よりレギュレーション変更のことを考える必要がないのが良いところです。

 「A」マーク以降のカードが使えるので名称を「アルファベットレギュレーション」としました。

 「A」マーク以降のカードで遊ぶというルールは、時折ネットでも見かけます。「台湾レギュ」や「解放レギュ」といって、台湾や香港では大会も開かれているそうです。このルールで遊びたい人は潜在的に多いはず!日本でも流行ってほしいですね~。

Ⅲ.追加ルール

 さらに、追加ルールとして、以下の3つを上げたいと思います。
※ここから先のルールは、完全に個人の趣味です。採用する場合は、
必ずお相手に了承をとるようにしてください。(特にルール①の「例3」は元のテキストから逸脱していると考える人もいるはずです。)

【ルール①】
『一文中に「ex・V・GX・EX」のうち、2つ以上が含まれていた場合、
 そのすべてを対象とする。』
理由:テキストに整合性をもたせるため。
ポケカは、世代が変わるごとに『きぜつ時にサイドを2枚以上取られるルールをもつポケモン』の名称を変更します。スタンダード内では直近2つの名称を指定すればよいのですが、エクストラになるとこの範囲から漏れる『サイド2枚ポケモン』に対応できず、問題が発生します。つい最近「回収ネット」がエクストラで禁止になりました。これは、新弾の「テツノブジンex」を手札に戻せてしまうためでは?と言われています。

先行1ターンキルデッキが横行しちゃう・・・

例1.「回収ネット」は、通常「EX、ex」に使用できるが、今回のルールでは、これらも手札に戻せない。

「V・GX」をのぞくため、「ex・EX」ものぞく

例2.「メロン」は「V」のみを対象とする。「ex・GX・EX」には水エネルギーをつけることができない。

「V」のみを指定しているので、「EX・GX・EX」はのぞく

例3.「こだわりハチマキ」は、相手のバトル場のポケモンが「ex・V」であっても技のダメージは「+30」される。

「GX・EX」を指定しているため、「ex・V」も効果対象になる。

【ルール②】
『「エクストラレギュレーション」で禁止されているカードは、合わせて2枚までしかデッキにいれることができない。』
理由:禁止のカードも使用したいため。
 これは、素直に使って面白いカードがあるからですね。「マチスの作戦」など、コンボデッキをつくる際は御用達のカードです。ただし、4枚投入可にすると、例えば『先行1ターン目に「ムウマージ」4連打されてから「リセットスタンプ」と「ザクザクピッケル」を決められたら、ゲームにならない。』のである程度の制限は必要だろうということで考えたものです。枚数の制約は、4枚だと緩すぎると感じたため2枚までとしています。

【エクストラで禁止されているカード一覧】
・アンノーン(SM8 特性「DAMAGE[ダメージ]」)
・アンノーン(SM8 特性「HAND[ハンド]」)
・マーシャドー(SM3+など 特性「やぶれかぶれ」)
・フラベベ(SM6 特性「ぬけがけしんか」)
・ムウマージ(SM10)
・ヤレユータン(SM5Sなど)
・リセットスタンプ
・ザクザクピッケル
・回収ネット(S2など)
・しまめぐりのあかし
・ムサシとコジロウ
・マチスの作戦

画像一覧
(フェアリーエネルギーはデッキリスト作成の枚数調整カードです。無視してください。)

『合わせて2枚まで』なので、『「リセットスタンプ」2枚と「マチスの作戦」2枚をデッキに加える』といったことはできません。

※殿堂レギュレーションが分かる人には、『各カード殿堂ポイント2ポイントとする』という表現の方が分かりやすいかもしれません。

【ルール③】
個人的制限カード(以下のカードもルール②の範囲に含める)
理由:他の類似効果をもつカードを使用する意義が薄くなると考えるため。   例えば、「ダブル無色エネルギー」が無制限で使えるようになると「ダブルターボエネルギー」と「ツインエネルギー」のどちらを使うかで迷うことがなくなります。(5枚目以降の採用はあり得ますが。)強いカードを使うことは楽しいですが、結果としてデッキ制作の選択肢を狭めることになると考えます。

ターボは『ダメージ-20』、ツインは『exなどにつけると無色1個分に減る』という欠点がある

【一覧】
・ダブル無色エネルギー
・フィールドブロアー
・ダートじてんしゃ
・エネルギースピナー

~以上の3つのルールを追加した「A」マーク以降が使用できるレギュを
         「アルファベットレギュレーション」とします。~

 実際に、このレギュレーションを本格的に煮詰めていくと、『マーシャドーを先行1ターン目から展開できるのはよくない。禁止にするべき!』など、問題点がいろいろ出てくるかと思います。その際は、皆さんで新しくルールを決めて遊んでください。元々、公式のレギュレーションではありませんからね。楽しくポケカができることが一番です。

Ⅳ.最後に

 この記事は、1年半ほど前に書いた記事のリメイク版になります。ここから、皆さんの仲間うちで遊びやすいルールを考えるきっかけになっていただければ幸いです。

 ポケカはスタンダードが人気のカードゲームです。ですが、スタンダード変更があったカードたちはあくまで『スタンダードでは使用できない』だけです。長く遊んだ思い出のデッキは、すぐに崩したりせず仲間うちで使ってあげてください。新しいカードとの組み合わせで面白いコンボがみつかるかもしれません。それでは!











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