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ドラマ「わげもん」が面白かったので早くつづきが観たい

NHKドラマ「わげもん〜長崎通詞異聞〜」を面白く観ました。オランダ通詞の周辺をテーマにした江戸時代の長崎が舞台のサスペンス時代劇ドラマ、2018年の長崎旅行で訪ねた場所を思い出したました。

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唐人屋敷

たとえば出島や唐人屋敷、そこに潜入した気分を味わえました。出島の中の風景や日常も、こうだったんだろうなと違和感ありませんでした。

出島内
出島内

ラナルド・マクドナルドが登場しました。吉村昭の『海の祭礼』を読んでマクドナルドに興味を持ち、北海道の焼尻島まで行きましたが、彼に英語を学んだ森山栄之助との交流の様子が描かれていました。

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森山栄之助が始めた自身の英語教室で使用していた教科書も出てきました。亀山社中で購入した復刻版和英辞書を持っていたので、未知の言語を学ぶ努力、初歩から始める苦労が想像できました。
栄之助はのちに遣欧使節団に入って、長崎に戻れずに横浜で亡くなったそうです。

主人公の永瀬廉が演じる主人公に対して、栄之助が「耳がいい」と、通訳に必要な感覚の話をしているところもよかったですね。

それにしても永瀬廉さん、ちょんまげ姿が似合っていました。高瀬理恵さんが描くマンガに出てきそうな顔立ち、今後も時代劇に出るでしょうね。
なんなら高瀬理恵マンガの実写化時にはぜひ彼の起用をお願いしたい。

ジャニーズつながりで言うと、ドラマ「武士スタント逢坂くん!」主演の濵田崇裕もちょんまげが似合っていました。
共通の出演者も多く(久保田紗友、高嶋政宏)、「青天を衝け」の橋本左内役からの小池徹平含め、時代劇が似合う俳優が増えることはいいこと。今の世界状況を考えても、歴史に学ぶことがどれだけ大切か。歴史に興味を持つきっかけはいっぱいあっていい。
「わげもん」は続編がありそうな雰囲気で終わっていました。早く続きが観たいです。

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