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にわかでもグレ7の景色を見てみたい!

1. はじめに

 はじめましての方ははじめまして。
 そうでない方はこんにちは。ミーノと申します。

 今回は運よくグレ7に上がることができたため、その間の自分語りを書きたいと思います。
 もっとも、筆者は相変わらずグレフェスにわかですので、役に立つ育成論などを記すことはできません。本記事は読み物として楽しんでいただければ幸いです。
 そのうえで「STEP」実装を経たことで、グレ6残留・グレ7タッチなどの高いところの景色は存外近くて、手を伸ばせば届く場合もあるよということがお伝えできれば何よりです。
 
 お先に筆者のスペック

  • シャニマス歴3年半

  • あさひP(ストレイP)

  • ただのコミュアー


筆者のグレフェス履歴

 上の画像を見ていただければわかるとおり、半年前くらいまではグレ4とグレ5を行ったり来たりするのが精一杯。グレ6に辿り着いたのはほんの最近の話です。今回もグレ5→6→7と昇格しており、6に居続ける地力があったわけでもありません。
 カードもグレフェス性能を意識し出したのはここ半年くらいのことであり、それまでは担当が来たら恒常だろうが限定だろうがとりあえず引く。担当ユニットでなければ基本スルーで、用途を考えることもなくストレイカードにははづきを突っ込んでいました。

 客観的に文字にしてみればグレ7タッチなんて叶いそうもない筆者ですが、今回グレ7にタッチすることができたのは以下の要因が大きかったと考えます。

  • シャニマスdiscordサーバー『SHINY CORD』で歴戦のグレフェッサーの方々から的確な助言を頂けたこと

  • 上のアドバイスを受けてVoストレイを組み始めたタイミングと「【かわいいひと】白瀬咲耶」「【murmurmaid】田中摩美々」の実装時期がかち合い、Vo編成を組むうえでの必要なカードを揃えることができたこと

 後者に関してはこれ以上追記することもないのですが、前者に関しては謝辞も含めてもう少し書き足します。

 シャニマス総合サーバー『SHINY CORD』は、非公式の『アイドルマスター シャイニーカラーズ』総合discordサーバー、いわばシャニマスの非公式コミュニティです。活動内容はシャニマス雑談から攻略相談、別ゲーの企画など多岐にわたり、800人を超えるサーバーメンバーが日夜自由に活動しています。
 本サーバーにはグレ6・グレ7常連と腕の立つグレフェッサーの方々もいらしゃり、通話に足を運んだり相談スレッドを立てると丁寧かつ的確な助言をくださることが多いです。
 現に筆者も、「グレ5→グレ6」「グレ6→グレ7」とグレードを上げるタイミングではいずれも編成や育成、立ち回りの相談をさせていただいており、いずれも結果を出すことができました。
 この場を借りて、お礼を述べさせていただきます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 こちらをご覧いただくと詳しいことがわかります。
 余談ですが、4th開催当時はライブの感想を語り合いたいという方が数多くサーバーに入ってくださり大盛況でしたので、近日の対バンに関してそういった需要をお持ちのプロデューサー様がもしいらっしゃれば、門を叩いてみるのもよいかもしれません。
 『SHINY CORD』は皆様のご参加をお待ちしています。

2. グレフェス遍歴


2.1. グレ4→グレ5

 「グレフェス? 何それ美味しいの?」という時代の筆者は右も左もわからないまま、とりあえず欲しくて引いた「【空と青とアイツ】芹沢あさひ」が全体4倍札であったことから、素人Viストレイを使っていました。


当時の編成

 どのくらいグレフェスに関する知識がなかったかというと、パッシブと付与バフの区別がついておらず、パッシブバフを消去してあさひの思い出火力を出そうとしていたほどでした。
 昔々のその昔、「お助け風野さん」という方に助言を頂いて、できたプロトタイプを5分くらいググった知識でもってテキトーにブラッシュアップしている始末でした。
 初めのうちはグレ5残留程度ならできたのですが、「G.R.A.D.」の実装以降は育成用の強い限定S-SSRカードが不足していたためにどんどん周囲に置いていかれるようになり、グレ5から蹴り出されることもありました。
 今振り返ると少し恥ずかしい話です。

 

2.2. グレ5→グレ6

 ですが、周年の限定スカチケが来たことや『SHINY CORD』で他の方がグレフェスの編成相談を持ち込んでいるところを見て、自分もグレフェスに手を付けてみたいと思うようになりました。シャニ4thは現地参戦の予定だったため、モチベが上がっていた時期であったことも追い風しました。
 編成に関するアドバイスや札の切り方などアドバイスを多数頂き、所持していた「【シャッターチャンス!?】和泉愛依」「【Housekeeping!】芹沢あさひ」を軸に、Voストレイを作ることにしました。

当時の編成

 この編成を握った途端、グレ5→6の昇格点を叩き出すことができました。見える景色が変わったことに率直に感動しました。

 当時のグレ6で時たま残留できるくらいの編成には仕上がっていました。
 「【シャッターチャンス!?】和泉愛依」などあさひ以外のSSRカードにはづきを入れた経験もここが初めてであり、グレフェスの「グ」がギリわかってきたところであったかなと思います。


2.3 グレ6安定へ(前編)

 Voストレイに乗り換え、最初の頃は調子がよかったのですが、編成を作成してから程なくして「STEP」が実装されました。
 これまでの例に漏れず、新育成コンテンツの実装により育成知識のない筆者は環境から置いていかれつつありました。対面の火力の強化により審査員の労働環境はホワイトになり、グレ6への昇格点を出すことは言うまでもなく、グレ5残留すら苦労するようになってきました。
 またいつものパターンかと嫌気が差していたのですが、ここでVoストレイに転機が訪れます。
 「【かわいいひと】白瀬咲耶」「【murmurmaid】田中摩美々」とVo編成において育成面・パッシブ面・持ち札面と全てを支えるキーパーツが立て続けに実装されたことで話が変わってきます。「上の2枚がなければVo編成は始まらない」と言わせるほどの評価であることを耳に挟みました。また、Voストレイを組んだ際に得た知識から、咲耶・摩美々のパッシブが強いことは素人目にも理解できたので、ストレイではないがここは引くしかないと歯を食いしばってガシャを回しました。結果的にこの判断は大正解でした。
 とはいえ、Voストレイを作る際「【よしよし♪】和泉愛依」「【キュン!とwith us】大崎甜花」にSはづきをオールインしたため、手持ちのはづきは雀の涙。さくまみを引けたとて、すぐに育成に入れるような状況ではなかったため、それまで貯めていた虹ピやシール、さらには稼いだグレフェスコインも可能な限りシールに替えて、可及的速やかにSはづきを捻出しました。
 それでも、さくまみの4凸が完了するのは数か月先のことであったため、それまでの期間で「G.R.A.D.」のアビリティを掘って最低限のノートを作成し、「STEP」育成の準備を整えようと考えました。思い出高低、スタダスロスタ、Vo適〇◎、オルラン〇◎は揃えようと「G.R.A.D.」の周回を始めましたが、なかなか高レベルのノウハウが揃わず、Lv4で妥協したものもいくつかあります。特にオルラン◎が最後まで落ちなかったせいで、周回慣れしていない筆者は苦行を強いられました。
 「STEP」に関しても素人ながらYoutubeやnoteでかじり、摩美々の4凸が終わった段階でCe愛依以外の育成に入りました。

出来上がったものがこちらになります

 育成の成果としては久方ぶりにグレ6に上がることができました。
 しかしながら、編成の強さはさほど体感できておらず、また6に落ちてきてしまうのだろうなと諦め半分でした。

2.4 グレ6安定へ(後編)

 グレ6残留を諦めかけていた頃、またしても契機が訪れます。

4.5th限定セレチケ販売

 限定セレチケが販売されたことを受けて、再度『SHINY CORD』で編成相談をしてみました。相談当時の筆者としては現状のノートやカードプールではそれなりに育成でやれることをやったため、編成をいじることで何とか光明を見出せないか、という気持ちでした。

 ですが、結論としては育成の基礎的な部分がおざなりになっており、そのせいで火力が伸びていないことが主な敗因でした。

  • 「G.R.A.D.」の育成理解が浅く、Ce愛依のステータスが低くなっていた

  • 「STEP」では「Vocal70%」や歌姫加速などのパッシブこそ取得していたものの、「Rhythmic Diva」「なないろ歌合戦」などのアビリティを取っておらず、脇が不完全な状態であった

  • 「G.R.A.D.」で育成したアビ欠けなしあさひを特化に置いていたが、「STEP」で特化だけを突き詰めた方が強かった

 通話に行って配信でラジコンしてもらいつつ、育成におけるベーシックな説明をしてくださいました。アドバイスしてくださったのはその日が初対面の方だったのですが、深夜3時まで育成に付き合ってくださいました。本当に感謝しかありませんし、懐の深さ、度量の大きさにただひたすら敬服する次第です。
 また、「【murmurmaid】田中摩美々」の金バフの条件を満たすためにはどうしてもメンタルの総量が足りなかったので、改めてLe適正2種を掘りつつ「G.R.A.D.」アビを混ぜて、編成を完成させました。

出来上がったものがこちらになります

 その結果、なんとかグレ6で残留点にまで漕ぎつくことができました。
 グレ6残留は本当に久しぶりで、「STEP」育成を頑張ってよかったという強い達成感がありました。

2.5 初のグレ7へ

 グレ6残留点を出してすぐは、よくやったとこの結果に満足していました。
 しかし、いよいよ明日10/22~23に「283PRODUCTION UNIT LIVE MUGEN BEAT」が控えていることを程なくして思い出します。筆者はDay1のみ現地参戦する予定でしたが、それゆえに「せっかくの担当の対バンライブ、グレ7として現地で見届けたい」という欲望が鎌首もたげてきました。
 ほんの半年前まではグレ5の隅っこで震えていたプロデューサーが、何を血迷ったかグレ7タッチを目指してフェスチケを破り出しました。今まではフェスチケを使用したことすらほぼなく、とはいえグレフェスを意識し始めてからはフェスチケが重要であることはそれとなく見聞きする機会があったため、無料で取得できる分は入手するようにしていました。220枚以上は×5のストックがあった(はず)ので、試行回数さえ重ねればなんとかなるだろうという甘い推測もありました。

 掌握自体は複数回出していたので、フェスマもそのうち出るだろうと高を括っていましたが、いかに筆者が甘っちょろかったかを思い知らされました。
 グレ6は編成が多様かつ審査員の体力も低く、対面の縦打点でTA権が吹き飛ぶことは日常茶飯事。メインとして据えていた思い出〆の4tまでTA権が全て残っていることは稀有な事象であり、ブラバブラバ、またブラバの繰り返し。赤テンでハンドが強くてもVi審査員が爆速で退社したり、思い出ターンに大吉が重なったりとなかなか上手くいかず、気がつけばスター3000個獲得のミッションを完遂し、フェスチケは残り150枚に近づいていました。
 立ち回りや勝ちパターンに疎く、対面の編成理解も浅い筆者ひとりではフェスマなど到底出せないと諦めて、三度『SHINY CORD』にお世話になることを決めました。

グレフェス更新まで残り12時間を切ったところ

 上から札切りや対面の属性、勝ち筋を見てもらいつつ、回すこと数十戦。現状では赤テンでの「あさひ全体札→冬優子スタF→思い出飛ばし」の3〆しかほぼ勝ち筋が見いだせておらず、2t3tに大勢の決する高速環境では加速が足りていないことが課題として挙がりました。
 通話ではLeを凛世で作り直して加速を積むか、「412パス」を購入するかの概ね2択となりました。労働後ということもあり、今から育成するだけの気力が残っていなかったことや「412パス」に魅力を感じたことから、後者を選択し、テンションの底上げによって再びグレ7を目指します。

 そして、フェスチケを破ること数十分。

 ついにその時が訪れました。対面Da4人のチャンスマッチング。大吉がDaに集中砲火している間に、Vo→Viと落とし、まめみで大吉を適宜重ねつつリンクを重ねていきました。
 「昇格点=フェスマ」という思考しかなかった筆者だけでは、先落としからの多重リンク掌握という勝ち筋を掴むことは決してできなかったことでしょう。夜遅くまで付き合ってくださり、本当にありがとうございました。

ついに

 こうして、本当に筆者はグレ7へ初登頂を果たしました。しかもムゲン現地でのグレ7、めちゃくちゃ沁みます。
 グレ7到達報酬のPはづきは一生手の届かないものとばかり思っていましたが、掴み取ることができました。

3. おわりに

 今回、グレフェスに取り組んでみて、「STEP」の実装により、ある程度であれば強い編成を作るうえでのハードルが無くなったことを今回実感しました。
 ハードルが下がったとは思いません。「G.R.A.D.」アビリティを掘るのは大変ですし、「STEP」育成にしろ限定やトワコレが一定に求められることには違いありません。手間や一定レベルの手持ちは必要です。
 それでも、「STEP」は「G.R.A.D.」と比較して立ち回りが簡単であり、ひらめきの属性によって編成を縛られることもない。自分の手持ちの中で強いカードをとりあえず入れておくことが正解になりやすい点から育成の緩和を感じました。ガシャを回さなければどうにもならないようなハードルがいくつか消えた印象です。
 「STEP」のパッシブとアビリティを積み、ステータスを上げるだけで見違えるほど編成が強くなることが驚きでした。もし、少し前の筆者と同じような状況のプロデューサーがいらっしゃって、少しでも可能性を感じていただけたなら、これ以上ない喜びです。

 改めまして謝辞を。
 編成、立ち回り等についてご指導くださった『SHINY CORD』のグレフェッサーの方々、本当にありがとうございました。グレフェスの面白さがちょっとだけわかった気がしました。まだまだ至らない点だらけですが、またちょっとずつ強くなりたいと思います。

 これからはひとまずグレ7昇格を安定させられるようにまた頑張っていきます。
 寒い季節へ移ろっていきますが、お体など崩さぬようお気をつけて。

2022年10月 ミーノ

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