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シャニマスイベントコミュ SC総選挙 投票結果

 はじめまして、ミーノと申します。
 今回は、シャニマス総合サーバー『SHINY CORD』にて実施したイベントコミュ総選挙の投票結果を発表します。併せて、投票理由や頂いたご要望、企画の裏側についても書いていきます。


そもそも『SHINY CORD』とは

 シャニマス総合サーバー『SHINY CORD』は、非公式の『アイドルマスター シャイニーカラーズ』総合discordサーバー、いわばシャニマスの非公式コミュニティです。サーバー設立から約1年が経過した現在では、500人以上のプロデューサーが在籍している大所帯となっています。
 具体的な活動内容としては、公式生放送の同時視聴会や攻略相談、コミュ鑑賞会などシャニマスをより楽しめるものになっています。また、最近ではシャニマス以外のゲーム大会が企画されることもあり、広義でのプロデューサー同士の交流の場になっていると言えるでしょう。かく言う筆者も日々お世話になっています。

上記が『SHINY CORD』のTwitterリンクとなります。こちらをご覧になるとより詳しいことがわかります。『SHINY CORD』は皆様のご参加をお待ちしています。

以下、常体。


「シャニマスイベントコミュ SC総選挙」という企画について

 企画の裏側や意図についてはあとがたりでぼちぼち記述していく。
 ここでは企画の実施や票の集計の方法について、これらがどのように行われたのか記しておく。

実施期間

5月10日(火)~5月24日(火):投票期間
6月3日(金) 21時~:結果発表企画

投票レギュレーション

  • 「最もオススメしたいコミュ」を1つ、「オススメしたいコミュ」を2つ、それぞれ選択して投票する。「最もオススメしたいコミュ」は5ポイント、「オススメしたいコミュ」はそれぞれ2ポイントで集計を行い、ポイントの総数で上位を決定する。

  • 同じコミュへの複数回答は可。
    (例:3票とも全て「モノラル・ダイアローグ」に投票する→OK!)

  • 投票対象:「アイドルマスターシャイニーカラーズ」ゲーム内において実装されているイベントコミュ(2022年5月10日 12時時点)
    →「Light up the illumination」から「モノラル・ダイアローグス」まで

  • 「Google Forms」(ラジオボタン・選択式)を用いて投票を実施したため実質的には投票回数が無制限になるものの、1人1回投票での参加をお願いしました。また、投票理由(任意回答・記述式)の回答欄を設けました。

※投票理由については、結果発表企画や本note等の一切で公開を希望しないプロデューサーに向けて、「公表を希望しない」という項目を設置し、チェックをつけていただくことにしました。


投票結果

 投票の結果について、その概要と上位5コミュについて記載。
 この場を借りて、投票してくださったプロデューサー様方に心からの感謝を。

結果概要

  • 総投票数:64票(2022年5月24日時点でサーバー参加者536名より、サーバー参加者の11.9%が参加)

  • 投票実施期間5月10日から同月24日のうち、前半1週間での投票数は46票と全体の71.8%を占めた。

  • 何かしら投票理由を記述した票が29票であり、全体の45.3%と半数弱のプロデューサーがイベコミュを熱く語ってくれた。

  • 「投票理由の紹介を希望しない」が13票ほど投じられており、オープンスペースで語り合うことへの若干のハードルが見られる。

第5位

The Straylight(38pt)

2021年1月31日~2022年2月10日 開催

迷光を身に纏う前、
偶像は、ただの少女たちだった。

──今、かつての少女たちは言う。
もう、迷いはしないのだ、と。

アイドルマスター シャイニーカラーズより

 名作揃いのストレイライト3部作のアンカーを担い、ユニット名をタイトルに冠した珠玉の一作がここでランクイン。

 ポイント内訳は以下のとおり
「最もオススメしたいコミュ」:4票(各5pt)
「オススメしたいコミュ」:9票(各2pt)

 以下では投票理由から、筆者の独断と偏見により一部を引用してお送りする。なお、本稿ではネタバレへの一定の配慮の下、投票理由の一部を省略させていただく場合があることをご了承願いたい。

ストレイライトといえばこのコミュという印象を持たれている方も多いはず。
ユニット名を題名に冠したコミュを推さないわけにはいかない。

「The Straylight」投票理由より

ストレイライト4部作の最終章と捉えている。ここまで辿り着くのに膨大なテキストがあるが、これを見ずにストレイライトは語れない。重要コミュすぎ。

「The Straylight」投票理由より


第4位

天塵(40pt)

2020年6月30日~2020年7月10日 開催(上記期間は復刻時のもの)


283プロに所属してしばらく
ノクチルのもとに初仕事の話が舞い込む

いつのまにかアイドルとして
走り出してしまった幼なじみたち

行き先も結末も知らないけれど
彼女たちはもう一度彼女たちを始める

アイドルマスター シャイニーカラーズより

 ノクチルの鮮烈なデビューを力強く綴ったイベントコミュが4位にランクイン。ストレイライトに続く追加ユニットとして、ひときわ異彩を放った本コミュは大きな衝撃を与えたと言えるだろう。

 ポイント内訳は以下のとおり
「最もオススメしたいコミュ」:4票(各5pt)
「オススメしたいコミュ」:10票(各2pt)

以下、投票理由から引用。

シャニマスに初めて触れる人でも読みやすいユニット初期コミュの中でもクオリティが高く、綺麗なコミュであるため。是非とも読んでほしい。

「天塵」投票理由より

ここまでの4位、5位とともに「オススメしたいコミュ」での得票を大きく伸ばしており、担当以外のプロデューサーにも強い印象を残すようなコミュであったことが推察される。

第3位

薄桃色にこんがらがって(41pt)

2020年2月29日~2020月3月10日

「私、甘奈ちゃんと甜花ちゃんのこと
ライバルだって思ってるから────」

早春の283プロに舞い込んだとある仕事が、
アルストロメリア一同の心を揺らす

アイドルとして前に進みたい……
しかし互いの優しさがもつれあい、
彼女たちは立ち止まってしまう

「頑張れ、アルストロメリア」

いい時も悪い時も越えて、
新しい季節はやってくる────

アイドルマスター シャイニーカラーズより

 「シャニマスのやばいコミュといえば」のような文脈では常に最前線を張り、何人もの初見Vtu●erの感情を破壊してきた問題作がトップスリーに食い込んだ。”初学者”にとって優しいかどうかは議論の余地があるが、数多のプロデューサーの心を大きく揺さぶる一作であることは疑うべくもない。

 ポイント内訳は以下のとおり
「最もオススメしたいコミュ」:5票(各5pt)
「オススメしたいコミュ」:8票(各2pt)

 以下、投票理由から引用。

アルストロメリアにとって欠かせない出来事が詰まっており、甘奈の優しさ故の葛藤、甜花ちゃんの芯の強さ、千雪さんの少女性、この3つが際立っている素敵なコミュだからです。
ちなみに「欠かせない出来事」と言いましたがそもそも欠かせる出来事なんて1つも無いですごめんなさい。

「薄桃色にこんがらがって」投票理由より

アルストロメリアの“ヤバさ”は知られるべきだと思う

「薄桃色にこんがらがって」投票理由より

アルストロメリアとかいうユニットを叩きつけられた1品。各キャラの関係性が秀逸に出てて「これがアルストロメリアか...(成仏)」ってなったコミュ。良い。とにかく良いから見ろ。(語彙力)

「薄桃色にこんがらがって」投票理由より

 ポイント差で見ると、4位・5位とかなり肉薄しており、「オススメしたいコミュ」での得票数では劣っている側面もあるが、その分「最もオススメしたいコミュ」での得票が強く反映された結果である。まさしく「薄桃色にこんがらがって」というコミュの一撃の破壊力、その重い重い一発がポイントにそのまま表れた形と言える。


第2位

Straylight.run()(51pt)

2019年6月30日~2019年7月10日 開催

──黛冬優子はため息をついた。
ユニットとしての活動に不安しかなかったからだ。

「……あんな子とユニット組むなら
 ひとりでやった方が絶対にマシ……!」

迷光を身に纏う前。
偶像は、ただの3人の少女だった。

アイドルマスター シャイニーカラーズより

 ストレイライトの始まりのコミュが見事2位にランクイン。このコミュから3年が経過しようとしている今現在でも根強い人気を誇る名作。今ではそこにいるのが当たり前に感じるストレイライトにも、こんな頃があったんだと懐かしさすら覚える。そして、「追加ユニットの1作目は鬼作がち」という潮流を作った張本人でもある。

 ポイント内訳は以下のとおり
「最もオススメしたいコミュ」:7票(各5pt)
「オススメしたいコミュ」:8票(各2pt)

 以下、投票理由から引用。

ストレイライトの始まりの物語。4thライブの手紙にあった「悪くない毎日」や「『あたし』の始まり」。このコミュ全体の構成と完成度の高さも好きです。

「Straylight.run()」投票理由より

ほんとストレイライトイベントは全部面白いけどやっぱり1番を決めるならこれ!!!!
天才のあさひと秀才の冬優子。2人の関係性がマジでエモすぎてエモンガになったわね...
いがみ合いながらもお互いのスタンスを認め合うまさに友達以上仲間でライバル。ユメヲカケル。
シャニマスやってる人間もそうでない人間もいちどこのコミュを読んでくれ!そしてエモンガになろう!

「Straylight.run()」投票理由より

伝説の始まり、一にして全。全にして一。
斯くしてストレイライトは勝つだけでなく、”負けない”のだという狼煙が上がった。
その後の「WorldEnd:BreakDown」も含めてお勧めしたい一本。

「Straylight.run()」投票理由より

ユニット初期コミュかつストレイライト四部作の序章。ストレイコミュ全てを推したいという理由で最初の作品に投票します。ここから続きを全部読んでほしい。

「Straylight.run()」投票理由より

 3位以下と10ポイント以上も差をつけての銀メダルは実にストレイライトらしく、ある種「WorldEnd:BreakDown」を想起させる一面までおまけつき。初期コミュというバフがかかりつつ、実装から3年という年月でのディスアドバンテージを吹き飛ばす人気ぶりは見事の一言。5位「The Straylight」と票を食い合ったとするならば、さらなる爆発力を秘めている可能性すらある。

第1位

YOUR/MY Love letter(71pt)

2022年4月1日~2022年4月11日 開催

心が泣きそうな時に聞いた歌
笑い声が聞けない時に消すテレビ

ありがとう、の乾いた音色
おめでとう、をためらうくちびる

客席にいるわたし
スポットライトを浴びるあなた

それから……膨らんだ春のつぼみ

愛を贈ろう
花の種が風に乗るように

すべての名のなき人たちへ

アイドルマスター シャイニーカラーズより

 直近のアルストロメリアのイベントコミュが堂々の第1位に輝いた。第3位「薄桃色にこんがらがって」も異色のコミュであるが、これまたとんでもないところにスポットライトを当てた怪作。シャニマスのトレンドを明に体現した本シナリオが、以降のシャニマスの流行を一層鮮やかに更新していくことも期待される。

 ポイント内訳は以下のとおり
「最もオススメしたいコミュ」:9票(各5pt)
「オススメしたいコミュ」:13票(各2pt)

 以下、投票理由から引用。

端的に言って、このコミュをアルストロメリアでやるか。と唸らされました。幸福論という言葉に潜む影の部分、その上で幸福を感じるという概念がコミュ内容と深くマッチしていると思います。また作中で出てきたいわゆるモブら、ひいてはわたしたちにその幸福を気づかせるというメッセージ性も良いです。

「YOUR/MY Love letter」投票理由より

主役はアイドルだけではないという新しい切り口のコミュで記憶に残っています。そしてこのコミュはアルストロメリアだからできる話だと思います。過去コミュからのちょっとした伏線もあって好きなコミュです。

「YOUR/MY Love letter」投票理由より

「全ての名も無き人たちへ」向けたメッセージがしっかり受け取れる、「優しい」世界ではなく「優しくあろうとする」世界を生み出しているシャニマスらしいコミュだった。構成に関しても終盤での伏線回収が見事すぎた。もはやアルストロメリアだけではなくシャニマスというコンテンツにとっての重要コミュと言える。

「YOUR/MY Love letter」投票理由より

演出面で鳥肌が立ったのはやっぱこれ

「YOUR/MY Love letter」投票理由より

話が面白いだけではなく、他の評判の良いイベントストーリーに比べて読んでないと分からない文脈がほぼないように思えるから。(読んでいるとニヤッとできる場面は多々ありますが)

「YOUR/MY Love letter」投票理由より

 王座に立ち、総ポイントの10%以上を唯一かっさらっていったイベントコミュ。傑出したシナリオであることは言うまでもないが、それ以外にも演出面や事前知識の要求値の低さも高評価へと繋がっていることが窺い知れる。ポイント面で見ても、「最もオススメしたいコミュ」「オススメしたいコミュ」の両部門で最多得票を勝ち取り、文句なしの栄冠に輝いた。


オススメしたい理由の紹介

 惜しくも上位にランクインしなかったコミュにおいても、オススメしたい理由を熱く語ってくれたプロデューサーさんが多かったため、それらを一部抜粋して紹介。

Star n dew by me

まさか真乃があのようなことを言うとは思わず驚いたし、めぐるについてよくわかったので

「Star n dew by me」投票理由より

めぐるの、「あのね…大好き…」「真乃と灯織は、わたしの、特別…」が良すぎます。マジで泣きます。star n dew by me とはおそらく「stand by me」のことであり、つまり真乃と灯織に側にいて欲しいということ。いやエモすぎる。泣く。イルミネのこと知ったら見て欲しいコミュです。

「Star n dew by me」投票理由より

五色 爆発!合宿クライマックス!

「アフター・スクール・タイム」も好きなんですが読んでしまうと、涙が止まらなくいて辺り一面を水浸しにしてしまうので、誰にでもオススメできるし読みやすい+放クラをなんとなく知っている状態でも楽しめるであろう「五色 爆発!」をチョイス!!

「五色 爆発!合宿クライマックス!」投票理由より

放課後クライマックスガールズがー!!!!!!!大好きになって欲しいからー!!!!!!このコミュをオススメしまーーーーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!

「五色 爆発!合宿クライマックス!」投票理由より

放クラの原点にして頂点。すき。…って言いたかったんですけど結成コミュきてない(はず)だから原点とは言えないのかな…?????

「五色 爆発!合宿クライマックス!」投票理由より

海へ出るつもりじゃなかったし

ノクチルらしい策略、そして、それに伴う透のナレーションによって、言語化が難しいのですが、まさしくノクチルらしいカタルシスを味わうことが出来るため、このコミュを選びました。
 本人が望むことをするというシャニPのプロデュース方針をこのイベコミュから垣間見ることも出来、天塵の時に言語化が難しかったノクチルの良さというものについて、一つの答えを出したコミュだとも思っています。

「海へ出るつもりじゃなかったし」投票理由より一部抜粋

なあなあでアイドルをしていたノクチル達の覚悟(?)が垣間見えるのが好きです。
小糸ちゃん「め、めちゃくちゃに暴れないと 負けそう⋯⋯!」の台詞が大好きです。
普段、臆病な彼女がこのセリフを言えるのは、アイドル業に真摯に向き合っている証拠かと思います。

「海へ出るつもりじゃなかったし」投票理由より

many screens

コミュの内容もさることながら、やはりあの時期にこの内容のコミュを実装したという点で評価が高いコミュです。ストーリーないでは、社会的な事情を一切感じさせないものの、「はこぶものたち」や「your/my love letter」につながるような実世界に向けたメッセージの始まりになった一作という感じがします。

「many screens」投票理由より

何食えばこんな話書けるんだランキングが私の中で堂々のトップに輝き続けているディフェンディングチャンピオンイベントストーリーであるため。

「many screens」投票理由より

落語、演目「死神」を演じることになった放課後クライマックスガールズ。
準備は万端、気合も十分、初公演に挑む──!

たくさんの人が見る、人の数だけ見方があり、想いがある。
だから「many screens」

感動のラスト?
そんな言葉で収めていいのか、いやいい訳がない!!
超最高潮な死神をその目で見届けてくれ!!!!

「many screens」投票理由より

アンカーボルトソング

このイベントコミュを経て、アルストロメリアは無敵になったと言っていいと思います。
アルストロメリアのそれぞれの仕事が増えていき、中々3人でいられる時間が少なくなってきたところで、いつまでも3人でいたいという思いを再確認できたこと。私たちの帰る場所はアルストロメリアなんだということを示し合わせられたことは3人にとって大きな一歩になりました。
それに呼応するように、ファンから「3人でいる姿が見たい」と望まれていることも、アルストロメリアが一定の地位を得ていることが計り知れて良かったです。
また、報酬カードのサポコミュでは甘奈監修のリップが商品化されるまでの過程が描かれています。甜花と千雪の力で商品製作を成功させられた上、その商品が甘奈のいない所で2人の支えになっていることに甘奈の「力」を感じられます。これは大崎甘奈Pとして嬉しいポイントにもなっています。

「アンカーボルトソング」投票理由より

時間の流れと共に変わっていく関係の中にも、変わらない大切な物は確かにあると彼女達が示してくれて心が温かくなります。
甜花ちゃんの「ずっとこのままいるなら、ずっとこのままじゃいれない」の言葉通り、今をやこの先も居場所を継続する為に停滞すれば時代の流れと共に風化して失われます。

なので自分も新しく成長し続ける事が必要だと、ある種の仕事や人生に大切な事を教えてくれているかと思います。

「アンカーボルトソング」投票理由より



越境系

まさか、アイドル以外の掘り下げをするのかと度肝を抜かされた記憶があり、シャニマスのシナリオの幅の広さを知らされたものでもあるため、これを選びました。
 敢えて失敗することによって、未完成な部分=これから完成へと向かっていくというように捉える事も出来、非常に良い終わり方だなとも感じました。

「きよしこの夜、プレゼン・フォー・ユー!」投票理由より

283プロ(当時23名)のアイドルたちの個性がわかりやすく見てとれるため。
改めて真乃が283プロのセンターなのだと感じられたのもすごく好きなポイントです。

「アジェンダ283」投票理由より

越境の具合がうまい。

「アジェンダ283」投票理由より

ゴミ拾いを通じて、アイドル達が何を感じて成長をしたのか各ユニットごとに描かれていて好きです。今はゴミになってしまった物も昔は誰かの役に立っていた。だから、この世に無駄な物は無いのではないか、と真乃なりの優しい回答も大好きです。

「アジェンダ283」投票理由より

初っ端に勧めるものではないかもしれませんが、いくつかコミュを読んでシャニマスがどのくらいの深度で物を語ってるのか何となくわかってきた方にオススメしたいです。

「アイムベリーベリーソーリー」投票理由より

なんと言っても恋鐘のつよつよな部分が劇中劇とマッチしていて心を打たれました。何があっても絶対にゴールへ辿り着いてしまいそうなところや、イベコミュの最後にフッと出てきては諸問題に対する「回答」をサラッと示せるところ、しかも本人は「すごい事をやっている」という自覚が無さそうなままどんどん前へ前へと進んでいく姿勢が最高にカッコいいです。

「アイムベリーベリーソーリー」投票理由より

 尺の都合上、ここで全てを紹介することはできないが、オススメしたい理由を書いてくださったプロデューサーに感謝。

以下敬体。

頂いたご要望について

 
 投票企画に併せて、本企画へのご意見・ご要望をいくつか頂きました。
 せっかくなので、この場で回答させていただきます。
 また、ご要望に応えられなかったこと、初めに謝罪します。ごめんなさい。

コミュについて語る企画は毎回テンション上げて参加させて頂いておりますので、共通コミュやカードコミュでも開催いただけると私が喜びます。

「そのほか本企画について、ご意見・ご要望等ございましたら、お気軽にお書きください。」より

 まずは本企画を楽しんでくださったことに感謝します。
 そのうえで、共通コミュやカードコミュについて、現時点の筆者の見解をお話させてください。
 カードコミュ部門での総選挙も検討させていただいたのですが、以下の理由から今回は開催を見送らせていただく運びとなりました。

  • 選挙をしたとしても死票が増え、自身の票が結果に結びつかないPが多く発生しやすい(参加者の満足度に繋がりにくい可能性がある)

  • そもそも票がバラけすぎてどんぐりの背比べになる可能性がある

  • 特に限定カードが上位にきたときに、ちょっと鑑賞会がやりづらい

 鑑賞会を実質的な上位報酬とした本企画にはそぐわない性質であると判断しました。上手いこと工夫すれば解決可能な課題ではあるかと思いますので、今後の検討課題とさせてください。共通コミュについては後述します。

余裕があればユニット別でも票の集計をしてほしい

「そのほか本企画について、ご意見・ご要望等ございましたら、お気軽にお書きください。」より

 これは共通コミュを迷った理由にかなり近いものがあるのですが、簡潔に述べれば「ユニット格差があからさまに可視化されることを避けたい」という筆者のお気持ちがあります。
 「ユニット毎にどのくらいポイントが入ったかで集計」「ユニット内でどのコミュが最もポイントを集めたかで集計」など、いずれの形をとっても、どのユニットに何票入ったかが明確に出てしまう(一部ユニットのポイントを伏せるということは暗に得票数が少なかったことを示してしまう)以上、実施を見送らせていただきました。
 本企画はあくまでもコミュについて大いに語り合い、プロデューサー同士が交流を図ることが目的であり、コミュの序列づけやユニットの人気対決を行う場ではないと考えています。シャニマスのイベントコミュはあまりにも精鋭揃いであり、本来であれば順位付けすること自体が不毛であるとすら言えなくもないでしょう。そのなかでこういった企画を実施する本旨はあくまでもエンタメであり、序列付けに対して真剣であってはならないという筆者の感覚があります。であればこそ例えばストレイPが薄桃色に投票したりできるわけです。上位コミュのみの発表という形にさせていただいているのはそのためであり、当然ながら票を得ていないからといって、そのコミュに魅力がないということにはならないわけで、そういった誤ったメッセージとして伝わるリスクを考慮して対応させていただきました。
 しかしながら、ユニットを限定したうえでのコミュ総選挙に可能性を感じるご意見でした。本企画では1人3票しか持てないために投票先を大変苦心したプロデューサーも少なくなかったのではないかと推察しています。一定期間で区切ったり、ユニットで限定してみたりすることで「投票できなかったコミュ」を減らすことは可能になります。このように、なんらかの縛りを加えた総選挙企画についても以後検討させていただきます。

他の人がどの部分が好きなのかという所が気になるため、苦労するとは思いますが、上位に入らなかったコミュ以外でも、おすすめしたい理由をコミュ別で取り上げてくださると嬉しいです。

「そのほか本企画について、ご意見・ご要望等ございましたら、お気軽にお書きください。」より

 「オススメしたい理由の紹介」として扱わせていただきました。
 集計している側としても熱量のある推薦理由を拝読するのは非常に面白く、それだけで企画してよかったなという気持ちでした。
 お楽しみいただけていれば幸いです。

あとがたり

 ここまで、本企画の報告になります。ここから下は鼻でもほじりながらご覧ください。
 
 本企画を企画したきっかけとしては、シャニマスのゲーム内でガシャアイドル投票キャンペーンが実施されたことです。Discord鯖の雑談でも少し話題になっていましたが、これを受けてイベントコミュで同じことができないかだろうかと考えました。
 ちょうどその頃に4thライブが開催されたこともあり、『SHINY CORD』に参加している人数も爆発的に増えました。新規のプロデューサーさんの中にはサーバーに参加したばかりなのに通話やチャットにいきなり入って「俺の好きなコミュはな~~~~」と暴れることに心理的なハードルを感じる方も少なくないだろうと思っていました。その点、Googleフォームを用いた匿名の投票企画であれば、クリック1つで投票に参加でき、そこで自分の好きなコミュについて意思表示が簡単にできるということから、むしろサーバーに入ったばかりの方にこそ参加して欲しい考えで企画をしました。
 どの程度の投票が見込めるかわからないこと、投票企画と銘打つ以上は投票者の一定参加がマストであり、それがないとダダ滑りしてしまうこと、前述のとおり新規への参加を促したかったことから、投票参加へのハードルを極限まで下げ、コミュ名を選択するだけで投票を完了できる形にしました。

 投票のレギュレーションについてですが、各3票のポイント制としました。ポイント制の選挙企画については有名なものが多数あるとは思いますが、パクリではなくリスペクトです。
 当初は5pt×1票と3pt×2票という形を予定していましたが、企画を練っていく過程で「誰かの「3番目に好きなコミュ」が2票あれば、ある人の「1番好きなコミュ」をポイントとしては超えられてしまうのがもの寂しい」という理由から、「オススメしたいコミュ」の方のポイントを3pt→2ptとして、1番好きなコミュを重要視する形にしました。その分、最もオススメしたいコミュを選ぶことに苦しむ結果となってしまったかもしれません。
 また、「最もオススメしたい」「オススメしたい」という言葉遣いについてもかなり悩みました。こういった企画ではどうしても直近のコミュに票が偏るのではないかという懸念があり、どうせならば古いコミュが1つくらいはランクインして、最近シャニマスを始めたプロデューサーさんが視聴するきっかけになれば一石二鳥だななどと欲張りな考えをしていました。その分、「オススメ」という言葉であれば、初期コミュや少し昔のコミュなど、直近のコミュの根底にある考え方やユニットの在り方を定義するに至ったコミュが得票する結果になるのではないかと愚考しました。「Straylight.run()」や「五色 爆発!合宿クライマックス!」への投票理由には上記の趣旨に近いものもあり、なんやかんやいい方向に働いたのではないかなと楽観視しています。まあ、1位は結構ダントツで「YOUR/MY Love letter」だったので、やっぱすげえなと感じましたね。

 最後に、改めまして謝辞を。
 本企画に参加してくださったすべてのプロデューサーさん、また企画について相談させていただいた管理人ぬのPさん、サーバーブースターさん、本当にありがとうございました。
 また楽しいこと思いついたらやりたいなと思います、あさひPなので。

2022年6月3日 ミーノ

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