拙ブログ史上初の観賞記となるはずでした

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小生が、このブログを始めたきっかけは、

もちろん、ももいろクローバーZです。

それから8年半の間、

その妹分である3Bjuniorや、

スターダストプラネットの発足後は、

その所属グループが出演するライブ・イベントを観賞しては、

自己満足のための駄文を書き連ねてきたが、

そこには、必ず上記関係者が誰かしら立っていた。

厳密には、ごく一部、彼女たちが出ない歌手のリリースイベントの記録もあるが、

それらには、スタプラ勢のイベントとの比較という意味を自分では持たせていたので、

広い意味での関係先の記録であったと言える。

しかし今回、

そうしたスタプラや3Bjr関係者が誰も居ない、

有料のイベントに、2度も足を運ぶという、

自分史上初の出来事が起こったのである。

まあ、これも厳密には、3Bjr関係者である葉月智子の、

その卒業後の舞台俳優活動がきっかけとなったので、

関係先とも言えるのだが・・・。

ともかく、その出来事のこと、そう、ここ、

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池袋のシアターグリーン。かつて、そのちょもも3Bjr時代に立ったことがある、

BIG TREE THEATERで上演された、

UDA☆MAP vol.11 袴DE☆アンビシャス

という舞台演劇の観賞記を書いていこう!










という記事を、明日8月8日の18:00頃に公開する予定でした。

しかし、残念ながら本公演は本日8月7日の午前中に、

劇団主宰者でもある俳優の宇田川美樹さんより、

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という事情により、残り4公演が中止となってしまいました。

えっ、でも一応は公演されたんだし、持ち前の泡沫ブログならではの、

なんちゃらネタバレ権だとかで公開すりゃいいじゃん?

はい、当初は小生もそう思って、あらすじと素人の雑感を書くつもりでした。

ですが、演者のSNSでの発信や、宇田川さんの来夏再演の意気込みを見て、

小生のフライングネタバレ観賞記もまた、来夏の千秋楽公演終了30分前まで、

延期することにして、本ブログは、来夏への提灯、

もとい宣伝記事に変更することにしました。

とはいえ、スタプラアイドルの宣伝でさえうまく書けない小生なので、

結局は、初日と昨日6日の公演の配信を見た所感を、

ネタバレしない程度に書くことしかできませんが、

それが来夏の再演時にも受け継がれるのか?

あるいは、多少の修正等も入って違ったものとなるのか?

なんてところも自分の備忘録として残す意味もあるのでご容赦を。

1 出演者

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A3モノクロのチラシのjpgではこれが限界ですかね。

まずは、来夏再演時に、こちらの23名が、

誰一人欠けることなく舞台に立つことを願いましょう。

ちなみに、右下の、もえのあずきさんは、千秋楽8日のみの、

特別ゲストとしての出演ですが、小生の読みでは、

アノ場面で、アノ面々と絡むのではないか?

とにらんでいます。彼女のシーンは、この、

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公演台本にも載っていませんので、これは来夏に答え合わせでしょうか。

2 あらすじ

って待て待て、書かないって言ったじゃん?

はい、これはSNS等や、販売された公式パンフレットの記載を、

ほぼそのまま書き写したようなものですのでご安心を。

それによれば、

―ある夜、ひょんなことから、学校創始者である杏美林ウメノから、自らが考案したスポーツでオリンピックを目指せ!と教示された杏美林高等女学校の1年生・カヲルは、運動音痴でマネージャーを買って出たマルヨとともにメンバー選定に動き、親友のフミや先輩のクルネ・ハル・ツノらをスカウトして、チーム・アンビシャスを結成し、まずは校内球技大会で採用されるべく、上級生で生徒会長のユイに掛け合う。4年前に、同じようにウメノから、そのスポーツの手ほどきを受けていたユイは、ある事情からそのスポーツを続けることを躊躇っていたのだが、カヲルらの提案を受けて、自らもコーチ兼任選手としてセオン・ノゾミ・キヨ・フヨウらとチーム・エレガンスを結成し、アンビシャスとの対戦に向け練習に取り組む。弁論部のテン・チヨ・イツらの取材、なかでも手製のラジオでの練習風景の実況は好評で、大会本番に向け否応なく盛り上がりを見せるのだが、その音は校外にも漏れ渡り、なんと他校・私立竜牙﨑女学院のリュウレ・サジコ・ツルギ・タカ・スズネ・サダらチーム・デンジャラスの知るところとなり、ある夜練習中に、その奇襲を受けて、アンビシャスのツノがケガを負う。大会まで時間ない中で、カヲルはユイの妹で、身体が弱いチイの参加の熱意を受けチームに加える。竜牙﨑のツルギとも因縁があるようなユイも次第に練習に熱を入れてゆく。そして迎えた大会当日、序盤離されるアンビシャスだが、執念の追い上げを見せて点差はわずか、最後の得点チャンスでカヲルは超難度の大技を繰り出すがその結果は?そして、竜牙﨑女学校との対決は?果たして、ウメノが、ユイにカヲルに、女子スポーツの普及を図るべく思いを託した、そのスポーツ、スカッピーの命運はどうなるのか!?―

3 抽象的な所感による楽しみのポイント

上演時間はほぼ2時間ノンストップで、冒頭には、

演出の松本陽一さんが言うところの「オープニングアクト」、

どうやら、いわゆる全出演者によるフォーメーションダンスを、

意味するようですが、まず、そちちの動き、とくに、

ツルギ役で、振付師でもある松本稽古さんの動きと表情を、

これはぜひ来夏は見たいですね。

彼女のこれまでの本作についてのSNSを追うと、

その意味が分かると思います。まあ、個人的には、

UDA☆MAPガールズトークでの、秋のパートでの怪演が、

格好よくアップデートされてしまいましたがwww。

オープニングアクトでもう一人注目は、イツ役の稲葉麻由子さん。

直前の足の甲の骨折で、このダンスには記憶が確かなら、

ほとんど出ることは無かったと言ってよいと思いますが、

おそらく来夏には、しっかりと加わって、リベンジを果たすことでしょう。

序盤では、小生初日を、この、

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2列目で観ていたのですが、なんと、ある役者さんとある役者さんを、

その、非常なまでの類似性に、途中まで逆に観ていました。

これも、宇田川さんの本作のSNSを追えば分かるのですが、

いやあ小生は来夏もまた同じ間違いを冒しそうですw。

それと、その宇田川さんに、冒頭から小生はもう笑ってしまい、

カヲル役の若林さんと、フミ役の大滝紗緒里さんの二人芝居を、

しばし見逃すという失態を演じましたので、

これをまず来夏リベンジです。

それだけ、そもそも宇田川さんで笑いたい、

という部分が本劇の観賞理由のひとつであったので、

その目的が開始数分で達成されたのはよかったのですがww。

各チームとも、全役者さんの演技に、いつものように、

とくにここが好き、という点を初日から見出したのですが、

そこは主観なのでここでは書きますまいか。

各チームでひとりだけ書くとすると、そうねえ、

アンビシャスのハル役の真野未華さんの、

キャラ設定がそうなんでしょうが、

少しおバカな感じでの声での演技が素敵でした。

そして、小生が見た限りですが、

後半で唯一それを忘れてしまった?

自声になったと思えたところがあるので、

来夏それがどうなってるかも見たいな。

声色忘れるほどに、この演劇は本当にハードなのが、

伝わってきたんですよね。

ハードという点では、大滝さんの終演後の顔を見たとき、

病的ではないんだけど、頬がすっきりと、

良い形でコケていた(痩せていた)のも、

いかに本劇が体力消耗したことを証明していたと思えました。

チームエレガントでは、前作からの流れで、

ノゾミ役の鶴田葵さんですかね?

前作ガールズトークでの、無邪気に不倫に昂じる!?

蛇目夫人という爛漫さがコメディに合っていましたが、

今回も令嬢ということで、気品を感じられる演技を、

来夏も引き続き楽しめると思います。

このチームは、細かい部分で皆さん楽しいので、

その点も忘れないでいなければ。

デンジャラスでは、小生はリュウレ役の千歳ゆうさんの、

孤高感がそのままにじみ出る演技にうなずいていましたね。

憎き敵役チームなんだけど、そこにあって、

厳しさをあえて杏美林側に教えて、高めて試合しよう、

という侍的な姿が素敵でした。

あと、これはUDA☆MAPの常連さんに分かる笑いだそうですが、

サダ役の喜屋武蓮さんが「死に場所死に場所」を、

ひたすら求めるのですが、そこに初日から笑いが起こっていて、

どうやらUDA☆MAP作品での「お約束」になっているみたい。

ここはむしろ復習しないといけないねwww。

そして、謎のスポーツ・スカッピーですが、

ポートボール・3on3・カバディなどの要素が入りつつ、

芸術点的な得点要素もあるという点が、

実は、21世紀的でもある現代スポーツかもしれませんがw、

演劇中でも、演者が本気でガードしたり、

紙風船をインターセプトしたくなったりする、

そんな感じにさせられるものがあるなあと思えましたね。

そして、最後の最後で、カヲルが魅せる部分は、

ベタなんだけど成功を願わずにいられなくさせられるので、

来夏も、その感覚を味わいたいと思います。

あと、宇田川さん、最初のボールイン、ちょっと雑かもwww。

基本的にはコメディに類する作品だと思います。

内容も、まあベタなスポ根ものだといえますが、

そのベタを、架空?のスポーツで架空の人物達が表現することで、

実は、今でこそ華やかで格好良いとされるスポーツ競技も、

考えた人たちはもっと単純にベタに楽しみたくて、

遊んでいたんじゃないかしら?と思わせられたのが、

小生が作品から感じ取れたことのひとつでもありました。

ちょうど本作初日は、例の大会の後半で、

その開催自体をどうなの?というスタンスの小生は、

○がいくつ、○本やった、というメディアの誘導から、

身を守っていたところだっただけに、

本作のように純粋なものであればなあ、

と半ば嘆きながらの帰路となったことは、

来夏の再演の時にはすっかり忘れて、

純粋に、スカッピーの楽しさに身を委ねるべく、

また客席に戻りたいな、と思います。

改めて、本作の途中公演中止は残念ですが、

また来夏帰ってくることを、

この泡沫ブログからも祈ります!!


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