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舞台 ダンスライン2022 6/30 2公演目 スタダ差し置いての長谷川麻由

6月29日から7月3日までの5日間計8公演を、ここ、

新宿村LIVEで上演している、

舞台 ダンスライン2022

小生の2公演目の観劇の主役は、贔屓の3Bjunior出身者を差し置いて、何を血迷ったか、なんと、

長谷川麻由こと、はせまゆ!

(逆か)


何度も書いているように、3Bjr出身の役者組で先頭を走る、葉月智子・ちょもの初主演作品で、相手方役として、まだ3作目で、かつ大役を担ったちょもに、舞台演劇の先輩として、必ずやアドバイスをくれたであろう、はせまゆさん。昨日の初演終了後にも、

(本人ツイッターより)
前段の「義侠心溢れる仲間思いの大沢あかり」については、今回戒律として置いている、千秋楽開演前までのネタバレせず、に該当するのでコメントしませんがw、後段の、可愛いだけじゃない・・・のくだりに、その、義侠心溢れる大沢あかりと同じような、荒ぶる性格を有していることがうかがえる役者さんです。

ちょっとだけ、大沢あかりの役どころくらい紹介すると、主人公の凛胡(相澤瑠香さん主演)が巻き込んでゆくという、ダンス部の副部長役。義侠心と仲間思い、からは部長じゃないの?という感じがするけど、小生が2回見た限りでは、副部長の理由は触れられていないので、それはあまり本筋じゃないということで処理したけど、本来こういう細かいことにも、なにか意味はあるんだろうな。ただ、華のあるダンス部員の行動に振り回された役でもあるので、義侠心はその後から生まれたものなのかもしれない。劇の後半では、前半にみせた、そうした性格から由来するものは、やや薄まり、おおらかな感じで後輩たちといっしょに座って雑談する時の笑顔なんかが良いので、元は、そういう大雑把な性格では?と思えたね。

というくらいに想像できるほど、なんか、はせまゆさんが台本を読み込み、稽古をとおして、そんな性格かも、みたいな味付けしたんじゃないかな、とも思うくらい、劇中の表情は豊かなの。そんなふうに小生には思える役者さんです。先述の、ちょも、と共演の「アリスインスクールデッドリー」で、ちょもと別れ際の漫才の相方役として、もういいよ、ってツッコミで捌ける際の、意識を支配されゆくさまと闘っていることを想像させてくれた、絶妙な、間(溜めね)。他方、出番中は、ひとりだけ死を意識する役で、終始厳しい表情を守るという芝居に忠実さをもちろん持っていることを知らしめた「デッドリー邂逅」。「アンダーグラウンドアンソロジー」で、被疑者に銃を向け、動くなっ!と迫真の表情から、一転、ああ、憑依されたんだな、ってのが分かるように表情を崩して、その憑依主そのまま、お道化て解説する姿。ただただ酔って主人公の男性に絡む「ザコメディショー」。もちろん、多くの役者さんもそうであるんだろうけど、小生には、その役への自分の描いた青写真みたいなものを、どんな役でも持っていて、それを表現することを楽しみ究める、そういう姿を、今作共演の我が3Bjunior出身の3人には感じてほしいね(もちろん、他の役者さんからも同じように、良いなあ、ってものは盗んでほしいし)。

そして、今作のダンス部分は、笑顔の場面と厳しい表情の場面とのメリハリはもちろんながら、他の出演者って、当初小生が知る以上に、アイドル活動出身も多くて、当然ダンスの素養はある人が多い中、プロフィール上では生粋の役者であるはせまゆさんは、それほどダンスの回数は少なかっただろうと思える中で、振付の先生の指導に忠実に動きつつ、やはり、義侠心、いやここは負けず嫌いな面というべきかな、稽古を重ねて他と遜色ない動きに仕上げたんだろうという気がしました。

それでも、初日のダブルカーテンコール後の、最後の全員での、ありがとうございました!では、本人やや先走ったのかしら?小生はそれは直接はみてないんだけど、その隣の、森青葉・あおちゃんが、あの、3Bjr時代に、メンバーにツッコむ姿と同じ感じで、はせまゆさんを指さして、何?みたいににやけていて、はせまゆさんも、ごめ~ん!な苦笑で、そういうお茶目さも持ち合わせていることも、申し添えておきますね。

さて、今日からの3連続昼夜公演、はせまゆさんの意気込みやいかに!?

(本人ツイッターより)

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