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夢の世界は現実と地続きである

SHOW BOY観劇しました。

とにかく最高でした。

ふぉ~ゆ~4人の主演舞台が最高じゃなかった時なんてないんだけど、歴代の作品の中でも特に好き。開幕5秒で最高を確信しました。


福田くんにサスペンダーの衣装着せたの誰?ときめきが止まらないからやめてください。福ちゃんの持つコメディアンな部分がとっても活きてて良かった。弟もかわいかったよ~ 美男美女の姉弟だ~

辰巳くんのビジュアルが最高でした。小さいお顔に大きいメガネのバランスが絶妙でした。今年に入ってから忙しいのにマジックもしっかり物にしてるの、本当に尊敬します。エンジェルとのやり取りを見て辰巳くんは王子様だなあと思いました。最後にマジックをする前にSMGO!とぱっと前を見る覚悟を決めた表情が好きすぎて辛い。

ギャンブラー越岡と少女の無限の可能性に乾杯。少女の頭を雑に撫でる越岡さんにキュンとしました。くすんだオレンジのジャケットに柄シャツ、ダボッとしたパンツ似合いすぎてずっとこれでいて欲しい。

マツ~~ 中国語覚えたのすごいね~~ 出演者の中でも特にキャラクターがぶっ飛んでいるけど、100%コメディにならずに、締めるところは締めて真面目に持っていけるところがすごい。マツにしかできない。

大河くんはコイベビの印象が強くて... もともと癖のあるお芝居をする人だなあと思っていたけど、スッとの普通のテンションになる時のギャップが上手いなあと思いました。ダンスは言わずもがな。

神田沙也加ちゃん! 沙也加ちゃん本当にかわいい。ボブ似合いすぎだし、一挙一動が全部キュート!そして圧巻の歌声! ふぉ~ゆ~を侍らせて舞台の真ん中に立つ沙也加ちゃんは美しくて強くて最強。 なんでキューティーブロンド観にいかなかったんだ~と後悔...

ひなちまは文字通りエンジェル👼 可愛さも色気も演技力も兼ね備えてるのすごい。もっともっと上に行ってほしい。

あとミスターマジックの娘さんのキャストが変わると雰囲気がガラッと変わるなあと思った。久家心ちゃんの少女は守ってあげたい、この子の笑顔を見たいって思うような正統派ラブロマンス。笠井日向ちゃんの少女はしっかり者で、ギャンブラーと見習いマジシャンと共に戦う戦友のような青春ドラマぽさを感じた。

そして脚本と演出と音楽が最高ー! 上演中に「ん?」「なんで?」と思うことがない、起きている出来事全てに納得がいくノンストレスの作品。(悲しいことにいろんな感情を押し殺して顔だけに集中するハメになる作品も多々あるからね) 伏線の回収の仕方が見事すぎる。すべて繋がった時の爽快感がすごい。

ウォーリーさんの映像を使った演出がまた見れて嬉しい。話の変わり目の登場人物とテーマ紹介は特に好き。幕を見るかその向こう側を見るか迷った。どっちも見たい。見逃した小ネタとかたくさんあるんだろうな~

音楽も頭から離れない~! サントラほしい! 

1回だけの観劇予定だったけど、気がついたらチケットが増えてました。えびコンに向けてお金貯めるって言ってたの誰だっけ? でも後悔はない!

SHOW BOYを観劇して考えたこと。それは「今見てた夢の世界って今いる現実と地続きなんだ」ってこと。

ふぉ~ゆ~のショーの魅力は明るくて華やかで煌びやかで、それでいて現実の切なさを感じさせてくれるところだと思う。

SHOW BOYの舞台は豪華客船のキャバレーショー。その舞台に立つ出演者はだれもがキラキラと輝いている。

だけどそのキラキラは偶然掴んだものじゃない。もがき苦しんで悩みながらも、「Life is showtime」を信じて前進んできたからこそ。痛みを経験した人から発せられるキラキラのエネルギーってなんでこんなに強いんだろう。

ふぉ~ゆ~がくれるハッピーはただのハッピーじゃない。ふぉ~ゆ~が泥臭く頑張って必死に掴んだハッピーの一欠片。だから尊い。


ねえ だれが言ったんだ
始めるには遅すぎるって
30代のアイドル このまま消えてゆくって
人生はもう変わらないって


ふぉ~ゆ~と神田沙也加ちゃんで歌う後半の劇中歌。急に現実。でもキラキラな笑顔がこの歌詞の重さを吹き飛ばしてくれる。

ふぉ~ゆ~が努力して掴んだこの煌びやかな世界を体験できて本当に幸せだなあ。ふぉ~ゆ~の舞台を観た後はいつも勇気が湧いてくる。


SHOW BOY、ふぉ~ゆ~の代表作と言って良いくらいの素晴らしい作品だと思います。劇中のキャラクターとふぉ~ゆ~の歴史が重なって、説得力のある、ふぉ~ゆ~にしかできない舞台になってた。押し付けがましくなく「努力し続けることの大切さ」を伝えられるのはふぉ~ゆ~ならではだよ。

もっと大きな劇場でもっと多くの人に見てもらいたい。正直シアタークリエは今のふぉ~ゆ~に狭すぎる。もっともっと大きい会場で再演希望です!


千秋楽、そして名古屋公演まで怪我なく駆け抜けてください! Show must go on!




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