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長崎の龍馬

2018年3月長崎に「風雲児たび」(みなもと太郎先生のマンガ『風雲児たち』の登場人物をめぐる旅)をしました。

長崎は幕末の一舞台、とても楽しみにしていました。なんたって龍馬が活躍した町。しかし調べてみるとたった三年しか長崎にはいなかったんですね。それでも龍馬の息吹は感じられました。

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龍馬と取引していた貿易商人トーマス・グラバーの旧住宅。

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龍馬も隠れていたであろう隠し部屋が。

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龍馬や海援隊を援助していた長崎の女傑商人、大浦慶。

高浜寛『ニュクスの角灯』では、長崎の明治の雰囲気が味わえます。


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上野彦馬の撮影局跡。

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こんな設えがされていたら、龍馬の真似して撮るっしょ!

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風頭公園には全高4.7メートルの龍馬像が。横にはためくのは海援隊旗。

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みんなブーツを触るよね。ブロンズがいい色になっています。

この風頭(かざがしら)公園、ハタ揚げ(長崎では凧のことをハタと呼びます)が有名で、おじさんが親切に体験させてくれました。

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龍馬通りに行くと龍馬のブーツが履けます。

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そして亀山社中記念館へ。

小山ゆう『おーい!竜馬』の原画展もやっていてラッキー。

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ここで和綴じの「和英通韻以呂波便覧」という冊子を購入。慶應4年に海援隊と尚友堂が発行した和英辞書です。その復刊にあてた文章だけでも海援隊の熱い志が感じられます。

坂本龍馬が綴った国際化への想い。それは現代にも通じるものが多くあります。自由な発想、感性、行動力、学問等など・・・龍馬が夢見たその心を、この本を通じて少しでも感じていただければと思います。


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この山の上から海の港まで龍馬と隊士たちは何回も往復したんでしょうね。

長崎では、龍馬に影響を与え、龍馬に影響を受けた風雲児たちの息吹を、確かに感じることができました。

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