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播磨かな 舞台 戦国送球バトルガールズ(5/25)

3Bjunior出身、アイドルユニット・はちみつロケットからAwww!と渡り歩き、解散後アイドルとしての活動の場を失いかけたところ、ももいろクローバーZの佐々木彩夏・あーりんの声掛けで浪江女子発組合に所属となった、

播磨かな

その彼女の2作品目、立ちの芝居としては初となる舞台の劇団・爆走おとな小学生「戦国送球バトルガールズ」が、5月25日から5月29日まで、ここ、

こくみん共済coopホールで行われた。

あの、関ケ原の戦いで東西に分かれて戦った武将のうち3人が、現代にタイムスリップ、しかもその姿が女子高校生となっていて、ひょんなきっかけで、やはり高校のハンドボール部に所属することになり、試合で雌雄を決することになる、というファンタジー作品で、播磨は、関ケ原高校ハンドボール部の2年生メンバー・佐伯ゆうか役。
共演には、主演の真田希望(武将真田信之の現代での姿)おと小・白鳥優菜さん、敵対武将で高校でも相手チームに加わる石田光(光成の現代の姿)役でおと小の林千浪さん(この二人は、ハローハローポピーポピーで有沢澪風・澪風ちゃんと共演)と、小早川春陽(秀秋の現代の姿)に、こぶしファクトリーの浜浦彩乃さん(昨年メイホリックの愛を探す怪物で小田垣陽菜・ひなちゅんと共演)、他、後藤萌咲さん(平瀬美里・みぃちゃんと去年6月ワタシタチのキョリで共演)、おと小の石原美沙紀さん(アサルトリリイ・ハローポピで澪風ちゃん)と、播磨に先行して3Bjrから舞台役者として板に立ったメンバーと共演機会があった役者さんや、今作では、Awww!の

田中海凪
中山碧瞳


のミミナギと、舞台上での絡みは、相手高校のメンバー役だったため、全体の敵対シーン程度で数回ながら同窓会状態。さらに、こちらもあの、たこやきレインボーから心機一転、ツイッターの運用も開始した、れんれんこと、

根岸可蓮

というスターダストプラネット所属だったアイドルや、小生も知らなかった声優部の立沢萌々瑚さん、さらにさらに日替わりゲストで登場した、これも声優部の重鎮!?小山百代さんに内山悠里菜さんと、スタダもたくさん!そして、他も現役・元のアイドルも多いようで、小生が初日に行った限りでは客席は9割がた男性が占めていたね。

あらすじは、先述のとおりタイムスリップした希望を、関ケ原高校ハンド部がスカウトする形で入部させて、それまでは自分の兄の名ハンドボール選手についての退部の対応で回りが信用できないでいた、石原さん演じる1年の琴音が、希望の実力に触発されて、一旦は大負けしたライバル安土桃山高校にもう一度勝って全国大会出場を目指すべく立ち直る、というストーリーと、武将同士が戦う中で、安土桃山高校側が石田・小早川が二人をいち早く受け入れてチームとしての力を向上させる姿、しかし小早川が敵側のゴールキーパーで、一人、戦国モード(当劇において、太刀捌きがハンドボールの力を向上させるという技を意味する姿)を取得できないで悩む、根岸さん演じる2年生の千佳に、塩を送るべく取得に力をかす小早川、など中小サブストーリーを織り交ぜながら、いよいよ県大会代表を決める決戦を迎えるが、あと1点及ばず関ケ原高校は敗れるが、やがて特例で両校とも全国大会に出場して、両校の決着も、武将たちの姿を変えての天下統一も持ち越された、という感じ。
みどころは、やはり試合対戦シーンとしての、太刀回りやダンスでの得点失点表現が占めるのだろう。先述のとおり劇中盤で、希望の息切れと石田・小早川の後半の圧倒で大差で勝負がつく場面と、終盤で今度は接戦の2シーンだけど、共済coopホールは割と広いステージだけど、それでも7~8人が相対して太刀回りをしたり、ハンドボールのシーンもだけど狭く感じるほどの中で、けがはない程度ながらもギリギリに動きを見せていたのは、稽古の賜物だろうなっていうところか。アイドル経験者が多いのも、彼女たちも位置変えとか慣れているので幸いしたんだろうか。

役者さんでは、浜浦さんが、小生は先述の、ひなちゅんの劇で観たけど、その時とは一変のボーイッシュな姿になって、声もより低めを保ち、敵にも塩を送る小早川を好演。しかも彼女は二刀流で両手剣の殺陣も短期間で基本はマスターって感じにできるのも、若いって素晴らしいね。おと小の女性陣は、それは舞台経験も豊富というところで、とくに武将の白鳥さんや林さんも、声の低さを最後まで保ちつつのあの激しいバトルシーンは体力的にも大変だろうが、そこは役者さんよね、大したもんだけど、今は喉のケアをされてほしいところかも。後藤萌咲さんも、みぃちゃんのワタキョ以来だけど、彼女も大柄で存在感あるから、今作は彼女も武将役でもいけた感は十分。48系の人の芝居も、その後小生も少しずつながらも観る機会が増えているけど、後藤さんは、なんかうまく言えないけど推せるかなあ。今作も、安土のキャプテンで本来熱い、悪く言えばクサイ芝居でいいんだろうけど、なんか、ワタキョの時も思った、どこかドライな感じに小生は思えるのがいいのかしら?あとは、コメディリリーフの男性陣・演出の加藤さんが、

(播磨ツイッター画像より)

こんな姿を率先して披露してアドリブかましておふざけすれば、そりゃあ演者も吹っ切れるよねww。でも、この、小阪さんは、

(播磨ツイッター画像より)

澪風ちゃんとの共演作ハローポピーというシリアスな作品では、支配者に抑圧される側の市民で、同じく支配される側の市民を追い詰めてしまうという役もされているのね。役者さんてなあホント、善悪喜怒哀楽、いろいろやれるほど楽しいだろうね。
ミミナギでは、ミミ(中山)は、小生の観賞の初演時で、一回セリフが、ほんの一瞬だけ出遅れって感じになったのを見たけど、思えば彼女も、前作がおと小さんだっけか、そこから2作目なんだよね。そのくらいの緊張があって自然だし、むしろ初舞台でいとも鮮やかにって人の方が不思議だよね。安土勝利のシーンとか、自然ないい笑顔を見せていたね。そしてミナギちゃんは、最初の安土のシーンこそ、無難なセリフ回し、って思えたのが、次の次くらいのところだったけか、勝ちたいって感じを言葉に宿して、強く威勢良いセリフを発する感じに変わったのは、演出じゃなくてミナギちゃん自身の、これも意識変化なのかな、なんて感心したね。彼女もミミと同じ作品が最初(いや、2作目だっけ!?)ながら、順調な舞台デビューですが、彼女は次作が、あの、みぃちゃんが良くお世話になっいている、

友池さんの作品!

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そして根岸さんは、こちらは記事に書いてないけど、鈴木萌花・もえちんも出演の五反田タイガーさんの「DEMON」で、鬼退治の桃太郎の手下の犬役を観賞して以来。キーパーで唯一技を習得していないもどかしさと、ダンスはキレるのにゴールは破られるもどかしさの表情なんか良かった。ももクロファン歴がそれなりの小生にとっては、たこ虹なんか播磨よりも相当先輩なんで、その根岸さんと播磨が同じ2年生とか違和感もあるw。でも、根岸さんは2000年生まれで、播磨とも1つしか違わないんだよね。そしてたこ虹時代でも舞台での芝居経験もあるので、たこ虹の大舞台含め舞台勘は相当でしょう。アイドルとしての歌の活動は厳しいかもしれないけど、この道で再起ってところを、スターダスト贔屓としては願ってやまないね。

そして播磨!

もう、これは昨日の「スタコミュ」配信で、なんだかんだ2時間近く、ひとり感想戦をしていたので、これアーカイブは会員じゃないとみられないし、スクショもできないしで、小生がなんらかしたら御用になっちゃうからできないけど、表裏の話から、小山さん出演回では致命的に滑って土下座とか、いろんな話をしまくっていたね。そして先述の加藤さんや小阪さんに限らず、ツイッターで公演前から終演後までで、ほぼ全員との写真を収めて掲載しているなど、いやあ今時そこまでの如才なさはサラリーマンでも求められていないだろってくらい社交性あふれていていいね。こういうのは、ある人には、露骨なビジネスって思えるのも仕方ないけど、アイドルの活動場所を失ってきた地獄はみてるからこそよね。何が縁で次の仕事になるかもわからん以上、このスタイルは素晴らしいものだと思う。
それと、前作の記事でも書いたし、インスタのコメントにも書いたけど、今作の小生観賞の初演時も、ああ、これは播磨独特のセリフの言い回しの工夫の一環かな播磨かな、ってのがうかがえたのは、最初のセリフ、「私たち2年も1年のときはそんな感じだったよ」みたいなところを、微妙な抑揚を変えたり、2年も でほんの少し間を置いて 1年の って感じにしたりて小生は聞こえたところ。意識無意識にしろ、台本の意味とかいろいろ考えて試行していないと、こうはならないんじゃないかしら?って素人には思えたのね。このほかのセリフは筋を追うのに一杯で、なかなか感じられなかったのは申し訳ないけど、もともとはちロケの頃から、レッスンには忠実だったとするTO級のファンの評価を見ていたので、それを今度は自分なりの咀嚼を加えているってのは素晴らしいなと思うね。やりすぎは何度も言うけど、プロの演出さんが是正してくれるから、まだまだやれるように演ればいいよね。

そんな播磨だから、一層のこと、
ダンスラインが楽しみかな播磨かな!

Awww!解散後の初舞台となる森青葉・主役助演の経験も増えた平瀬美里の同窓との再会はもとより、かつてかなり雲の上の存在だった、チームしゃちほこ(当時)の歌のエース・伊藤千由李との共演や、葉月智子や澪風との共演でお世話になっている、白石まゆみさんや長谷川麻由さん、そこに、ビジネス!?社交性で近寄る播磨が、彼女たちにどんな自分の技をぶつけて、彼女たちがどう返してくれるのか!?待ちきれない。

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