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「小さい組織の方がかっこいい」と思ってた|ストアーズ・ドット・ジェーピー創業11周年記念インタビュー

こんにちは!STORES.jp広報の加藤です。

ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社は2019年10月10日で創業11周年を迎えました。創業者は光本勇介、社名は株式会社ブラケットで、光本1人で始めました。

2016年10月から代表が塚原に変わり、2018年2月にhey株式会社のグループに入り、社名が変わりました。8月にサービス「STORES.jp」は7周年を迎え、今はストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社単体で80名のメンバーが働いています!

今回は創業11周年の節目なので、STORES.jpのサービス立ち上げから今までずっと伴走してきた代表の塚原に話を聞きました。塚原は社員から「あやさん」と名前で呼ばれていて、誰に対してもフレンドリー。社長にインタビューをしたというよりは、あやさんに話を聞いたよ!という雰囲気が伝わるといいなと思います。

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塚原文奈(つかはら あやな)
株式会社インテリジェンス、株式会社サイバーエージェント、フリーランスとしての活動を経て、2012年STORES.jp立ち上げ前から株式会社ブラケット(現ストアーズ・ドット・ジェーピー)に入社し、COOとなり、事業や会社全般のマネジメント業務に従事。2016年よりCEO就任。

STORES.jpのリリースは今でも忘れられない瞬間

ー10月10日で創業11周年、12年目に入りますが、率直な今の気持ちを教えてください。

感慨深いなぁ。去年、創業10周年を記念してパーティをやったんだけど、あれから1年か〜。あっという間だった!

会社が始まって11年経つけど、創業4年目にできたSTORES.jpというサービスで、今も会社が続けられていることも含めて感慨深いよ。

ストアーズはユニークな歴史を持っているなぁと我ながら感じるのよね。独立系でスタートして、一部上場企業のZOZOグループに入って、MBOして代表が代わって、また独立系へ。で、抜けて、今度はheyグループに統合して社名も変更して。在籍年数が長いメンバーは毎年転職してるみたいと言ってくれるけど、ほんと、11年経っても変化が多いなあと。

ー私は入社して10ヶ月ですが、それでも変化が多いなと感じます!あやさんは、2012年に入社したんですよね。

そそ、創業して3年目が終わるくらい、STORES.jpが始まる前だね。

ーその頃って何人でした?

3人(笑)。同じ時期にエンジニアが入って5人になった。その頃は、3人で4つのサービスを運営してて、どうやって3人で4つのサービス運営してるの?!って外から見ると、とてもミステリアスな会社だった。

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コーポレートヒストリー

C向けの自社サービスを運営したことがある人ならわかると思うのだけど、自分たちのサービスだけで社員の給料を払って食べていくのは、簡単なことではないので、基本的には受託開発(※お客さんからWEBサイト等の開発を請け負うこと)で食べてた。

ー自社サービスもしながら、受託開発もしてってめっちゃ大変そうですね…。STORES.jpは、光本さんの親戚のおじさんから「ハワイアンジュエリーを売りたい」と相談されたことがきっかけだと聞きましたが、本当にそうなんですか?

本当にそう!後づけの話とかよくあるじゃない(笑)でも本当にそうなの。

新しいサービスなんかやりたいね、っていう気持ちはずっとあって。4つサービスを持っていても、正直それだけだとやっていけなかったし。当時は、「自分たちの手で新しい市場を創る」というビジョンのもと、サービスを作ってたわけですよ。でも、どのサービスも思うように使ってもらえない。私たちが顧客のニーズを汲み取れなかったんだね。

5つ目のサービスは何にしようって話してたら、(光本)勇介さんの親戚のおじさんから相談がきて。ECサイトを一から作るの大変じゃん。少なくとも当時の4、5人で回している会社が他の受託案件と同じように労力を割くのは難しかったんだよね。それで、国内のサービスや海外のサービスを見てみたんだけど、親戚のおじさんには無理そう。じゃあ、自分たちでサービスを作るか、と。

参考にしたのは、goodsie、Tictail、About.me、Tumblrとか。簡単に自分好みのWEBサイトが作れる、いい塩梅のサービスをたくさん見て触って、参考にしたよ。Shopifyももちろん知ってて、使ってみたんだけど親戚のおじさんは使えなさそう。おじさんが使えるのはアメブロがぎりぎりだろうから、STORES.jpができた時もアメブロのEC版になりたいって説明してた。

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リリース当初のSTORES.jpトップページ

リリース当初は、ありがたいことにたくさん取材をいただいて、TV取材では60代や70代のオーナーさんが出てくれたのよね。そういう意味では、親戚のおじさんが使えるサービスに近づいたのかなって思ったよ。

ー開発にはどのくらいの期間がかかったんですか?

3ヶ月かな。エンジニアは当時新卒だった男の子が1人、デザイナーは自分たちが借りてたオフィスをシェアしてた信頼しているデザイナーさんにお願いしたんだよね。

当時のサービスコンセプトは「すべての人にオンラインストアを」で、意気込みはとても大きなものだったけど、私たちの目先、半年後の目標は、まずは、月に10万円、サーバ代金が稼げるようになろうという小さなところからのスタートで。自社サービスで10万円の収入を得ることの難しさが染み付いてしまっていた私たちにとっては、そんな目線感だったよ(笑)。

ーその目標はすぐに達成できたんですよね。

そう。ありがたいよね。リリース初日にツイッターで話題になって。初日に1,500アカウント登録してくれて。たぶん、登録してくれた3割くらいはインターネット業界の人が(試すために)登録したんだと思うけど(笑)。

1,500っていう数値は、人によって多いか少ないかあると思うけど、こんなに注目してもらえることがなかった私たちからすると、これはいけちゃうかもしれないって希望を感じた。今でもあの高揚感は忘れないなあ。

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ーSTORES.jpって名前、いいですよね。

ありがとう!ストレートでわかりやすいよね。勇介さんは誰にでもわかることをなによりも大切にするの。そして、ドメインマニア。

STORES.jpも、売り出してなくて、でもどうしてもほしいからWHOISでドメインの持ち主を検索して、直接連絡して、交渉の末30万円で買った。当時のお金がない私たちとしては、すごく高かったなあ。

「わたしのやりたい」を鎮める

ー2012年に始まって、サービスは順調に育ってきてますよね。サービスを育てる上で意識してきたことってなんですか?

まず、私がやりたい、という主観をできる限り鎮めることを意識してるよ。私はインターネットの人になっちゃってるし、サービスが生まれた頃からいるので固定概念があるから。サービスの作り手側でいると、サービスがこうあってほしいという願望を無意識におしつけちゃう可能性もあるんだよね。

もちろん自分の考えは大事なんだけど、自分のやりたいや楽しそうだけの感情は一回捨てて、あくまでオーナーさんはどういう本質の課題を持っているのか、どうしたら喜ぶのかを徹底的に意識するようにしてる。当たり前のことかもしれないけど、意識しないと忘れてしまう、なかなか難しいことだと思うんだよね。これって。

ーインターネットっぽい良さを追求することもできますもんね。でもそれって誰も求めてない。

そうそう。あとは、サービス体験が、ワクワクするかと直感的かどうかを心がけているよ。

サービスを作ってると、機能はどんどん追加したくなる。でも、機能を1つ追加すると、1つ複雑になる。でも、1つ機能を追加することは、オーナーさんのできることを1つ増やせることなので、とてもハッピーなことでもあるんだよね。

「お!新機能!使ってみよう」とオーナーさんがワクワクしてくれたのに、管理画面を見た時に使い方がよくわからなくてテンション下がる…

みたいにならないように、できる限り直感的にして、そのワクワクした気持ちのまま、いかに自然に、考えさせずに使ってもらえるかはずっと大切にしてるかな。

組織が大きくなることでサービスも強くなる

ーあやさんがストアーズに入社してから今までの一番のハイライトはどこですか。

どこだろう。heyグループになった時かも。私たちができることが大幅に変わったから、一番大きい気がする。私史上もそうだし、会社組織にとっても。

ーCoineyと一緒になって、オフラインも視野に入れられるようになりましたよね。

そうそう、単体だった時には、オフラインは考えてなかったし、自分たちの生産性を精一杯あげて進んでいく方針だったからね。heyグループになって、お金の使い方も、組織の作り方も、サービスの進化のさせ方もギアを思いっきり変えたことで、できる範囲が広がったと思ってるの。

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heyグループになって、組織のフェーズが変わると今まで採用できなかった専門性の高いメンバーが入ってきてくれたり。その上、昔からのメンバーも残ってくれてるし、泣けるね。

ー人が増えるとできることが増えますよね。

本当にそうなの、組織が大きくなるって、いいことずくしだなって!それがわかったのもheyグループになったから。昔は「小さい組織の方がいいでしょ。動きやすいし、10人ちょっとで大きなサービスをやることがかっこいい」と思ってたし、そこに固執してた。もちろん、少人数でいいところもたくさんあるし、個人的には好き。でも、私たちの場合、それは伸び代を殺してたなって。

組織が大きくなることで、できることも増えるし、みんな色んな才能を持ってるから、強みがどんどん増える。できることが増えたり、早くできたり。結果、サービスに反映するスピードや質が変わって、オーナーさんに還元できる。

あともう一つ、すごく大きいのが、一緒に働いてるメンバーのキャリア形成、腰を据えて働くためのソリューションが提供できる。息の長い市場に身を置いているから、みんなと長く一緒に働きたいと思っているの。だからこそ、長く働いてもらうためには、みんなそれぞれ、色んなことやりたくなったり、人生のタイミング(育児や介護)で時間が取れないこともある。そうなった時に、大きな組織でいることで余裕をもって補える。

ありがたいことに市場が伸びているし、グループでできる幅が増えているからこそ、そのメンバーが挑戦したいことに対してポジションが作れたり、別のメンバーと仕事を交換できたり。もちろんそれを成り立たせるための事業成長は必要だけどね。これも、heyグループになって、組織が大きくならないとわからなかったことだから、40歳間近にして日々学んでる!見えてなかった景色が見えて、幸せだよね。

オーナーさんの成長に寄り添える幸せ

最近本当に思うのだけど、私たちが身を置いている市場は、とても前向きでハッピーな市場なんだよね。これから先、もっともっと個人やスモールチームがお商売をはじめる世の中になることを考えると、まだまだ市場は大きくなっていくので、パイの取り合いではない。その上、携わっているサービスは、オーナーさんの新しいチャレンジや成長に寄り添える、っていう。

右肩上がりな市場で、前向きなオーナーさんのためのサービス作りができるって、とってもハッピーじゃない?

ーそう思います!では、最後に。次の1年はどんな年になりそうですか?

最近は、heyグループ全体として、オンライン・オフライン関係なく、私たちが応援しているスモールチームや個人のみなさんの手助けになるサービスを作る下積みを始めてる。このグループでやりたかったことに着手できてるから、頑張っていきたいね!

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<完>

創業12年目のストアーズ・ドット・ジェーピーも、引き続きよろしくお願いします!

文中に何度も出てきた「heyグループ」については、下記のnoteがおすすめです。採用向けではありますが、hey取締役のなおこさんがheyがなぜ始まって、何をやりたいのかを書いています。

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文:ストアーズ・ドット・ジェーピー広報 加藤千穂
写真:てんび〜
ありがとうございます!!
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