癖の話

「おもしろきこともなき世を面白く
すみなしものは心なりけり」

この1句は昔から好きで割と自分の行動指針にしてるくらいなんですよね。
「おもしろきこともなき世を面白く」まではよく知られてると思うんですけど、意外と下の句って知られてないと思うんですよね。
めちゃくちゃ簡単に言うと「心の持ちようで世界って面白くもつまんなくもなるよ」ってことらしいんですが
この考え方って凄く的を得てると思うんです。

今年の四月に就職をして明らかに肉体的にも精神的にも疲れてきました。大学生までに比べて何にも熱が入らず新しいコンテンツを受け付けなくなってしまいました。ゲームや漫画、曲すらも。
果てしない好奇心と面白がる心が自分のオタクとしての取り柄だと思っていましたが完全にオタクとしての自分が死んでしまいましたね。
葬儀屋だから自分の葬儀でもするか!ガハハ!出棺の時はホルモンでも流すぜ!

絶対に転職してやるという強い意志を心に刻んで新しい事でも始める為にnoteを始めました。
この記事を書く前にポエムも書きましたが確実に深夜テンションで書いてるのがわかるので絶対公開はしません。でも楽しいものですね。夜の空気って人を詩人にすると思うんですよ(ろくろを回しながら)

散々タイトルと関係ない話をしましたが今日書こうと思ったのは癖の話
私は海がめちゃくちゃ苦手なんですよね。海洋恐怖症というやつだと思うんですが。
テレビで海の映像とかネットに落ちてる海の写真を見るだけでも結構鳥肌が立つくらいにはガッツリ恐怖症なんですけど、私の事を割と知ってる人なら「コイツその割には水族館好きじゃん」って思うでしょう。


わかる。それな?

そうなんです。海洋恐怖症の癖に水族館好きなんです。
しかも水族館なら大丈夫とかじゃなく、水族館でもしっかり足が竦むほど怖いです。でも好きなんです。
1人で大水槽のイワシを眺めて1時間くらい経つ程には好きなんです。
足は竦むし、変な汗は出るし、広い海に自分が1人で沈むのを想像すると怖くて堪らないのに好きなんです。

そこで気づいたんです。それが味わいたくて行ってる節があるなと。
ホラーが苦手で買ったホラゲチャプター1すら進められないのにホラー見るのも、膝が笑ってる中飛んだバンジーも、それに通ずるものがあるなと思いました。

私には多分そういった安全圏から見る死の体験が好きな節があるんだと思います。これは私の持つ果てしない好奇心がそうさせるのでしょう。癖だと自覚した今水族館に行ったら興奮するんですかね?今度行ってみるか……

サイコブレイク、改めてやってみようかな……

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