シャニマスイベントコミュ SC総選挙 投票結果
はじめまして、ミーノと申します。
今回は、シャニマス総合サーバー『SHINY CORD』にて実施したイベントコミュ総選挙の投票結果を発表します。併せて、投票理由や頂いたご要望、企画の裏側についても書いていきます。
そもそも『SHINY CORD』とは
シャニマス総合サーバー『SHINY CORD』は、非公式の『アイドルマスター シャイニーカラーズ』総合discordサーバー、いわばシャニマスの非公式コミュニティです。サーバー設立から約1年が経過した現在では、500人以上のプロデューサーが在籍している大所帯となっています。
具体的な活動内容としては、公式生放送の同時視聴会や攻略相談、コミュ鑑賞会などシャニマスをより楽しめるものになっています。また、最近ではシャニマス以外のゲーム大会が企画されることもあり、広義でのプロデューサー同士の交流の場になっていると言えるでしょう。かく言う筆者も日々お世話になっています。
上記が『SHINY CORD』のTwitterリンクとなります。こちらをご覧になるとより詳しいことがわかります。『SHINY CORD』は皆様のご参加をお待ちしています。
以下、常体。
「シャニマスイベントコミュ SC総選挙」という企画について
企画の裏側や意図についてはあとがたりでぼちぼち記述していく。
ここでは企画の実施や票の集計の方法について、これらがどのように行われたのか記しておく。
実施期間
5月10日(火)~5月24日(火):投票期間
6月3日(金) 21時~:結果発表企画
投票レギュレーション
「最もオススメしたいコミュ」を1つ、「オススメしたいコミュ」を2つ、それぞれ選択して投票する。「最もオススメしたいコミュ」は5ポイント、「オススメしたいコミュ」はそれぞれ2ポイントで集計を行い、ポイントの総数で上位を決定する。
同じコミュへの複数回答は可。
(例:3票とも全て「モノラル・ダイアローグ」に投票する→OK!)投票対象:「アイドルマスターシャイニーカラーズ」ゲーム内において実装されているイベントコミュ(2022年5月10日 12時時点)
→「Light up the illumination」から「モノラル・ダイアローグス」まで「Google Forms」(ラジオボタン・選択式)を用いて投票を実施したため実質的には投票回数が無制限になるものの、1人1回投票での参加をお願いしました。また、投票理由(任意回答・記述式)の回答欄を設けました。
※投票理由については、結果発表企画や本note等の一切で公開を希望しないプロデューサーに向けて、「公表を希望しない」という項目を設置し、チェックをつけていただくことにしました。
投票結果
投票の結果について、その概要と上位5コミュについて記載。
この場を借りて、投票してくださったプロデューサー様方に心からの感謝を。
結果概要
総投票数:64票(2022年5月24日時点でサーバー参加者536名より、サーバー参加者の11.9%が参加)
投票実施期間5月10日から同月24日のうち、前半1週間での投票数は46票と全体の71.8%を占めた。
何かしら投票理由を記述した票が29票であり、全体の45.3%と半数弱のプロデューサーがイベコミュを熱く語ってくれた。
「投票理由の紹介を希望しない」が13票ほど投じられており、オープンスペースで語り合うことへの若干のハードルが見られる。
第5位
The Straylight(38pt)
名作揃いのストレイライト3部作のアンカーを担い、ユニット名をタイトルに冠した珠玉の一作がここでランクイン。
ポイント内訳は以下のとおり
「最もオススメしたいコミュ」:4票(各5pt)
「オススメしたいコミュ」:9票(各2pt)
以下では投票理由から、筆者の独断と偏見により一部を引用してお送りする。なお、本稿ではネタバレへの一定の配慮の下、投票理由の一部を省略させていただく場合があることをご了承願いたい。
第4位
天塵(40pt)
ノクチルの鮮烈なデビューを力強く綴ったイベントコミュが4位にランクイン。ストレイライトに続く追加ユニットとして、ひときわ異彩を放った本コミュは大きな衝撃を与えたと言えるだろう。
ポイント内訳は以下のとおり
「最もオススメしたいコミュ」:4票(各5pt)
「オススメしたいコミュ」:10票(各2pt)
以下、投票理由から引用。
ここまでの4位、5位とともに「オススメしたいコミュ」での得票を大きく伸ばしており、担当以外のプロデューサーにも強い印象を残すようなコミュであったことが推察される。
第3位
薄桃色にこんがらがって(41pt)
「シャニマスのやばいコミュといえば」のような文脈では常に最前線を張り、何人もの初見Vtu●erの感情を破壊してきた問題作がトップスリーに食い込んだ。”初学者”にとって優しいかどうかは議論の余地があるが、数多のプロデューサーの心を大きく揺さぶる一作であることは疑うべくもない。
ポイント内訳は以下のとおり
「最もオススメしたいコミュ」:5票(各5pt)
「オススメしたいコミュ」:8票(各2pt)
以下、投票理由から引用。
ポイント差で見ると、4位・5位とかなり肉薄しており、「オススメしたいコミュ」での得票数では劣っている側面もあるが、その分「最もオススメしたいコミュ」での得票が強く反映された結果である。まさしく「薄桃色にこんがらがって」というコミュの一撃の破壊力、その重い重い一発がポイントにそのまま表れた形と言える。
第2位
Straylight.run()(51pt)
ストレイライトの始まりのコミュが見事2位にランクイン。このコミュから3年が経過しようとしている今現在でも根強い人気を誇る名作。今ではそこにいるのが当たり前に感じるストレイライトにも、こんな頃があったんだと懐かしさすら覚える。そして、「追加ユニットの1作目は鬼作がち」という潮流を作った張本人でもある。
ポイント内訳は以下のとおり
「最もオススメしたいコミュ」:7票(各5pt)
「オススメしたいコミュ」:8票(各2pt)
以下、投票理由から引用。
3位以下と10ポイント以上も差をつけての銀メダルは実にストレイライトらしく、ある種「WorldEnd:BreakDown」を想起させる一面までおまけつき。初期コミュというバフがかかりつつ、実装から3年という年月でのディスアドバンテージを吹き飛ばす人気ぶりは見事の一言。5位「The Straylight」と票を食い合ったとするならば、さらなる爆発力を秘めている可能性すらある。
第1位
YOUR/MY Love letter(71pt)
直近のアルストロメリアのイベントコミュが堂々の第1位に輝いた。第3位「薄桃色にこんがらがって」も異色のコミュであるが、これまたとんでもないところにスポットライトを当てた怪作。シャニマスのトレンドを明に体現した本シナリオが、以降のシャニマスの流行を一層鮮やかに更新していくことも期待される。
ポイント内訳は以下のとおり
「最もオススメしたいコミュ」:9票(各5pt)
「オススメしたいコミュ」:13票(各2pt)
以下、投票理由から引用。
王座に立ち、総ポイントの10%以上を唯一かっさらっていったイベントコミュ。傑出したシナリオであることは言うまでもないが、それ以外にも演出面や事前知識の要求値の低さも高評価へと繋がっていることが窺い知れる。ポイント面で見ても、「最もオススメしたいコミュ」「オススメしたいコミュ」の両部門で最多得票を勝ち取り、文句なしの栄冠に輝いた。
オススメしたい理由の紹介
惜しくも上位にランクインしなかったコミュにおいても、オススメしたい理由を熱く語ってくれたプロデューサーさんが多かったため、それらを一部抜粋して紹介。
Star n dew by me
五色 爆発!合宿クライマックス!
海へ出るつもりじゃなかったし
many screens
アンカーボルトソング
越境系
尺の都合上、ここで全てを紹介することはできないが、オススメしたい理由を書いてくださったプロデューサーに感謝。
以下敬体。
頂いたご要望について
投票企画に併せて、本企画へのご意見・ご要望をいくつか頂きました。
せっかくなので、この場で回答させていただきます。
また、ご要望に応えられなかったこと、初めに謝罪します。ごめんなさい。
まずは本企画を楽しんでくださったことに感謝します。
そのうえで、共通コミュやカードコミュについて、現時点の筆者の見解をお話させてください。
カードコミュ部門での総選挙も検討させていただいたのですが、以下の理由から今回は開催を見送らせていただく運びとなりました。
選挙をしたとしても死票が増え、自身の票が結果に結びつかないPが多く発生しやすい(参加者の満足度に繋がりにくい可能性がある)
そもそも票がバラけすぎてどんぐりの背比べになる可能性がある
特に限定カードが上位にきたときに、ちょっと鑑賞会がやりづらい
鑑賞会を実質的な上位報酬とした本企画にはそぐわない性質であると判断しました。上手いこと工夫すれば解決可能な課題ではあるかと思いますので、今後の検討課題とさせてください。共通コミュについては後述します。
これは共通コミュを迷った理由にかなり近いものがあるのですが、簡潔に述べれば「ユニット格差があからさまに可視化されることを避けたい」という筆者のお気持ちがあります。
「ユニット毎にどのくらいポイントが入ったかで集計」「ユニット内でどのコミュが最もポイントを集めたかで集計」など、いずれの形をとっても、どのユニットに何票入ったかが明確に出てしまう(一部ユニットのポイントを伏せるということは暗に得票数が少なかったことを示してしまう)以上、実施を見送らせていただきました。
本企画はあくまでもコミュについて大いに語り合い、プロデューサー同士が交流を図ることが目的であり、コミュの序列づけやユニットの人気対決を行う場ではないと考えています。シャニマスのイベントコミュはあまりにも精鋭揃いであり、本来であれば順位付けすること自体が不毛であるとすら言えなくもないでしょう。そのなかでこういった企画を実施する本旨はあくまでもエンタメであり、序列付けに対して真剣であってはならないという筆者の感覚があります。であればこそ例えばストレイPが薄桃色に投票したりできるわけです。上位コミュのみの発表という形にさせていただいているのはそのためであり、当然ながら票を得ていないからといって、そのコミュに魅力がないということにはならないわけで、そういった誤ったメッセージとして伝わるリスクを考慮して対応させていただきました。
しかしながら、ユニットを限定したうえでのコミュ総選挙に可能性を感じるご意見でした。本企画では1人3票しか持てないために投票先を大変苦心したプロデューサーも少なくなかったのではないかと推察しています。一定期間で区切ったり、ユニットで限定してみたりすることで「投票できなかったコミュ」を減らすことは可能になります。このように、なんらかの縛りを加えた総選挙企画についても以後検討させていただきます。
「オススメしたい理由の紹介」として扱わせていただきました。
集計している側としても熱量のある推薦理由を拝読するのは非常に面白く、それだけで企画してよかったなという気持ちでした。
お楽しみいただけていれば幸いです。
あとがたり
ここまで、本企画の報告になります。ここから下は鼻でもほじりながらご覧ください。
本企画を企画したきっかけとしては、シャニマスのゲーム内でガシャアイドル投票キャンペーンが実施されたことです。Discord鯖の雑談でも少し話題になっていましたが、これを受けてイベントコミュで同じことができないかだろうかと考えました。
ちょうどその頃に4thライブが開催されたこともあり、『SHINY CORD』に参加している人数も爆発的に増えました。新規のプロデューサーさんの中にはサーバーに参加したばかりなのに通話やチャットにいきなり入って「俺の好きなコミュはな~~~~」と暴れることに心理的なハードルを感じる方も少なくないだろうと思っていました。その点、Googleフォームを用いた匿名の投票企画であれば、クリック1つで投票に参加でき、そこで自分の好きなコミュについて意思表示が簡単にできるということから、むしろサーバーに入ったばかりの方にこそ参加して欲しい考えで企画をしました。
どの程度の投票が見込めるかわからないこと、投票企画と銘打つ以上は投票者の一定参加がマストであり、それがないとダダ滑りしてしまうこと、前述のとおり新規への参加を促したかったことから、投票参加へのハードルを極限まで下げ、コミュ名を選択するだけで投票を完了できる形にしました。
投票のレギュレーションについてですが、各3票のポイント制としました。ポイント制の選挙企画については有名なものが多数あるとは思いますが、パクリではなくリスペクトです。
当初は5pt×1票と3pt×2票という形を予定していましたが、企画を練っていく過程で「誰かの「3番目に好きなコミュ」が2票あれば、ある人の「1番好きなコミュ」をポイントとしては超えられてしまうのがもの寂しい」という理由から、「オススメしたいコミュ」の方のポイントを3pt→2ptとして、1番好きなコミュを重要視する形にしました。その分、最もオススメしたいコミュを選ぶことに苦しむ結果となってしまったかもしれません。
また、「最もオススメしたい」「オススメしたい」という言葉遣いについてもかなり悩みました。こういった企画ではどうしても直近のコミュに票が偏るのではないかという懸念があり、どうせならば古いコミュが1つくらいはランクインして、最近シャニマスを始めたプロデューサーさんが視聴するきっかけになれば一石二鳥だななどと欲張りな考えをしていました。その分、「オススメ」という言葉であれば、初期コミュや少し昔のコミュなど、直近のコミュの根底にある考え方やユニットの在り方を定義するに至ったコミュが得票する結果になるのではないかと愚考しました。「Straylight.run()」や「五色 爆発!合宿クライマックス!」への投票理由には上記の趣旨に近いものもあり、なんやかんやいい方向に働いたのではないかなと楽観視しています。まあ、1位は結構ダントツで「YOUR/MY Love letter」だったので、やっぱすげえなと感じましたね。
最後に、改めまして謝辞を。
本企画に参加してくださったすべてのプロデューサーさん、また企画について相談させていただいた管理人ぬのPさん、サーバーブースターさん、本当にありがとうございました。
また楽しいこと思いついたらやりたいなと思います、あさひPなので。
2022年6月3日 ミーノ
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