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ゲーミング旅行記~デイトナビーチ最終日

 どうも、ストーム久保です。

楽しかったデイトナビーチに滞在する時間も、残りわずかとなりました。
大会についての詳しいことは後日「Alienwear zone」様にて掲載させていただく予定ですので、しばらくお待ちください。

前回のnoteを更新したあと、部屋から逃げるように海に行ってきました。

なんだか現実味が薄い時間帯の海を楽しんできました。

しばらく海を眺めながら散歩をしつつ、大会の結果を噛みしめたり、日々の取り組み方を反省したり、自分の不甲斐なさを嘆いていました。

一通り毒を吐き出したので、ホテルに戻って食事とシャワーを済ましてCEO最終日のスト5TOP8を...というよりかは、りゅうせいの試合を見るために会場に向かいます。

CEOはプロレスのリングの上でゲームをするので、プロレス好きにとって憧れの舞台です。来年こそは...まずは来年につなげなくては。

また、リングインまでの移動中はプレイヤーのアピールタイムです。
各々が好きな音楽をかけてリングインします。ここである種のランク付けをされるので、腕の見せ所です。

去年はナックルドゥがレインボー・ミカのコスプレイヤーを引き連れて金をばらまきながらの登場と
有名プロレスラーの入場シーンのオマージュを完璧にこなしたインフィルの2強でした。

ちなみに、りゅうせいの対戦相手の「デュアルケビン」の入場は、出身ゲームのマブカプシリーズのプレイヤーを大勢引き連れるアメリカ感溢れる派手な登場でした。

ここで注目してほしいのは、私たちがよく見る人も中に紛れていたことです。
紛れていた、というかは前列に居たし、格好もマーベルガチ勢って感じが強く出ていて目立っていました。

頼まれたら意外に断れないネモさんが、そこに居た。
正直面白かったです。

肝心のりゅうせいvsデュアルケビンの試合は、2-3でデュアルケビンが勝利した。

スタートからりゅうせいが圧倒してすぐに2-0でリーチをかけましたが、デュアルケビンが劣勢から突如加速していって逆転勝利をしました。

追い込まれてからの内容の変わりように驚くばかりです。

大会ならではの流れもありましたが、地元アメリカ最後の1人としての意地もあったかもしれません。

TOP8のうち7人が日本人だったので、会場の9割から期待と応援を受けていたので重圧も凄まじいはずなのに、彼は打ち勝ちました。

まさに尊敬する対戦でした。

りゅうせいは残念ながら負けてしまいましたが、100ポイントを獲得したのでカプコンカップ本選出場に近づいたので祝いたいです。

私?私は...まだ現実を見れていなかった反省をしています。

りゅうせいも敗退したので、一旦ホテルにアケコンを取りに戻ります。

会場には野試合台がいくつか設置してあり、そこには普段対戦できない海外勢が居たので練習のチャンスです。

猛暑の中、自分の不甲斐なさと暑さからくる気だるさにうなだれながら会場に向かっていると、正面から『大丈夫ですか?』と話しかけられたので、顔を上げてみると

ケニーオメガさんでした。

あまりにも自然な日本語のイントネーションの『大丈夫ですか?』の衝撃と強烈な日差しから受けるダメージが重なって、しばらく呆然としてしまいました。

どうにか振り絞るように写真をお願いすることはできました。

ケニーオメガさんは鍛えて、学んで、進化している憧れの人です。
ありがたいことに私を知ってくれているので何度か会話をしたことがあるのですが、そのたび自分がいかに小さい人間かを痛感します。

本当にすごい人は止まらない。
わかっているのに、様々なマイナス要素を自ら生み出して止まってしまう自分に嫌気がさします。

だからこそ、ケニーオメガさんのような素晴らしい人がゲームをしているだけの私を認識してくれていることに喜びを感じます。

ゲームをもっと頑張れば、もしかしたら他にも多くの喜びを感じられる機会がくるかもしれません。
そのためにも、帰国してからやることが多そうです。

最近、気が滅入っているとどうしてもポエットな文章になりがちですね。
これから帰国します!

久保でした。

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