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よかった作品 ~碎の2,3月編~

今年はいい感じのペースでやるとはいいつつ、早い段階で一ヶ月分サボらないと毎月やらなきゃいけないという謎の義務感が生まれて無理して毎月やりそうだったので2月はやらずに2,3月でまとめることにしました。

2月も3月も正直ほとんど記憶がない


1:【YACA RAP REMIX】 ネオンライト feat. 星宮とと - TEMPLIME

星宮ととさんの楽曲「ネオンライト」のYACA IN DA HOUSE REMIX Ver
ネオンライト自体はよく聴いていたけどRAP REMIX Verは今まで知らなかった。

原曲が少し憂いを帯びた曲なのにこのREMIXだと一気に爽やかな雰囲気になってREMIXってすげ〜〜〜〜って思って毎日聴いてる。
ヤカさんのリリックと音選びが凄い気持ちいいし元々星宮ととさんだけだった歌声に男性ボーカル入ることで楽曲の中に起伏が生まれてさらに曲としての深みが生まれたような気がする。ピザにパイナップル入れたりスイカに塩振るのと同じ理論。

実績公開でよく思うけど個人名には さん を付けるのにグループ名だとなんとなく さん をつけづらいのは何故なのか誰か教えてください。
明透ちゃんは明透さんって言うけどAlbemuthはAlbemuthさんって言いづらい。

2:ありっちゃありスパーク・マシュ034

最近無限に聞いてるラジオ
オモコロコンテンツに生活が侵されている。

この回だけがよかったというかどの回も良い上でこの回の原宿さんの言語化能力がすごいなと思ったので34回を紹介。
厄除けに行ったという話から死生観についてソフト面とハード面の2方向からアプローチをかけていて、生活の中における些細な出来事から思考を巡らせる思考力、それを伝える言語化能力が高すぎてマジで何をしたらここまで賢い人間になれるんだろうという感じ。あと間違いを恐れず自分が考えていることはこうですよ、正解がどうかはわかりませんけどねという感じで自分の思考を断言できるのも地味になかなかできることじゃないのですごいなと思ってしまう。
noteを書いててわかるけどどうしても誰にも文句を言われないような八方美人の文章を書いてしまっている感じがするのでお手本にしたい。

3:詩道「TIDE LIVE -Acoustic 弍- 」

以前配信で行われていた詩道くんのLIVEシリーズ TIDE LIVEの現地Ver
ロゴを作ったし現地だし行くしかないなと思って行きました。

歌が上手いのは言わずもがなだけど一番印象に残ってるのはギターうますぎ!の印象が凄い。ギターが歌ってた。
あとは物理的にも精神的にも詩道くんとお客さんの距離感が近くてめちゃくちゃ幸せな空間のライブでした。ライブで豆って投げて良いんですね。最高。

普段は家でずっと作業をするし担当した案件もそこまで現地に関係するものがなく、MVとかネット上の公開で完結してしまうものが多いけどときたまあるこういう現地が絡む案件は実際に自分の作ったものとかを身につけてくれるお客さんを見ることができてやる気が出てくるのでなるべく行きたいな〜と思いました。

4:ろるあさん個展 「現 -(UN)reality-」

2月にあったイラストレーター ろるあさんの個展
なんかわからないけど気づいたら2日連続で行ってた。

米山さんの個展くらいからなんとなくイラストレーターさんの展示に「フィジカルでどう見せるか」の熱のようなものを感じていて、例に漏れずろるあさんの個展も絵をフラットな印刷物として見せるのではなく空間上に存在するフィジカルな物体としての見せ方を模索するような展示がたくさんありめちゃくちゃ面白かったです。
金継ぎとかマジックミラーの応用?のような自分でもギリわかる技術が使われていて、それも相まって楽しかった。教養のある人間が美術館に行った時の楽しさを少し体験できた気がする。

5:NIKE Air Ghost racer

3月に買ったスニーカー
NIKEとsize?というイギリスのショップとのコラボモデル

正式名称がNIKE AIR GHOST RACER "COPY PASTE"とある通り、ヒールパッチが三個になってたりスウォッシュが二個になってたり、テクスチャが入り混じってたりと名前に相応しいキメラ具合がめちゃくちゃ可愛い一足。
noteを書いていてわかったものとして花でいう帯化のような世の中にある不気味なものだったりバグ、ファジーな要素を自分は大事にしたいと思っていて、そういう視点でもこのスニーカーはかなり好みに刺さる一足でした。
日本だと流通量少ないらしく勿体無くてまだ履けていない。

6:moë 「No Disk」

Youtubeのおすすめでたまたま流れてきたMV

最近シティポップとかレトロとかの80~90年代の要素がリバイバルとして流行っているけどなんとな〜く表層のみなぞっているような空気を感じることがちょこちょこありもどかしさを感じていた時に出会って日本人特有のじめっとした空気感とかすこし霧がかったファジーな空気感がド好みだった作品。エモさを感じさせようとするいやらしさがないのに感じるエモさが一番だね

世の中知らない曲まだまだあるな〜と思う。

7:AIR MAX Dn

こういう感じの世界観が一生続く展示に行った

今年のAIR MAX DAYに発売されたAIR MAXの最新作。
95のときに階層的なグラデーションだったAIR MAXが段階的なグラデーションになっていたり、今までのAIR MAXシリーズからのサンプリング要素を感じたり、最近のNIKEにしては比較的優しめの価格設定だったり、上の写真のようなPOP UPイベントを開催していたりとかなり気合の入っているシリーズでスニーカー単体というよりもカルチャーとして面白い一足。DUNKとかJORDANとかの過去の名作をリメイクすることが多いNIKEの中で生まれた新しいモデルとしても純粋なルックが良いなと思うので少し買おうか揺れている。

展示に関しては新宿にある廃カラオケ?を一棟貸し切った地下一階から四階くらいまで使ったイベントでNIKEは本当に買わせたくなる見せ方がうまくてすげ〜という感じだった。あとお金の力をとても感じた。
ブランドでも個人でも関係なくいかに自分を良く見せるかって大事だなとこの展示だったり最近色々とやっていく中でひしひしと実感する。

8:最近のお仕事 1

2/29に行われたAwairoのライブ「LIVE GRAVITY」のライブロゴ

重力の名前を冠している通り、Awairoの浮遊感、宇宙感を感じることができるロゴがいいなということでスペースエイジをテーマに制作しつつ、無重力空間に上下ってないよなという考えからGRAVITYの中央の「AV」は反転しても「AV」に見えるような遊び心を加えたロゴになっています。

コンセプトの表現具合、ビジュアルとして自分がやりたいことを盛り込めたという意味でも個人的にはかなり気に入っているロゴだし、このロゴを作った頃につまらないと感じる仕事でもいかに自分がその中に面白さを見出すのが大事だなと気づいたのもあって結構作った時のことを覚えている大事なロゴ。
ちなみにこのロゴを作るのがつまらなかったわけでは断じてないです。

9:最近のお仕事 2

獅子志司さんがKAMITSUBAKI STUDIO所属ということで新アーティストロゴを担当。

個人的に気に入っているロゴではあるけれど、大衆ウケするロゴだとは思っていなかったので想像以上に好評をいただいて嬉しかったです。しまぐちニケさんの特徴的な最高イラストにうまいこと馴染んだロゴで大満足。
獅子志司さんは路地裏感だったり掴みどころのない煙のような印象、ダーティな印象で、雑多が似合う人だなと思っていたので読めると読めないの境界を綱渡りするような危なっかしさが表現できてよかった。「獅」の字の省略具合今見るとかなり攻めてるなと思う。

仕事だから当たり前ではあるけどあの有名な獅子志司さんが神椿に所属するのを周りの人間に一切言わなかった自分すごいなと発表されてから思う。仕事だから当たり前だけど。


そんなに記憶がない二ヶ月だけと流石に二ヶ月となると一気に書き上げることができたので二ヶ月に一回ペースなかなか良いかもしれない。
次回も何卒です

🦭🌊

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