見出し画像

日本十進分類法でソロジャーナル

2023/12/13に投稿した元記事をうっかり削除してしまったため再掲です…
再掲ついでにゲームのルールを整理しました!ただじゃ起きねえぜ!


きっかけ

本好きだし図書館も好きだけど、最近では年齢のせいか集中力がなくなり(かなしみ…)全く読書しなくなってしまったさとるさん。
だが、ある日ソロジャーナルという遊びに出会いハマる。
遊んでいるうちにふと「日本十進分類法って1D100で振れるな…」と気が付いた。天才現る(※ただのゲーム脳である)

そんなわけで。
「TRPGみたいにダイスを振って出た目が示す日本十進分類のジャンルの本を読む」という遊びをやりたいと思います!
要するに「サイコロが選んだ本を読む」というだけですが、場合によっては1㍉も興味のない本を読まねばならないという😅

《ゲームの導入》

ではルールを説明します。
せっかくなのでジャーナリングRPGっぽい導入にしてみようかな(´∀`*)

あなたは学生です。
先生から「期日までにこの本を読んでレポートを提s」

……ウッ頭が…ッ……!!
なにか……嫌な…過去の記憶が…ッ……!!
……はぁ、はぁ……この設定はダメだ……なぜとは言わないがものすごいストレスだ……
もっとこう……気楽というか…逃げ道がある設定にしよ…(ダメ人間)

きみは本が大好きな小学四年生。
むずかしい言葉もたくさんおぼえたし、最近は、こども向けの本では物足りなくなってきた。
ワクワクしながら、きみはお父さんorお母さんの本棚をのぞいてみる。お父さんorお母さんも本が大好きなので、本棚には本がいっぱいある。
「ここにある本は、きみにはまだ早いと思うよ」って言われたけど、もう四年生なんだよ。おとなの本でも、少しくらいわかるかもしれないし!
きみは、お父さんorお母さんの本棚から、なんとなく気になった1冊を手に取ってみた。
それはどんな本かというと…

ヨッシャこれや!この設定でいこ!
これなら万が一興味がないジャンルの本にあたっても「むずかしすぎてよくわかんないや…」でスキップできる!(※ただしスキップするたびにステータス読書力がマイナスされるデバフあり)

日本十進分類ソロジャーナルとは

《基本設定》

これは、プレイヤーキャラクターの【読書力】という能力の値を100にするまでサイコロで選んだ本を読むという遊びです。
【読書力】は50からスタートします。一冊読むごとにジャーナル(記録)を書きます。ジャーナルを書いたらD10を振って、出た数値を読書力に足していきます。最終的に読書力が100を越えればゲームクリアです(なおジャーナルは何をどれだけ書いてもいいけど一冊の本で振れるダイスは1回のみ)
興味が無い本などは読むのをスキップすることもできますが、スキップすると読書力が-10されてしまいます。そして読書力の値が0以下になるとゲームオーバーです。

(↓ちなみに読書力の数値のイメージ)
 0以下:読書嫌い(読むという行為自体が嫌いなタイプ)
 0~10:本を読まない人(あまり活字を読まない生活習慣)
 10~30:一般人
 30~50:意識高い人(目的がありそれを達成するために本を読んでる)
 50~:本好き(本が好き❤積むのも好き💔)
 100~:読書家(もう字が書いてあれば何でもいいですバリムシャァ^q^)

キャラクターの名前や性格等の設定はご自由に決めて構いませんが、年齢は小学3〜4年生とします。
※低学年だと大人の本を読むという設定にやや違和感がありますし、高学年だと受験とか思春期とかそういう展開があって呑気に親の本棚漁ってる余裕ないんじゃね?と思うので(世知辛え…)

遊び方①100面ダイスを振り日本十進分類で該当するジャンルを選ぶ

持ってねえ!という方、大丈夫です。昨今は便利な無料アプリが色々あります👉RPG Simple Dice [app store] [Google Play]

ちなみに100均のパーティグッズ売場にTRPG用の多面体ダイスが稀に置いてあるので、そこで10面ダイスを入手してそれを2回振る(1回目は「十の位」で2回目は「一の位」とか)のもオススメ。
なお日本十進分類の表を以下に載せておきます。元データは国土社さんが配布してくださっているPDFの日本十進分類表ポスターです。

(スペシャル感謝しかない国土社さん🙏)

遊び方②著者名をダイスで選ぶ

以下は10面ダイスを2回振って著者名の頭字を選ぶ表ですが、①で使った100面ダイスでも考え方は一緒です。
(例えば「100」と出たら→ワ行(10)のア段(0)で「わ」)

(オレンジのマスは自分で自由に著者名を選択できるという設定)

遊び方③図書館へ行きダイスで選んだ本を借りてくる

実際に図書館へ行き本を借りてくるのですが、もし該当する本が無かったら「アカサタナハマヤラワ」の行が一致するものでもOKです。
それでも1冊も見つからなかった場合は自由選択可とします(もちろんリトライしてもOK)

遊び方④返却期限日までに本を読んで印象に残った部分を書き写す

一応ジャーナリングRPGなので、返却日までに何かジャーナル(記録)を残すのが基本の終了条件となります。
書き写す(デジタルデバイスを使用する場合はコピペでも一応可)のが条件なのは「正確に書き写すためにはその本文をきちんと読む必要がある」からです。一応「本(文章)を読む」のが目的の遊びですので📚
ちなみにどうでもいいけど書き写すことにした個人的な理由としてはウッカリ買い集めてしまった趣味の万年筆やらインクやらノートやらが大量にあり消費しなくてはならないためこういうルールにした次第であります(^q^)

本は、もちろん一冊全部読めたら良いのですが、中には全部は読めそうにないという私みたいな方もいると思います。そういう方はもちろん読めるとこだけでもOKにします(俺がルールだ!)

念のため読むページもD10で選ぶ表も作りました↓

(読む本の総ページ数が該当する部分を参照してください)

遊び方⑤ジャーナルを書いたらD10を振って出た数を読書力値に足す(スキップする場合は-10する)

ここで出した数値も記録しておきます。この数値が100を越えたらゲームクリアです!
なお0以下になったらゲームオーバー💀それと当然ですが何も書かないまま返却日を過ぎてもゲームオーバー💀


以上でルールの説明はおしまい。さっそくゲームスタートです!


日本十進分類ソロジャーナルプレイログ

第一回(前編)

というわけで、さとるさんがやって来たのは市立小諸図書館 [map]
ここは新しくてきれいで、蔵書も面白いのが意外とあったりして、けっこうお気に入りです。
ただ、本の配置が他の図書館とは若干違ってるので、慣れるまでちょっと戸惑います(^_^;)
でもセルフ貸出機は良いですね。本にICチップ?みたいなやつが付いてて、読み取りカウンターに借りる本を置いて、借りる冊数を入力するだけで一瞬で貸し出し処理が終わります。
せっかくなので、図書館についてからサイコロを振ることにしました。
こういう時アプリは便利です。リアルに図書館でサイコロなんか振れませんからねえ。
さてダイスを振りましょう。なにがでるかな?なにがでるかな?(懐)

ほぉ~ん、42…は、日本十進分類でいうと…

 42 物理

(無理)(絶望)(悲嘆)(悔恨)(無理)(絶望)(諦観)
いや初っぱなから無理やろ文系ぞ!?我文系ぞ!?どうでもいいけど初期刀は歌仙兼定ぞ!?
……いいえ、ダメよさとる。一度やると決めたからには、最後までやり遂げなくちゃ。最初のチャレンジなんだし、ここで逃げたら確実にこの企画自体がgdgdになるわよ……(ド正論)(つらい)
……気を取り直して、著者名のダイス振ろう…2D10…っと…

え~とこれは5と3ってことだから…さっきの表にあてはめて…「ぬ」で始まる名前ですね。
「ぬまた」とか「ぬかが」とか、無いわけじゃないと思うけど…どうかな~いるかな~…(本棚を数分探す)…いねえわ。
ならば致し方ない…「ぬ」を含む大枠の「ナ行」で探して……
ハイ!この本に決定です!!(ヤケクソ)

ハァ~(クソデカ溜息)読むのか…物理学の歴史…
いや歴史ならまだいくらか初心者でもとっかかりが…少しは…ある…といいなぁ…

つらい…物理…科学…もう少しこう何というか…手心というか…文系でも興味が湧くような科学的内容というか…そう例えばこういう…

あとこれも面白そうだからついでに借りてこ…

(脱線する気満々の選書であった)

はたして返却予定日の12/27までに、小学四年生のさとるちゃん(設定上)は1㍉も興味のない物理学の歴史の本を読破し、そこから何か教訓的なアレを得ることができるのか?

さとるさんの次回作にご期待ください!!(ヤケクソ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?