パヨにも分かる経済vol.2 資本主義と社会主義って?

こんにちは、ふみきゅんのせいだbotです。
先日24時間テレビが放映されましたが、その裏でキシダの仕掛けたと思しき、実にけしからんイベントが開催されていたようです。

セクシー女優の深田えいみさんが24時間フリーハグなるイベントを開催していたようです。残念ながら私は遠方でリモート参加を模索していましたが、残念ながら今回は見送りとなりました。

という訳で今回も統一教会と国葬についての少し暑苦しい議論が続いていますので、チャックを下ろします。

シュッシュッと... 妻パヨが臭いに敏感なので気をつけないといけないですからね。

さて前回、経済とは何なのかというお話をして、物の価値がどう決まるか?そして円が高い安いとは何なのかを簡単に紹介しましたが、今回は少し話がレベルアップします。

また、出来るだけ話を単純化して分かりやすくを心がけるため、少しデフォルメして表現することがあります。厳密には違うけど、理解する入口としての役割を意図しているため、多少の正確性には目を瞑っていただけるとありがたいです。

経済の仕組みとは?

過去には封建制などがありましたが、現在の経済体制は大きく分けて二つ主要なものがあります。それは資本主義と社会主義です。
主に中学校の公民で習う内容なのですが、それぞれどういう違いがあるのかは、これから説明します。日本の現状も考えながら見ていただければと思います。

冷戦と呼ばれる第二次大戦後の世界は、資本主義を採用している民主主義国家と社会主義を採用している共産主義との対立が激化していた時代でしたが、それまで共産陣営の盟主のような存在のソ連の崩壊などもあり、現在の共産主義を標榜する中国では、政治体制は共産主義ですが、経済は部分的に資本主義を導入してきています。

この二大経済体制が、西側と呼ばれる欧米と、東側陣営の中露(旧ソ連)の対立を今でも引きずっていることを踏まえて、それぞれの内容を見ていきたいと思います。

社会主義とは?

生産手段を社会、つまり国家が管理し、国民に労働をさせる代わりに富を公平に分配すると言う経済体制です。
社会主義の経済体制では、個人ではなく社会が生産手段を保有し、国民が職業を選ぶのではなく、指定された労働に従事し、その代わりに公平な分配を得られます。

社会主義体制の下得られた利益はみんな(社会)のものであり、その分配は社会が管理します。そのため貧富の差は生まれにくくなります。

世界的に問題になっている経済格差の観点で言うととても理想的な体制のように思えます。しかし、本当にそうなのでしょうか?

社会主義を採用している国家は今では僅かですが、かつてはソ連を始め、もっと存在していました。しかし、社会主義の一形態である共産国家であったソ連も崩壊しましたし、今では共産体制国家の最大国家である中国も、部分的に資本主義を導入しています。

社会主義体制で一番の問題は分配の平等性と競争のない体制ということです。
どういうことかと言うと、

働こうがサボろうが報酬は同じということです。また分配が平等であれば、もう一つ問題になってくるのが、競争が起こらないという問題です。競争が起きなければ、生み出す財の質も上がりません。自給自足社会であればそれでも問題はありませんが、輸出や輸入により外との繋がりが深まれば深まるほど、それは致命的なものとなります。

現実問題としてソ連は経済成長が鈍化し、市場経済的なシステムを取り入れはしたものの、それまでの連邦内での不満を抑えることが出来ず崩壊しました。

また、社会主義をこれまで取り入れてきた共産体制で問題になるのは国家の力が強いことです。そのため、往々にして独裁体制が生まれ、異なる意見は排除されてきた社会と考えることが出来ます。

一般民衆間の貧富の差はないものの、指導者層と民衆との貧富の差は相当なものとなります。

見てみてください、赤旗を発行して平和と命を守る愛の党という設定の日本共産党を。篠原常一郎さんによると、党中央委員会の30歳未満の職員の平均給与200から250万くらいとのこと。

対して神奈川の豪華山荘で悠々自適に運転手付きで身の回りのお世話もしてくれる党職員がついている生活を送っている不破哲三元委員長(本名は上田さん)との格差を。

20年独裁体制を敷いている志位委員長は慎ましやかな公団分譲住宅暮らしをしている中、これは大きな差です。

日がなTwitterで荒ぶる共産党品川支部委員長(という設定の無職)の香西かつ介同志はどのような慎ましやかな暮らしぶりなのかを想像すると涙に耐えません。

少々話は脱線しましたが、社会主義の何となくのイメージは持ってもらえたと思います。

資本主義とは?

資本主義とは、生産手段を資本家、つまりオーナーが提供し、労働者を使い商品を作り販売し利益を生み出す経済体制です。
資本家は生産手段を自らのお金で提供し、労働者を使役する代わりに、彼らが生み出す利益を手にすることが出来ます。労働者も働いた代わりに賃金という形で労働の対価を得ます。

これらの集合体が市場と言えます。市場では様々な資本家と彼らが集めた労働者と生産設備を駆使して生み出された様々な商品(財)が取引されます。

そうして得た利益は資本家のものとなり、その一部が労働者に報酬として還元されます。

資本家は商品が売れないと自分が出した生産設備のコストを回収できないため、自分達の商品を工夫して消費者に対して、より高く、より多く売るためにアピールする必要があります。

社会主義では仮に利益が上がらないとしても、それは社会全体で負担する仕組みですが、資本主義は利益が上がらなければ、それは資本家の負担です。その代わり利益が上がれば、その分資本家は豊かになります。

そのため必然的に競争が生まれ、様々な商品が生まれ市場全体が活性化し、成長していきます。

また社会主義体制では労働者への分配は公平でしたが、資本主義の下では、より利益を出せる労働者は資本家にとってもメリットがあるため厚遇されますが、そうではない人は残念ながら報酬は下がります。

ということで、資本主義と社会主義の違いをまとめますが、大きな違いは二つです。

生産手段を誰が提供するのか?

利益を誰が受け取り、どう分配するのか?

という点に違いがあることは分かっていただけたと思います。

ということで、日本の経済を少し見ていきましょう。

日本は社会主義?それとも資本主義?

結論から言えば、資本主義です。とは言え、一人の資本家の下に労働者が集うタイプの中小企業もあれば、複数の資本家が共同出資するタイプの大規模な上場企業も存在します。

これを読んでいる皆さんの中には学生さんも社会人の方もいらっしゃると思いますが、お金を手に入れるためには様々な方法がありますが、主な手段はやはり労働です。

家が余程裕福でない限りは、基本的にはアルバイトなり正社員としてなりで、どこかしらのお店や企業などで働いた経験はあると思います。

そして、様々な資本家(企業、個人)が各々に生産手段を用意し、物であったり、サービスであったり、時には労働者そのものを商品として消費者に提供し、消費者はその価値に応じた対価を支払うことにより、利益を得ます。

消費者は時として労働者や資本家など様々な立場で得たお金を使って、自分にとってよりメリットがある物を選んで購入するのです。

資本主義体制では基本的に市場内の自由な競争の結果成長しますが、何でもしていいという訳ではありません。そこには様々なルールがあります。

このルールの部分が資本主義体制を敷いている国が経済に対して関与する部分なのです。

ということで、社会主義と資本主義の基本的な違いについて触れました。

次回以降のテーマはまだ決まってませんが、算数をきちんと理解できないパヨにも分かるやさしい経済という内容で今後もノートを中の人が書く予定です。

シャー(着ぐるみのファスナーを上げました)

キシダも今日から復帰し、FANZAのサンプル動画とはしばらくお別れのようですが、私はこれからもサンプル動画を楽しみたいと思います。

皆さんご機嫌よう。

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